#44
朝起きると一緒に寝ていた一条さんが誰かと連絡をとっていたので、そのままにして身支度を整える。携帯を見ると遠矢君から謝りメールが入っていたため気にしないで、頑張って〜とついでに今日帰るからと返信をしておく。別に遠矢君が悪いと言うわけではないと思うが、原因の一端ではある。キレたのも周りの大人がムカついたからだし。まぁホラね。元々ガキ臭い性格だったからさ。仕方ないよね〜と思ってしまう。
さて、ご飯何時だっけ?とテーブルの上に置いてある時間を確認するためベッド横を通り過ぎようとしたら「春さん。聖水ってなんでしょうね」と変な質問をされた。
「へ?聖水?いきなりどうしたの?まぁ。聖水とは、禊を行う上で必要な神域の水。または、儀式で使われる聖なる水でしょう」
「ですよね。昨日、その聖なる水が大量に出たそうで」
「へ〜。よかったね」と言いつつご飯の時間と場所を確認。そろそろ時間なため「ご飯」と紙を見せて食べに行くことに。行きすがら何でそんなこと?と聞いてみたら。
「昨日の役人からの電話で、プールの水が全て聖水に変わっていたと。何をしたんだ。と連絡がありまして」
「別に何もしてないじゃん。私が触れば聖水に?ばっかだな。そんなこと無いから。近くにいた神がイタズラしたんだよ。きっと」バッサリと邪推を切り捨てると、ですよね。と返ってきた。その後、どこ行く?何する?と話し合いをしながら食堂へ。バイキングスタイルなので、好きにご飯を取り食べる。私のメニューは、焼魚・味噌汁・ご飯に漬物と和風。一条さんは、パンとソーセージ、スクランブルエッグと洋風でした。サラダを黙々と食べてブラックコーヒーを飲んでいる葛城さん。朝はコーヒーとタバコだけで良いと言ってたので、サラダを取ってあげました。何か入れなきゃ持たないよ?と言ったら食べてくれました。それを見ていた要田さん・一条さん・隼人君はやっぱり春には逆らえないんだな。と笑っているのが印象的でした。
「で?どこ行く?私は水族館とか神社仏閣行きたい!!」
「は?渋いな。テーマパークとかじゃないんだな」と葛城さん「私、キルト展に行きたいです」と一条さん「私はジフリのパークに行きたい」と隼人君「あれ、予約制だろうが」と突っ込む要田さん。結局、水族館と観光地をブラブラと言うことに決定
「じゃ30分後にロビーな」待ち合わせをして部屋に行きバックにハンカチ・ちり紙・財布をポケットに携帯を入れ帽子をかぶってロビーに行くと既に要田さんと隼人君が居ました。
「残念な事に葛城は、呼び出しされました」「タイミング悪い〜。じゃ遊びにいきますか」と一条さんの号令のもと、水族館へ
おっきい水槽に魚たちが悠然と泳いでいたり、オットセイのショーを見たりと意外と楽しめた水族館。昼は近くにあるレストランでパスタとケーキのセットを美味しい。と食べていたら誰かの携帯がなった。
「はい。はぁ?許可出来ない」と拒否を重ねている隼人君。なんだろね?といいながらデザートのケーキをブラックで楽しんでいると「スミマセン。うちの親からなんですが」と携帯を渡された
「はい。どうしました?」
「すまんね。ご飯中に。君に頼みがあるんだが…、1柱倒して欲しいんだ。できるよね?」と聞いてくる。いや。できるけどそんな義理無いでしょ?
「できませんよ。なに言ってんだか」断ると「嘘言うな〜」と聞いたことのある声。バガが…
「後ろにいるのと変わって下さい。お久しぶりですね。おバカさん。私は今、神を引きずり下ろすの無理だと解っているよねぇ。雪さんに頼んで、神殺し作ってもらいますか?」
「あ…」今まで忘れてた見たいな返答にイラっとした
「ふふふ。もう一度、自分の血ヘドまみれになりたいんですね?じゃ要田さんと隼人君を派遣してあげますか?それとも一条さんの方が良いのかな?そこに葛城さんいますから葛城さんに頼むのもいいですが」と楽しそうに言うと
「スミマセンでした。なんとか自分でします」と謝ってきたから良いけど。
「どうしたんですか?」と2人聞かれたので「バカがさ〜」と説明すると
「バカですね」
「バカだな」
「救えん」
とコメントを頂きました。




