06話 天と凡Ⅱ ~Side能木~
二人の奮起する声が、静かな部屋に響き渡っていく。
能木が立ち直るまでの間に、戦闘の火蓋は切って落とされていた。
<ーーさて、お喋りはここまでにしましょ。アキラ、準備はいい?>
「おっけー。サポートは任せてよ!」
<ーーそれじゃ――任務開始よ!>
アキラはデータを高速で読み解き――真衣への座標指示を出しながらも、手と脳でプログラムコードを同時に書き上げてゆく。
まさに完成された最上位オペレーターのマルチタスク。
だが、それにもはや能木が驚くことはない。
ただ教えを乞う一介の学生として、スポンジのような目で全ての動きを焼き付けていた。
身体の動き、目線、取得したデータの活用、キーボードの打ち方――そして、それらとは別に高速で処理されていく”領域封印”を含めたプログラムコード。
一部、今の能木には理解できない技術もあった。それでも、現状解読できる動きの流れを頭に叩き込んでいく。
(腕…顔は不動。手はやっ――あ、そこで環境データを確認。ホロ操作は最小限――データと戦闘だけは一瞬目視でも確認してる。UIは大きめか?――コードはもはやバグ考慮してないな)
一瞬にして行われる超人のスピードを、可能な限りの言語化に落とし込み、理解に努めようとしていた。
能木の脳は既に沸騰済みであり、あまりにも膨大な情報量に瞬きすらも忘れていた。
そんな思考の中、真衣の劈くような声が能木にも届く。
<ーーアキラ!マシンガンに換装!それと徹甲弾も追加――最優先で!>
アキラはまるで用意したプログラムがどこに配置されているのか、全て把握しているかのようだった。
真衣の「マシン――」ぐらいの発声時点で既に用意されたマシンガンプログラムは呼び出され、換装を開始していた。
そしてそれに合わせて、高速で書き上げられていた”領域封印”のプログラムがピタッと止まり、新たなコードが書き上げられていく。
――と同時に、真衣視点の画面では急速に接近する巨人。近くの座標データを見れば、真衣の視界外で”巨大な何か”を振り上げられているのが能木にも分かる。
(速い!)
その光景に、能木はヒヤッとした嫌な汗を背中に流す。自分では対処できない速度だと、理解してしまったからだ。
だが何もできなかった”凡人”とは違い、”天才”は答えを出す。
「ねえちゃん!」
大きく叫んだアキラの声と同時に、真衣視点の画面では青いノイズが走り出す。
真衣はそれを迷わず掴むと、画面一杯に鮮烈な血飛沫を巨人から咲かせていた。
(マジで!?さっき始めたばかりじゃ…)
先ほど高速で書き上げられていたプログラムを見れば、そこは既に”領域封印”のプログラムへと戻っている。
確かに徹甲弾カートリッジはサイズも小さく、複雑な構造もなくて簡単な武具の類だ。
それでも――
(――三秒程度なんて…ははっ……これは僕が逆立ちしても勝てないわけだ…)
乾いた笑いが漏れた能木は、一瞬呆ける。だが、すぐに思考を切り替えた。
――先ほどの心象生物の動き。明らかに睡眠時間を元にした評価レベルから逸脱している。
レベルⅡ程度であれば、まだ成長段階での”影”か成りたての心象生物程度のはずだ。
心象浸食の拡がり具合や自我有といい、睡眠時間に比べてこの心象生物は異常性が際立ちすぎている。
上司としての能木は即時評価レベルを二段階引き上げ『レベルⅣの自我有』相当として判断する。
それは、堂島のワンランク下の脳裏清掃員が対応するような――局員で言うところの”二級清掃員”が対応する案件だ。
「アキラ君!心象生物が想定より強力すぎる!真衣ちゃんに即時”強制遮断”を――」
能木は声を張り上げ、アキラに作戦の中止を伝える。
それも当然だ。今回は比較的簡単な依頼として堂島が博士を説得した挙句、二人が抜擢されたのだ。
その身を預かった側として、想定以上の危険な行為はさせられない。
それに敬愛する堂島からも「お前なら間違いもおきんだろう」という信頼の元、能木が監督を任せられたのだ。
多くは語らない堂島だが、その言外には検診結果から思うところもあったのかもしれない。
そんな憧れの上司からの信頼を、裏切るわけにはいかない。
だが――
「……」
――そんな切羽詰まった能木の指示を、アキラは軽く、一度だけ首を振る。
集中しているのか、それ以上の意思をこちらには向けてこない。ただ『真衣を守りきる』という強い意志だけが、その反射した目に刻まれているように見えた。
(できるっていうのか?…君たち二人なら?)
予想だにしなかったアキラの反応に、能木の思考には困惑と疑問が巻き起こる。
たしかに、アキラのオペレーターとしての実力は、この心象生物とも十分以上に渡り合える。
それは堂島という”一級清掃員”を長年サポートしてこれた能木が言うのだから間違いない。
アキラのオペレーターとしての実力は、能木のそれよりも大きく上回っているのだから。
(たしかに君なら…いや、でも――)
しかし――それでは真衣はどうか?
