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20/23

バイト前の密かな楽しみ! オシャレカフェ「Wilma Wunder」とライン川のアイス散歩

SPAで極上のリフレッシュを堪能してから数日。

今日の私はアルバイトのシフト前に、デュッセルドルフの中心部・カールシュタット地区にやってきていた。


お目当ては、前々から気になっていたカフェレストラン『Wilma Wunderヴィルマ・ヴンダー』だ。


地元の人はもちろん、観光客にも大人気のお店で、モーニングからランチ、午後のカフェタイム、そしてディナーまで、いつ訪れても賑わっている。


一歩足を踏み入れると、そこはボヘミアン調のインテリアで彩られたモダンで居心地の良い空間!

豊かな観葉植物の緑、温かみのある木製家具、柔らかな照明、そしてセンス良く飾られた可愛らしい小物たち。大きな窓からは自然光がたっぷりと差し込み、解放感あふれる空間が広がっていた。


(うわぁ、すっごく可愛い……! ここで過ごすだけで女子力が上がりそう……!)


空いている席に腰を下ろし、私は温かいカフェラテとチョコパフェを注文した。

メニューにはパフェのサイズが2種類あったけれど、私は迷わず『小さい方のサイズ』をチョイス。


「お待たせしました!」


運ばれてきたチョコパフェは、小さめサイズとはいえ盛り付けがとても華やか。

スプーンですくって一口食べてみると、甘さがちょうど良い塩梅で絶品! 濃厚なチョコと生クリームのハーモニーが、口の中で優しく広がる。


(んふふ、美味しい……! でも、パフェを小さめにしたのには、ちゃんとした『理由』があるのだ)



カフェで至福のひとときを過ごした後は、お腹ごなしの散歩がてら、そのまま歩いて近くのライン川(ライン川プロムナード)へと向かう。


目の前に広がる雄大なライン川の景色。

川沿いでは、軽快にランニングをする人、芝生やベンチに座って楽しそうにおしゃべりする友人同士やカップルたちの姿が見えた。


(みんな、自分の余暇時間を本当に有意義に使ってるなぁ……)


仕事や勉強に追われるだけでなく、外の風を感じながらゆったりとした時間を楽しむ。ドイツの人々のこの生き方が、私はとても好きだった。


そして——ここからが私の「本番」だ。


ライン川沿いのお気に入りスポットを眺めながら、路上で売られているテイクアウトのアイスクリーム屋さんへ向かう。

そう、さっきカフェでパフェを小さめサイズに抑えたのは、『散歩しながらこのアイスを食べるため』だったのだ!


お値段は手頃な2.5ユーロ。

コーンにぽっこりと乗せられたアイスを受け取り、そのまま歩き出す。


心地よい川風を頬に受けながら、歩き立ち食いする冷たいアイスは……本当に最高に美味しい!



実は最近、私の中で『週に一度の決まりごと』ができている。


仕事バイトに行く前の時間を使って、まだ行ったことのないカフェを開拓して美味しいコーヒーやスイーツを味わう。そしてその後にライン川沿いを散歩しながら、〆のアイスクリームを食べる——。


(ふふっ、私だけの贅沢なルーティン……!)


ワーホリが始まったばかりの頃は、毎日が慌ただしくて心に余裕がなかったけれど。

こうして自分なりの小さな楽しみを見つけられるようになって、デュッセルドルフの街がどんどん「自分の居場所」になっていくような気がしていた。


「よし! 甘いものもしっかり補給したし、今日のバイトも頑張るぞ!」


手に持ったアイスのコーンをサクッと噛み締めながら、私は気持ちの良い秋晴れの空の下、アルバイト先へ向かって元気に歩き出したのだった。

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