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#45

何でこうなった。その言葉に尽きる。

目の前には、神事を行っている人々。神楽を舞ったりしている。と言うか私のように何が何だかと言う顔で参加している人がいるんだが…

朝起きたら知らない部屋に居た。ビックリしていると雪さんが部屋に入ってきたので、大丈夫だろう。と案内された場所でご飯を食べて今に至る。

やっと終わってマイクを持って出てきた人が居る。

「お疲れさまです」と始まった説明。まとめると、神事というか神を動かせる技術等を行える人は、この神事を受けないと行けないらしい。そうゆう技術や能力を使って仕事をする人にとっては卒業式みたいなものらしい。だから感極まっている人もいたんだ。納得していると他の保護者的な人たちが入ってきた。その中に雪さん居た。私を見つけて直ぐ様駆けつけて来た。さっきまで一緒に居ただろう人が驚いているよ。「大丈夫でした?」と言われた。何が起こるかわからないから一応警戒していたが、神事を行っていたから興味津々で見ていたけど?と言うと安心したようだ。神楽って好きなんだよね。面白いじゃん。近所の神社の神楽は弓を使うんだよ。迫力満点で面白い。ところ変われば品変わる。だからどんなのかな?と興味がある。巫女さんが鈴を鳴らすだけとかあるけど…

「誰それ」と雪さんの後ろで聞いている人が聞いている。友達かな?「誰って」と後ろを振り返っているけど、手は離さないのね。まあ、新しい出会いは良いのね。友達なら特に。「こんにちは。私、春って言います。雪さんの知り合いっす」ペコんと頭を下げて立ち上がる。戻るかと歩き出すと当たり前に手を握り前を歩いてくれている雪さん。周りがざわめ居ているんだけど何故?「説明」と要求すると「後で」と言われた。朝に起きた部屋につれてきて貰った。後ろに付いてきたのも居るけど。敷いていた布団に入れられて「休んで下さい」と言われたが、説明と更に言うとわかっています。と枕元に座ってくれた。

「私の実家は神社というのは?」聞いてきたので頷く。

「一応。有名な家らしいんですよ。私はそんなに能力は強く無いんですが」と言っているが供物なしで、氏神を引きずり出せるならすごいと思うが…

っか、後ろ?で、なわけ無いだろ。とか聞こえてますが。まあ、話が進まなさそうなので、無視。

「ですから、能力の強い妹と能力は難有りだけど、対人能力は有能な私。どちらが良い?みたいな話になったので、辞退しました」良いですか?と目線で聞いてきたのて頷く。

「なので、この世界には、知り合いが多いです。昔の私は、人を寄せ付けない感が合ったので…」成る程。私のような新人を引いて歩く。何て想像出来ないと。理解しました。

「雪さん。すーちゃん」はい。どうしました?と嬉しそうに聞いてくる。眠い〜と伝える。わかりました。と寝やすい様に部屋を出ていってくれる。起きたら鳴らしてください。と鈴を渡された。

ずーと(3時間くらい?)座っていたので疲れていたのだろう。直ぐに寝てしまった。


起きたので約束した鈴を鳴らすと直ぐに雪さんが来た。何処で待機していたんだよ。

「お早うございます。体調は?」聞かれたので大丈夫。と言ったらじゃ。温泉行きましょ。と言いながら着替えなど用意する。

「ねえ、皆は知ってるんだよね?」一応聞くとギクリと動きが止まる。あれ?

「知らないの?」ため息を付いて手を出すと携帯を持たせてくれる。一番に連絡するのは…と考えて先ずは一条さんに連絡をする。

「はい!!」勢い良く出る一条さん。今、雪さんと温泉〜。心配掛けて御免ね。軽く言うが「雪を出してください」と懇願される。お説教は程ほどに。注意して渡す携帯をビビりながら受け取っている。じゃ。頑張ってと励ましながら雪さんの携帯を使って多分近くに居るであろう葛城さんに連絡する

「今どこ?」

「ホテル玄関だ」当たり前の様に会話していますが、これ普通じゃ無い筈だけど…ま、良いか。後ろでは、スミマセン。必ず。などと謝りが聞こえてます。雪さんの友達?見たいな男の人が、入口付近で驚いてます。接触禁止令出てないから声をかけて良いよね?

「お早うございます。あなたは?」その声にハッと正気?に戻ったようで

「出雲と言う」と返してくれました。出雲さんか。

「知鶴姉の何ですか?」と言われましたが、知鶴って?あれ?雪さんのしたの名前か。

「う〜ん。知り合い?うちの近くの工房で働いてるんだよね」工房?と言う顔をしている「雪さんの会社の工房。雪さん。4人チームでバックとか小物作ってるんですよ。私は、手袋とかシュシュとか作ってるんで」説明する。

「知鶴姉がチームで小物作り?しかも、それが仕事って。理解できねぇ」と困惑気味である。布団から出て私物が入ったバックをクローゼットから出して見せる。

「これも作品。いい出来でしょ?バックについてる花は私が作ったんだよ」現物を見せて納得させることにしたが「マジで?」と言いつつ雪さんの変化に着いていけないようだった。

そんなことをしていると襖が開いた。入ってきたのはラフな格好の葛城さんと往診バックを持った要田さん。

「大丈夫か?」と2人に聞かれたので頷いていて「雪さんが居るから大丈夫だよ?」と言うとそうか。と脇に手を入れられ立たされた。「さて、帰るぞ」そう言いながら抱き上げてバックを持った葛城さんに気づいて雪さんが慌てる。

「まだ、説明会と顔合わせが!!」と葛城さんを行かせないようにすがり付いてる。

「と。いってるが、わかる?」要田さんに聞かれたので知らない。と答えながら葛城さんを叩いて意識を私の方に向けさせる「歩けるし。雪さんと温泉の約束してるの」降ろせ。そう意思表示すると仕方がない。と言う風に下ろしてくれるが、片手は腰に回されていて動けない状態になってる。何で?と見上げると首を横に降って警戒体制を解いていないようす。

「雪。きちんと説明しろ。じゃないと春には近づかせないぞ」威嚇しつつ雪さんを押し退けている。クルんと腕のなかで向きを変えて雪さんの方を見る。

ため息と共に座り込み避難していた八雲さんを側に呼んだ。

「説明しますから座ってください」その言葉に従い入口付近に座る葛城さん・要田さん。私は葛城さんの胡座の上に座らされた。

「先ずは、今回の件ですが、黙って連れてきスミマセン」そう言い頭を下げる雪さん。

「ですが、いきなり国からの出頭命令と1週間の拘束命令が春に下ったら暴走せずにいられましたか?」うん。無理だろうね。

「無理でしょうね。私も事情がわからなければ無理です」と苦笑している。

「なら」と要田さんが呟く

「何故?ですか。対象者や周りの人間に話を通しては実力が解らないと。ですね。実力以上に評価されたいと言うところも有りますから」困った人たちです。と言いながら説明をしてくれる。

「では、なにか?俺らが暴れたら」

「春は、国の施設に軟禁。私たちは良いように使われる。と言った感じですかね?後は顔合わせだけなので、家族・友人を呼んでも問題有りませんし。私のごり押しで、春は待遇が少し良いようになっていますので」

「ね?大丈夫でしょ。一人だったらパニックだったからね」と葛城さんに言うと。仕方がないな。と言った感じで携帯を取り出し、説明をみんなに送信している。

「今回は仕方がないが、次は少しでも説明をしてくれ」と疲れた感じで言っている要田さん。わかってますよ。本当に緊急だったんですよ!!と少し泣きが入っている雪さん。


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