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極上の温泉浮遊と究極のケア! 全裸混浴の先に見つけた最高のドイツ文化

一度全裸での開放感を知ってしまった私たちの勢いは、もう誰にも止められない。

続いて向かったアウフグースサウナでは、入室時にユーカリのサウナクリームが配られた。


指示通り全身に塗り込むと、熱気の中で肌がすーっと爽やかに澄み渡っていく。サウナを出た瞬間、全身を突き抜けた爽快感はまさに段違い!(……これはすごい……! タオルを巻いたままじゃ絶対に味わえない、皮膚全体で風と蒸気を感じる気持ちよさだ……!)


体をしっかりと冷ました後は、いよいよ岩間さん一押しのメインイベント【温泉浮遊ウォーター・フローティング】の時間だ。あの青く光る幻想的な温泉へ向かう。

浮きヌードルを首や足にセットしてもらい、水面に身を任せて完全に全身の力を抜く。

「まずはこの『無重力状態』に体を慣らしていきましょう。

ゆっくり動かしますね」岩間さんの優しい声とともに、水面をゆらゆらと滑るように誘導してもらう。(っ……!? な、なにこれ……すごい……!)浮力によって体からすべての重みが消え去り、脳がふわふわと溶けていくような感覚。今までに体験したことのない究極の脱力感に、「岩間さんが激推ししていた理由」が一瞬で理解できた。


「この慣らしの段階を挟むのには、理由があるんです。水に浮く感覚に慣れるのと……あとは、水面で完全に丸見えになる恥ずかしさに慣れてもらうためです(笑)」


岩間さんの言葉に、思わずクスッと笑ってしまう。

確かにサウナ室や温泉に浸かっている時とは違い、水面にぷかぷかと全裸で浮かぶ姿は「完全なる丸見え状態」だ。

最初は『うわぁ……丸見えで恥ずかしすぎる……!』と焦ったけれど、浮遊の気持ちよさに包まれるうちに、そんなちっぽけな羞恥心はどうでもよくなってしまった。



慣らしが終わると、一旦サウナで気分転換!

今度のテーマはなんと『野菜サウナ』。サウナが終わった後、キンキンに冷えたキュウリや人参の野菜スティックが振る舞われるというユニークなものだ。


サウナで限界まで水分を欲した体に、みずみずしいキュウリを噛み締める。


「んん〜っ! シャキシャキしてて凄く美味しい……!」

「汗をかいた後の野菜って、こんなに体に染み渡るんだね!」


相川さんも斎藤さんも大絶賛。回ごとに全く違うアロマやサービスが用意されていて、本当に何度入っても飽きることがない。



そして再び温泉へ戻り、いよいよ【温泉浮遊の本格施術】へ!


水に浮かんだ無重力状態のまま、岩間さんが体全体の緊張をほぐすように、各所のツボを絶妙な力加減で押してくれる。


(……はぁぁ……極楽すぎる……)


水中で揺られながら受けるマッサージは、まるで母親の胎内に守られているような深い安らぎを与えてくれた。

施術を終えた後は、屋外エリアのデッキチェアに横たわり、心地よい外気を感じながら至福のディープリラックス(ととのい)を堪能した。



最高のひとときの締めくくりは、岩間さんによる「スペシャル美容ケア」だ。


高保湿クリームを塗り込むサウナで肌をぷるぷるにした後、仕上げにスチームバスへ。

ここで岩間さん特製のスペシャルオイルを全身と髪に塗ってケアし、ぬるま湯で優しく流す。


「ドイツの硬水で髪がゴワゴワする悩み……これで解決できますよ」


シャワー後、髪を乾かす前の濡れた状態の時に、特製のヘアオイルとセラムをしっかり馴染ませる「ドイツ流の硬水対策ケア」を教えてもらった。


更衣室で髪を乾かしてみると——

「……えっ!? 髪がサラサラ! いつもの硬水特有のゴワつきが全然ない……!?」


肌はもっちりツヤツヤ、髪はしっとりサラサラ。

ドイツに来てから密かにずっと悩んでいた硬水によるヘアダメージの解決策まで手に入り、私の感動はピークに達した。


(このお手入れ方法、明日から絶対毎日のルーティンに取り入れよう……!)



着替えを終えてロビーで合流した私たちは、お互いの輝くような笑顔を見て、自然と声が重なった。


「「「絶対、また来ようね!!」」」


私を含め、相川さんも斎藤さんも大満足で完全にドイツSPAの虜になっていた。


『男女混浴・全裸』という最初はとてつもなく高く見えたハードル。

けれど実際に足を踏み入れてみれば、そこには性的な目線など一切存在しない、誰もが自然体でリラックスする不思議で素晴らしい空間が広がっていた。だからこそ、この文化がドイツで長く愛されているのだと身をもって理解できた。


(また一つ、ドイツの素晴らしい文化を体験できちゃったな……!)


ドイツでのワーホリ生活。

やりたいこと、楽しみたいことがまた一つ増えて、私の胸はこれからの未来へのワクワクでいっぱいになるのだった。

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