筋トレタイム
休日二日目幸也は朝起きて窓を開け日光を浴びる。
そして自分の腕に紐を巻き一周した当たりを剣で斬る。
(今日もいい天気だ、よし筋トレしよう)
幸也は堅い床にうつ伏せになり腕立て伏せから始める。
(一、二、三、久しぶりだからかなりキツイな。別にこの世界にステータスがあるからと言ってレベルアップ以外じゃ強くなれないわけじゃないからな、俺は昨日剛力さんに会うまで気づけなかったけどな。それに一つ実験してみたかったことがあるし今日はずっと筋トレだな)
幸也は腕立てを十回、二十回、五十回、百回、二百回、五百回、千回とやり続けた。
「はぁーーー、疲れてないけど疲れた。やっぱり腕立ては何回でも出来るようになってるか、レベルが上がったからか、俺の能力か、十中八九俺の能力だけどな」
「問題はここからだ、俺の筋肉は成長しているのか?もし成長しているのなら俺はこの世界で最強になれる」
冒険者ライセンスを見るがどこも変わらない。
「次だ次」
最初に斬っておいた紐を腕に巻いた、がピッタリ一周しくっつく。
「まだだ次は腹筋だ」
そして幸也は腹筋千回、背筋千回、スクワッド千回、懸垂千回、ランニング(全力疾走)町一周(四百二十一・九五キロ)を全てを一日でこなす、がステータスに変わりはなく筋肉も肥大せず全て無駄に終わった。
「そうだよな、現実そんな甘くはないよな」
ベッドの上に倒れ込む。
(よく考えてみれば筋肉って壊して再生して成長するんだから、壊れる前に再生してたら意味ないじゃん)
気を落とし寝返るそしてある事実に気付いてしまう。
「あ、あ、あ、俺これ以上筋肉つかないってことじゃん。一生ちょっぴり筋肉がついた体系ってこと!!」
「マッチョ大好きな獣人がいたら俺はどうすればいいんだよ、何もできじゃないかよ」
剛力に気がありそうなアレクシアを思い出す。
「何なんだよ俺の能力、傷もつけられないマッチョにもなれない獣人と相性最悪のクソごみあほ能力じゃねぇかよ」




