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青く光る温泉と全裸のプール!? 迷宮SPA探検と黄金ルーティン

「じゃあ、まずは施設全体をご案内しますね。ついてきてください!」


バスローブ姿で集合した私、相川さん、斎藤さんの3人を引き連れ、岩間さんがツアーガイドのように先頭を歩き出した。


更衣室を出てすぐのトイレを過ぎ、最初の扉を開ける。

さらにその先にある透明なガラス扉を押すと、左手には大きな荷物置き場、そして右側には——思わず息をのむような光景が広がっていた。


「うわぁ……すごい……綺麗……!」


水面が幻想的な青いライトで照らされた温泉プール。まるで引き込まれてしまいそうなほど神秘的な静けさをたたえている。これが岩間さんの言っていた「温泉浮遊」を行う場所らしい。


さらに奥へ進むと、スチームバスや名物のアウフグース(熱波)が行われるサウナ室が立ち並んでいた。

当然のように全裸の男女が温泉やサウナを行き来しているのだが、ここへ来ると不思議なほど「いやらしさ」は一切感じない。まるでギリシャ神話の神殿に迷い込んだような自然で健康的な空気が流れているのだ。



「次は階段の下、メインエリアに行きましょう」


一旦更衣室の前まで戻り、正面にある大きな下り階段を下りて扉を開ける。

その瞬間、パッと開けた視界の先には、広々とした美しい室内プールが広がっていた。


(……えっ、みんな全裸で泳いでる……!)


水着を着ないまま、気持ち良さそうにスイスイと平泳ぎで水面をすべる人々。

最初はあれほど「全裸なんて無理!」とおびえていたはずなのに、そのあまりにも爽やかで開放的な姿を見ているうちに、私の胸の中に別の感情が湧き上がってきた。


(なにこれ……めちゃくちゃ気持ち良さそう……! 私も早くあのプールに飛込みたいっ……!)


水着の締め付けから解放されて水と一体になる心地よさを想像し、恥ずかしさよりも「早く体験してみたい!」という衝動が上書きされていく。


プールの右手にはゆったり浸かれる温泉があり、左手にはデッキチェアやベットがずらりと並ぶラグジュアリーな休憩エリア。


まっすぐ進むと女性専用サウナがあり、その壁には今日行われるアウフグースの時間割(スケジュール表)がズラリと貼り出されている。その隣にはシャワー室と、趣向を凝らした4つのサウナ部屋。


さらに女性専用サウナの横にある扉から階段を上っていくと、そこは緑あふれる開放的な「屋外エリア(サウナガーデン)」だった!


澄み渡る空の下には、露天風呂、水風呂、シャワー、そして個性豊かな3つのサウナ小屋。風を感じながら全身でリラックスできる広々としたデッキチェアが並んでいる。


「……すごいです、岩間さん! まるでサウナのテーマパークですね!」

「ふふ、喜んでもらえて良かったです。広すぎて迷子になりそうでしょ?」



一通り館内をぐるりと一周し、全体の全貌を把握したところで、岩間さんが時計を確認して振り返った。


「よし! ちょうどあと10分で、メインサウナでアウフグースが始まります。今日は私のおすすめする『最高の巡り方ルーティン』で案内しますね!」


岩間さんが提示してくれた本日の黄金コースはこうだ。


まずは大迫力のアウフグースサウナへ!


火照った身体を、キンキンの水風呂か広々プールへダイブ!


休憩を挟んで、2回目のアウフグース体験!


再び水風呂かプールでクールダウンした後に……メインイベントの『温泉浮遊』へ!


「異論はありませんかっ?」

「「「ありません!!」」」


私と相川さん、斎藤さんの返事は見事に一致した。


心拍数はすでに最高潮。

私たちはバスローブを脱ぎ捨て、バスタオルをギュッと抱きしめながら、いよいよ魅惑のサウナ室の扉へと向かって足を踏み出したのだった。

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