実際に脳裏清掃員として行動する側の真衣。
確かにその資質は目を見張るものがあり、今後脳裏清掃員として堂島と同じ一級とも成れるものは持っているのかもしれない。
だが、先ほどの攻防一つ見ても、現時点では遠く及ばない。
体勢も崩していない状態で『レベルⅣ自我有』程度の初撃すらも自力で捌けないようでは、せいぜい四級。甘く見積もっても三級に手が届くかどうかと言ったところだ。
それは、多くの局員と仕事を共にしたことがある――オペレーター能木としての審美眼がいうのだから、間違いないだろう。
また堂島のような、脳裏清掃員として特別な”自我真核”を持っているようにも見えない。
(アキラ君…僕たちは結局、サポーターでしかないんだよ……)
そう。それが事実だ。
どれだけオペレーターが優秀であろうと、行動するのは脳裏清掃員であり――危険を背負うのも、また脳裏清掃員だ。
だからこそ、オペレーターは判断を誤れない。
データと状況を正しく読み取り、出来る事と出来ないことを脳裏清掃員に伝えなければならない。
それはオペレーター養成校では一番初めに習う、一番重要な心構え。
それができないようなオペレーターは――二流以下だ。
(だけど――それすらも…君のような天才なら、覆せるっていうのか?)
能木は上司としての顔以上に、”憧れ”に対する期待で胸が熱くなる思いだった。
ここまでの状況判断は凡人たる能木の判断でしかない。天才には、これとは違う視界が開けているとでもいうのか――
能木は知らず内に握りこぶしを作り、万感の思いを寄せてその仕事を見守る。
もはや能木に作戦中止を知らせる、などという野暮な考えはなかった。
――――――――――
(…すごい)
能木は純粋な感想を心に抱く。
”櫛磐窓”には砂嵐によって視界を塞がれた、真衣の視点が目に入る。
だが、アキラはその状況すらもたった数秒で”情報拠点”という最適解を導き出し、敵の攻撃が来る前に創造してみせる。
その後も”領域封印”や予備弾丸といったプログラムと並行しながら、敵の座標特定と攻撃予測という戦闘のサポートまでこなす。
能木には絶対に真似出来ない芸当。
プログラミングとサポートの同時進行を、これ程高水準で叩き出すことなどできるはずもない。片方だけでも、追いつくのでやっとだろう。
(くそっ…ちくしょう。すげぇなぁ…)
下唇を噛み、悔しさを滲ませたその顔には、同時にキラキラとした少年のような心が見えていた。
幾度となく、養成校でも見せつけられた天才の所業。
悔しさのあまり、直視することもできなかったオペレーターとしての完成形。
もはや分析などもしていない。ただただ、能木は初めて直で見るその”頂き”に、魂を揺さぶられる思いだった。
――だが、そんな夢見心地な時間も、強烈なシーンによって現実へと引き戻される。
真衣が地面ごとめくり上げられ、そのまま鈍器による痛烈な横薙ぎをその身体に受けていたのだ。
(あっ!)
能木は驚きと焦りが含まれた声が上がるのを、ぐっと堪える。”櫛磐窓”に反射して見えるアキラの顔にも、初めて焦燥の色が見えたからだ。
”領域封印”などの余計のプログラムも、既に一時停止されている。
その甲斐あってか、攻撃をうけるコンマ数秒単位の間にも――いつの間にかプログラムされた障害物が、真衣と鈍器の間に差し込まれていた。
だが、それでも鈍器の勢いを殺すことはできない。
急激に移動する視点と共に何かへと叩きつけられ、血を吐き出す瞬間が映し出された。
「”強制遮断”を…」
萎みゆくような能木の声が、静かな部屋に反響する。
だがそれは無意味だと、能木もすぐに悟る。
今の真衣にそう伝えたところで、敵の次なる攻撃が来る前に”強制遮断”する力がない。
それを既に理解していたアキラは、反響した能木の声をかき消すかのようにタイピングを再開する。
凡人にはもはや、見守ることしかできない。
ぼやけた視点には急速に迫りくる巨体。そして落ちる影。
――ドガンッという鉄柱すらも貫く轟音。
その音が来る前に、能木は思わず目を背けてしまった。
自分であればどうしようも出来ない状況に、局員の仲間が貫かれるさまを幻視したのだ。
目を開けられずにいた能木は、直後響いたアキラの声でハッと目を開けた。
「ごめんねえちゃん!俺のアラートミスだ!」
その言葉はつまり、真衣がまだ生きている証拠だった。
驚きから”櫛磐窓”を見ると、そこには真衣自身の動きによるものではない視点の揺れ。
揺れる視点の端には機械仕掛けの犬が真衣を括りつけ、走っていた。
(え?……は!?犬!?)
