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ブルーストーム  作者: Fawole Oluwaseyi


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暖かい朝、隠された傷跡

葵とライトは静かな道を並んで歩いていた。ジュンは尻尾を激しく振りながら、二人の前を嬉しそうに小走りで進んでいく。朝の柔らかな暖かさが空気を穏やかにしていた――サヨナキでのいつもの日々と比べると、あまりにも穏やかすぎるくらいだった。


ライトは時折、葵に視線を向けた。彼女のリラックスした様子に気づいた。肩の緊張もなく、瞳に嵐の気配もない――ただ静かに集中し、かすかな安らぎが感じられた。


ああ、まずい…まずい。頭の中が混乱した。本当に彼女の家に行くのか?!二人きりで――!いや、待て、ジュンもいる。そうだ。でも、それでも――!


ライトは目をぎゅっと閉じ、頭に浮かぶ様々な考えと戦った。一体どうしたんだ?!しっかりしろ!


「大丈夫?」葵の声が、彼の混乱した思考を遮った。


ライトは少しびくっとし、拳で口を覆って咳払いをした。「あ、ああ。大丈夫だ。本当に。」


葵は彼を横目で見た――納得していない様子だったが、それ以上は何も言わなかった。


「そう言うなら。」


その後、二人は静かな沈黙に包まれた。朝の静寂の中、足音とジュンのリードの鈴の音がかすかに響くだけだった。


「…毎週週末にジョギングしてるの?」沈黙を破って彼が尋ねた。


「別に」葵は前を見つめながら答えた。「でも、最近いろいろあって…少し息抜きになるようなことを始めた方がいいかなと思って。」


ライトはゆっくりと頷いた。「なるほど。」


角を曲がると、自動販売機が並ぶ一角と、店先を掃いている数人の地元の人たちが目に入った。ジュンは時折立ち止まって何かを嗅ぎ、また駆け出した。


「それで…」ライトが口を開いた。「君の家は…」


「うん」アオイは頷いた。「静かな場所を選んだのは、その方が安全だと感じたから。」


ライトは瞬きをした。「…安全?」


アオイはライトの目を見ずに、小さく肩をすくめた。「昔からの癖なの。ソキョシに来たばかりの頃は、誰を信じていいのか、どこでトラブルに巻き込まれるのかも分からなかったから。」


ライトの表情が和らいだ。「…あの頃は一人だったんだね。」


「ええ。」彼女はかすかに微笑んだ。「でも、もう違うわ。」


ライトは慌てて視線を逸らし、耳が赤くなった。


ジュンは一度吠え、興奮して小さな円を描いて走り回った。


アオイはくすくす笑った。「カレーを3杯食べた後のヒカルより元気いっぱいね。」 「あれは…恐ろしい」とライトは呟いた。


二人は最後の通りを渡り、葵のアパートに近づいた。建物は質素で控えめ――特に目立ったところはない――だったが、清潔で温かみのある雰囲気だった。玄関先には鉢植えの植物が置かれており、数週間前には間違いなくなかったものだった。


「えっ?」ライトは眉をひそめ、新しいものに気づいた。「ここで何があったんだ?」


アオイは鍵を開けてドアを押し開けた。


「どうぞ」


ライトは中へ足を踏み入れ、その光景を目に焼き付けた。部屋は以前と変わらず、きちんと整理された棚、小さなラグ、柔らかな光を通すカーテン。壁際には小さなテレビが置かれ、リビングの中央には小さな茶碗が置かれている。まるで誰かが愛情を込めて暮らしているような、ささやかなものばかりだった。


「ようこそ、私の…ささやかな住まいへ」


「うわあ」と彼は呟いた。「…ずいぶん違うな」


「いい感じに変わってるよね?」


「うん」ライトは頷いた。「…君らしい感じがする」


アオイは不意を突かれて瞬きをした。「あ、あ。ありがとう」


ジュンはすぐに部屋を探検し始め、隅々まで熱心に匂いを嗅ぎ回った。



「先週、綾音とみんなが立ち寄ってくれたの」葵は小さくため息をつきながら言った。「手伝いたいって言って…もっと居心地の良い空間にしたいって」


葵の頭の中にはその時の光景が蘇った。綾音と芽衣、さやか、静香がそれぞれ部屋に入ってきて、それぞれが部屋のために何かを持っていた。


「家にテレビが余ってたから、使っていいかなと思って」綾音は、自分よりも大きいテレビの重さに苦労しながらも、にっこり笑った。


「この茶碗テーブル、食事にぴったり!」さやかはまるで重さを感じないかのように持ち上げながら言った。


「植木鉢を持ってきたの。緑があると心が落ち着くでしょ?」芽衣は穏やかな笑顔で付け加えた。


「カーテンとラグも見つけたわ」静香はつぶやいた。


葵は、彼女たちがまるで部屋を模様替えするかのように部屋を片付けていくのを、ただ呆然と見守っていた自分の姿を思い出した。


「それは…まさに彼らがやりそうなことだ」とライトは小さくニヤリとしながら言った。


葵はかすかに視線を上げた。「あなたにもこの場所を見てほしかったの。普段なら美鶴たちも誘うんだけど…でも、先にあなたに見てもらいたかったの。それに…話もしたいし。だって、もう友達なんだから、当然でしょ?」


