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聖属性魔法と黒き翼  作者: 不(?)定期さん
3章 主人公の決意、仲間の気持ち
40/62

3-8/35 神の試練・死神 by主人公

やっと定時に間に合ったァァァ!

模試あったけど、頑張ったよぉぉぉ!

(それ以前に書いておけばいい話。はい、学習していません)



魔剣を回収し、ほかの問題点を探るも何も反応がない。

ちょうど、魔王軍の側も魔剣を回収でき、ここから挽回といったところだ。

特に意味はないが屋敷のような自分の家に、誰にも気づかれることなく入り、屋根の上に座る。


「俺は、もうここには戻ってこないかもしれないな…。いや、正確には帰ってはこれるが、受け入れられるかどうか、だな。誰にも知られずに死んでいくほど寂しいことはないが、誰にも知られずに生きていくことほどつらいことはないのではないだろうか…」


俺は死神様の眷属から、神の戦士になる。

誰でもなれるわけがなく、相応の試験がある。

しかし、神の戦士になるということは神に近づくということ、それは、この世界に俺という存在を消し新たに存在を作るという過程を経る。

その為、これまでしてきたことは別の人がやったという操作が行われ、俺と関わってきた者たちも俺が関わっている記憶はすべて書き換えられる。

結果、誰にも知られない状況になるわけだ。


戦士になってからであった人物であれば、その状態の俺で記憶する。

また、今までに関わった者たちが俺にあったときも同様に別人として記憶する。

まあ、認識阻害と同じようなものか。


「ゼロ、何事も絶対はないよ」

「…死神様、早かったですね。もう少し待ってみょかったんですが」


いつからいたのか、どうやって来たのか、それは全く分からない。

それこそ、神にでもならない限り。

でも、この移動の仕方はいつも通りなので別に驚くことじゃない。

それに、来るとは分かっていたしな。


「だから、もっとあの子たちを信じてあげたらどうかな?ゼロが思っている通り、今までの歴史の中で神に近づき忘れられた者たちの中で、誰一人として思い出したものはいない。でも、もしかしたら…ってことがあるかもね」

「……俺も、そう思いたいですが、最悪の事態、確率の高い事柄について考えるべきだと思います。この世界のどこかにある【始まりの瞳】を手に入れることと同レベルで難しいと思うんですが…?」


俺はあの三人を誰よりも信じていたいと思う。

誰よりも知っていたいと思う。

でも、信じただけでは変えられないことなんてざらにある。

願って叶うのならば、全世界の誰もが願うことだろう。


俺はそこに希望を持ちたくない。

いいや、俺が希望をもってそれがかなわなかったとき、それは絶望に変わる。

それを嫌っているのだ。

その絶望によって少なくとも動揺してしまい、失敗したくないから…。

失敗することができないから…、俺は常に最悪の事態を想定し、どんなことにも失敗することなく、行動するしかないのだ。


「まあ、それがゼロだよね。これからも変わらないだろうね…」

「はい、この考え方を変えるつもりはありません」

「…。じゃあ、行こうか。神の試練へ」

「時間をかけませんから、安心してください」


目の前に二メートルほどのブラックホールのようなものが現れる。

これが神の試練への扉。

神にしか開くことができず、神に認められたものでしか試練を受けることができない。

そこに、命の保証はない。

試練を乗り越え、さらなる高みへ上るか、そこで生き途絶えるか、試練の一員として不死身の守護者になるか…、すべては本人次第。


そこは、闇。

この空間がどこまで続いているのか、すぐそこで終わるのか、それすらもわからないほど真っ暗だ。

見えるのは、五メートル先まで。


「ゼロ、ここが神の試練・死神の間だよ。僕がゼロに与える試練はただ一つ、死ぬまで戦い続けること。どうだい?簡単だろう?」

「よく言いますね。まあ、分かりやすいことこの上ないですが…」

「それじゃあ始めよう。無限沸きする魔物たちを、それよりも早く、長く、僕の魔力が尽きるまで続くよ。回復はしないから、僕が神であっても限度はあるからね。頑張ってね」


そう言い残すと、影の中に消えていった。

おそらく上から見ているのだろうが、残念ながらそこまで行く前に【空間把握】が遮断されいて、分からない。

この五メートルの範囲ですべて対処しろということだろう。


…俺が永遠に戦い続けるために使えるのは、【眷属】を考えて、一分間に3000の魔力まで、体力は十分持つだろう。

3000というと通常魔法10発は打てるが、身体強化、神刀に魔力を通すことを考えると、実質500までしか使わないほうがいいだろう。

これでも消費のほうが若干多いか。

極力、神刀で行こうか。


一分後、魔物が現れ始める。

その数は毎秒五体ほど。

強さによってばらつきがありそうだが、常に増え続ける。


「…これは、なかなか早いな……」


すると、10秒ほどたつと魔物が増えなくなった。

まだ攻撃をしてきそうではないが、見えないところまで魔物で埋まっているのが把握できる。


≪神の試練・死神、開始≫


そう、告げられる。


その声を聴いた魔物たちが一斉に動き出す。

そこら辺の魔物ではなく、すべて死神様の魔力で造られた魔物たち。

その強さはベテラン冒険者パーティーであっても歯が立たない。

リース達三人であれば、十体ほど相手できるだろうが、同時に来られると危ないかもしれない、そんなレベルの魔物たちだ。


そして、ここに死神の魔物を人族最強の勇者が狩るという光景が生まれることになる…。





皆さん、感想暮れてもいいんですよ?

こうしてほしいとかあったら言ってください、ラストが変わらない程度ならいくらでもいじりますんで…!

逆に言うと、ラストまでの筋はあるけど、いくらでも変えられるとこまでしか考えてないってことです…。

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