ライトは「友達」という言葉に少し目を見開いて固まった。視線をそらしながら、口元に静かな笑みを浮かべた。


「お水いる?お茶は?」葵は小さなキッチンに向かいながら尋ねた。


「水でいいよ」ライトはまだ辺りを見回しながら答えた。


葵がグラスに水を注ぐと、肩越しにこちらを見た。


「あのね…正直言うと、今日誰かに会うとは思ってなかったの」


「ジュンのこと、本当にごめんね」ライトは犬の頭を撫でながら言った。


葵は微笑んだ。「実は、会えてよかったわ」


ライトは固まった。目を見開き、頬を赤らめた。


葵は彼女の表情を読み取る前に顔を背けた。「最近、いろいろ考えてたんだ。…いろいろって。そしたら、君に会ったおかげで、頭の中がぐるぐる回り続けるのが止まったんだ。」


ライトはごくりと唾を飲み込んだ。


「えっと…よかった。」


ジュンは同意するように吠え、葵の膝に飛び乗って構ってもらおうとした。


葵は優しく笑い、ジュンを撫でた。「可愛いわね。」


「あ、うん…本当にあなたのことが好きなんだ。」


葵は少し後ろにもたれかかり、ライトに小さく微笑みかけた。「あなたの犬が私を気に入ってくれたなら、いい知らせよね?」


ライトは胸がキュンとなるのを必死でこらえた。「あ、うん…いい知らせだね…」


葵はグラスをライトの前に置き、腰を下ろした。


「それでね」と、テーブルに腕を組んで言った。「ちょっと一緒にいてもいい?」


ライトは頷き、葵の向かい側の席に腰を下ろした。


「うん…いいよ。」


ジュンは二人の間に丸くなり、尻尾を床にトントンと叩いた。


葵は彼がゆっくりと一口飲むのを見守り、視線を自分のグラスに移した。グラスの表面には、彼女の姿がかすかに波紋のように浮かび上がっていた。


「今日、朝ジョギングに行った理由、知りたい?」


ライトは飲むのを途中で止め、不思議そうに頷きながらカップを置いた。


葵は小さく、か細い笑みを浮かべた。「ここに引っ越してきてから…よく眠れていないの。実は長い間、不眠症だったのよ。」


ライトは目を丸くした。「君…不眠症だったの?」


「うん。宗吉と出会う前からね。」彼女の声は柔らかくなった。「継母と義姉に散々ひどい目に遭わされて…周りの人たちが私について言っていたこと…普通の生活なんて、私には到底無理だった。ゆっくり眠ることもできなかった。」


ライトはグラスをそっと置き、隣にいるジュンの耳は垂れ下がっていた。


「でも、みんなに心を開いてから…」アオイは視線を上げた。「…今は心が軽くなった。私も…そう、普通になりたい。」


「君は普通だよ」ライトは静かに言った。「ただ、周りの人が君を普通として扱わなかっただけだ。君はあれだけのことを乗り越えて、今もこうして立っている。それは…本当に素晴らしい。」


アオイは驚きながらも、感動して瞬きをした。ライトはたちまち顔を赤らめた。


「お、おい!誤解しないでくれ!」彼は慌てて言った。「そんなつもりじゃ…さっき言った通りだよ。君には可能性があった。今もある。」



彼女の口元に笑みが浮かんだ。「わあ。シャドウボーイ、あなたにそんな優しい一面があったなんて思わなかったわ。感心したわ。」


ライトは顔をしかめた。「言ったことを後悔させるなよ、青髪。」


葵はグラスを両手で包み込み、小さく笑った。


「それから、桜庭…」ライトは呟いた。


「ん?」


「教えてくれて…ありがとう。簡単じゃなかっただろうね。」


葵の表情が和らいだ。「そうだった…でも、声に出して言うと少し楽になる。もっと集中したい。もっと良い生き方をしたい。」


「ああ。」彼は頷いた。


葵は彼のニヤリとした笑みを真似て、グラスを上げて飲んだ。ライトの視線は彼女の小さなアパートの中をさまよい、クローゼットの奥から覗く古いギターに止まった。初めて訪れた時に目にしたのと同じギターだ。使い込まれた木目、色褪せたストラップ…何かが彼の心を捉えた。


あのギター…彼は唇をきつく引き締めながら考えた。彼女はギターを弾くのだろうか?それとも、母親か姉の形見だろうか…彼は口を開きかけたが、すぐに閉じた。


葵は首を傾げた。「何か聞こうとしてたでしょ?」


彼は慌てて視線を逸らした。「いや、何でもない。」


「本当に?男の人にしては考えすぎよ。」


ライトは固まり、それから飛び上がって耳まで真っ赤になった。


「ぼ、僕は考えすぎなんかじゃない!母はただ…もういい!」


葵は頬に手を当てて、面白そうに言った。「そう言うなら。でも、早くおじいちゃんにならないでね。」


「もう我慢できない!行くぞ!ジュン、行くぞ!」


ジュンは吠えながら飛び上がった。ライトはリードを掴み、ドアに向かって突進した。


「調子に乗るなよ、青髪!」振り返りもせずに叫んだ。「明日は必ず学校に来いよ!」


アオイは優しく微笑んだ。「わかった。」


ライトはぶつぶつ文句を言いながらドアをバタンと閉めた。彼がいなくなると、アオイは背もたれにもたれかかり、穏やかな笑みを浮かべた。


「不思議ね…数週間前は、お互い嫌いだったのに。なのに今は…友達だなんて。」


ライトは顔を真っ赤にしたまま、重い足取りで通りを歩いていた。


「一体何だったんだ?!」彼は髪をかき上げた。「なんでこんな反応をしてるんだ?あの青髪野郎…!」


ジュンは尻尾を振りながら彼の膝に軽く寄り添い、彼の横を小走りでついてきた。


ライトは苦笑いを浮かべ、犬の頭を撫でた。「本当にあいつが好きなんだな?」


ジュンは嬉しそうに吠えた。


ライトの頭の中には、アオイの優しく、安堵した笑顔が何度も蘇った。


「…彼女、良くなってきてる。それに、犬も好きなみたいだ。」彼はまだ頬が妙に熱いのを感じながら、両手をポケットに突っ込んだ。


「まあいいか。大丈夫だ。」彼はジュンを連れて家路についた。


……………


翌日、アオイは片方の肩にバッグを担ぎ、朝のそよ風が髪を優しく撫でる中、一人で学校へ向かった。通り過ぎる露店商や町の人々は、彼女に手を振った。彼女は丁寧に手を振り返した。


一人で歩くのも悪くないな…と彼女は思った。別にみんなと歩くのが嫌なわけじゃない。ただ…静かなだけ。


彼女の思考は、綾音の明るいエネルギー、陸也の落ち着き、美鶴のおしゃべり、芽衣の安心感、そしてライトの辛辣な言葉へと移った。彼女はかすかに微笑んだ。


「まだ慣れないけど…いい感じ」と彼女は呟いた。


「おはようございます!」明るい声が彼女の思考を遮った。


肉まんの屋台の店主が彼女に温かく手を振った。


「おはようございます」と葵は答え、一歩近づいた。


「いかがですか?焼きたてですよ」


葵の目が輝いた。「はい、お願いします。10個」


店主はくすっと笑いながら、丁寧に肉まんを包んだ。「ずいぶんお腹が空いているみたいね」


葵は顔を赤らめた。「あ、あの、全部私の用じゃないんです。友達にもあげるんです。」


「あら?」店員の笑顔がさらに深まった。「素敵ですね。とても大切にされているようですね。」


葵は視線を落とし、頬はさらに熱くなった。


「どうぞ。」店員は袋を手渡した。


「ありがとうございます。」葵は財布に手を伸ばしたが、女性は優しく首を横に振った。


「いえ、結構です。おごりです。」


葵は瞬きをした。「え?でも…」


「ナイチンゲールの皆さんは、この町のために本当にたくさんのことをしてくださっています。どうか私たちにも恩返しをさせてください。」


葵は少し躊躇したが、一歩近づき、バッグを受け取る際に女性の手にそっと触れた。


「それから…お願いがあるのですが。」と、葵は静かに言った。


店主は瞬きをした。「何でしょうか?」


葵は目を上げた。「あなたや町の人たちは、私たちの善行にいつも感謝の気持ちを表してくれるのは知っています…」彼女は女性の手を優しく握りしめた。「…でも、今日だけは…私を他の人と同じように扱っていただけませんか?ナイチンゲールとしてではなく、ただ…通りすがりの普通の女の子として。」


葵がさらに問い詰めると、女性は少し目を見開いた。「今回だけ。」


店主の表情が和らぎ、彼女は頷いた。 「もちろん。」


葵は感謝の気持ちを込めて微笑みながらお金を差し出した。「ありがとうございます。」


「またいつでもどうぞ~」と女性は満面の笑みを浮かべた。


「ええと、では…」葵の言葉は途中で途切れた。何かが彼女の横を猛スピードで通り過ぎたのだ。突風が彼女の頬をかすめた。


彼女は瞬きをした。そして息を呑んだ。少年がよろめきながら走り去った。深い黒い目が腫れ上がり、唇から血が流れ落ちていた。


「ル、ルーカス?!」葵は驚愕して振り返った。動く間もなく、肩に強い衝撃が走った。


「どけ!」チンピラが怒鳴り、彼女を突き飛ばした。彼女の買い物袋が落ち、肉まんが舗道に飛び散った。さらに近づいてきたチンピラたちがそれを踏みつけながら走り去っていった。


露店の店主は悲鳴を上げた。葵は潰れた肉まんを見つめた。彼女の表情は無表情になった。まったく、何も考えられない。


彼女の目の前で、ルーカスは3人のチンピラに同時に斬りかかった。その動きは巧みだったが、どこか震えていた。かろうじて踏みとどまったものの、次の攻撃を受けて後退させられた。


「一体何が…」背後から誰かが囁いた。


葵は頭を下げ、顔に影が落ちた。こめかみがピクッと動いた。そして――パキッ、パキッ――拳を曲げた。


彼女の唇がゆっくりと、危険な笑みを浮かべた。「あのパン代は私が払ったのよ…」


彼女は弾丸のように飛び出した。


「あんたたち、バカ!」


彼女の拳は二人のチンピラに同時に命中し、コンクリートの上を滑らせた。ルーカスは拳を振り下ろした途中で動きを止めた。


「あ、葵?!何をするんだ――」


「マジで?」彼女は言い放ち、別のチンピラを強烈に蹴り飛ばした。「私の横を通り過ぎた時、私が見えなかったの?!」


彼女は低く身をかがめ、ブレイクダンスのような華麗な回転で三人の男をなぎ倒した。


残りのチンピラたちは恐怖に顔を歪めて彼女を見つめた。


「もういい!逃げろ!」そして彼らは散り散りになった。


葵は息を吐き、手を払い落としてからルーカスの方を向いた。


「もう…ひどい状態ね」と呟きながら、すでにバッグの中を探り始めていた。


ルーカスは弱々しく笑った。「大丈夫だよ、本当に…ただ…」


「ううん、ダメ」彼女は彼の袖を引っ張って座らせた。「座って」


彼は従った。彼女は彼の唇の血を拭き取り、腫れを軽く押さえ、最後に残った絆創膏を彼の頬に押し当てた。


ルーカスは目を伏せた。「…ありがとう」


彼女は一歩後ずさり、ルーカスを最後にもう一度見つめた。「わかったわ…でも、あの人たちは誰だったの?どうしてあんな犯罪者みたいにあなたを追いかけていたの?」


彼は何も答えず、視線は地面に釘付けのままだった。


葵は眉をひそめた。「…ルーカス。彼らにこんなことをされたんでしょう?もしかして、ストーカーでもされているの?」


彼は突然、慌てて姿勢を正した。「い、いや!違う…そんなんじゃないんだ。」


彼は少し顔を背け、表情は小さく、警戒心を帯びた。


葵はすぐにそれに気づき、彼の方へ一歩近づいた。「もし何か…」


「何でもない。」ルーカスは言葉を遮った。声は硬かったが、どこか震えていた。


彼は無理やり笑顔を作ったが、目は笑っていなかった。「あの…今日は学校に行けないかもしれない。もし刹那か拓斗に会ったら、伝えてくれ。」


葵は驚き、瞬きをした。 「え?」


「本当にありがとう。いろいろと。」


彼は弱々しく手を軽く振ると、彼女が何か言う前に人混みに紛れて姿を消した。


葵はそこに立ち尽くし、不満げなうなり声を漏らした。何かがおかしい。そう感じた。


「あら、大丈夫ですか?」店員が慌てて彼女のそばに駆け寄った。


葵は彼女の方を向き、無理に微笑んだ。「ええ、大丈夫です。」


店員は潰れた肉まんを悲しそうに見つめた。「ああ…かわいそうな肉まん。」


葵はため息をついた。「大丈夫です、本当に。」


「いいえ、いいえ、全然。」店員は首を振り、カウンターの下に手を伸ばした。「お友達と分け合いたかったんでしょう?どうぞ、これ。」


彼女は新しくきれいに詰められた袋を差し出した。


葵は目を見開いた。 「えっ、いえ、そんなわけ…」


「一度お支払いをお願いしたでしょう?覚えてる?」女性はニヤリと笑って言った。「これはお詫びよ。おまけも少し入れておいたわ。」


葵は頬を伝う汗を感じながら、しぶしぶ袋を受け取った。「あ、ありがとうございます…」


「良い一日を!」女性は手を振った。


葵は軽く手を振り返し、立ち去った。


あぁ…最悪。無料のお菓子。さっきのバカどものせいで…考えるだけで目がピクピクと痙攣した。





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