段々とその意味が沁み込んできた能木は、驚愕から目が飛び出さんばかりだった。
犬が走る――それはつまり、アキラが三次元的な動きを常時プログラムコード化してるということだ。
静止した、あるいはあらかじめ決められた動きをプログラムして作るのとは訳が違う。
右前足を出す、左後足をあげる、身体全体の重心を取る、左前足を蹴りだす――
それら複雑な身体構造の動き一つ一つを、”リアルタイム”で、”正確”にプログラム化している。といえば伝わるだろうか。
ただでさえ、難解な世界にプログラムとして落とし込んでいるのだ。
剣や銃といった静止した形、決められた動きを作るだけでも大変なのに、三次元的な動きをリアルタイムで作ることなど――
もはや、能木の理解範疇には収まらない出来事だった。オペレーターとしての固定概念が崩れ去る思いである。
オペレーターが本当の意味で、脳裏清掃員と一緒に戦えないのはこのためだ。
そんな三次元的な動きができてしまうのなら――極論、今いる脳裏清掃員の仕事もオペレーターで事が済んでしまう。
流石の天才にもその演算負荷が大きすぎるのか、危険からの脱出という役目を終えた機械仕掛けの犬はすぐに消えていった。
だが、その衝撃はいつまでも能木の胸中を支配し続けていた。
「ねえちゃん…ヤバかったらちゃんと”強制遮断”してよ?」
心配そうなアキラの声に、能木はハッと我に返る。
(ヤバかったらじゃない――今がヤバいんだから、すぐ”強制遮断”させないと!)
千切れた思考をかき集め、わずかに残っていた理性が合理的な判断を下す。
思考は即座に言葉となり、空気を貫くような怒声となって響き渡った。
「アキラ君!今すぐ”強制遮断”させ……て…?」
だがその怒声も、続く摩訶不思議な状況に困惑へと切り替わる。
能木の目の前。”櫛磐窓”に座るアキラが、まるで気絶したように身体を椅子へと預けていたのだ。
「アキラ君!?どうしたんだ!?」
困惑しながらも、アキラの安否を憂いて能木は駆け寄った。
そこには目を閉じ、まるで抜け殻となったかのようなアキラ。脱力しきっており、更には息までもしていない。
焦りと困惑に支配されていく能木。
ふと、気持ちを落ち着かせようとしたのか、もはや生活の一部とまでなった”櫛磐窓”を見やる。
するとそこには――
「なん…だ?これ…」
――あり得ない速度で書き上げられていくプログラムコードが目に入った。
目の前のアキラは死んだように気絶し、動く気配すら感じられない。だが、”櫛磐窓”では先ほどまでの天才すらも霞む速度で”全て”が作られていく。
その速度は初めて挫折を味わされた宿敵、”一位”すらも軽く凌駕しているかのように思えた。
”櫛磐窓”に映された神懸かった光景を前に、思わずそっと、アキラの身体を座席へと戻す。
なんとなく、アキラがまだ戦っていると感じたのだ。
そのままゆっくりと、後ろ歩きで数歩ずつ能木は下がる。
その足取りはまるで、寝静まった赤子を相手にしているかのように慎重で、心を置いていくかのようだった。
元の位置より数歩近くに、自分の居場所を決めた能木は――その理解不能な状況にようやく混乱し始めた。
(――いったい、何が起きてるんだ…?)
混沌と化した思考は、まったく現状の理解に役立たない。
ただ茫然と、高速で流れていく”櫛磐窓”の知らない表情を眺めることしかできなかった。
そんな中、とても澄んだ――静寂に凪いだ声が透き通っていく。
<ーーアキラ――>
――綺麗な声だった。一瞬、真衣が発した言葉だとは気づけない程に。
その声につられ、”櫛磐窓”の視点画面を見れば青いノイズがちらつき出していた。
”何を作れ”という指示すらもない。ただ、名前を呼んだだけ。
呼ばれた本人は先ほどから死んだように気絶したままなのに、”櫛磐窓”の画面上では”天才”以上のレスポンスを返していく。
もはやその状況に、能木は口を半開きにさせながら放心し続けることしかできなかった。
――そこからの出来事は、まさに一瞬だった。
真衣が指示を出すこともなく、青いノイズが走り続ける。
真衣自体の身体能力も、判断力も――まるで才能が二段飛ばしで開花したかのように加速している。
先ほどまで猛威を振るっていた巨人は、まるで棒きれを振り回す子供の如く、軽くあしらわれてゆく。
<――任務完了>
通信ノイズ越しにそう呟く真衣を最後に、気付けば視点画面には黒いノイズが入り始める。
それはつまり、あの二級清掃員相当の化け物を、文字通り”瞬殺”したということだ。
能木は頬が引き攣る思いだった。
『何が何だか分からない』と、目の前の現象には匙を投げるしかなかった。
そんな”神懸かり”を、ただ茫然とディスプレイ越しに眺めることしかできない。
しばらく、そんな余韻が続いていた――だが、視点画面が急に地面へと倒れ込む。
そしてそのまま、微動だにしなくなってしまった。
「真衣ちゃん?……真衣ちゃん!?」
能木は咄嗟に”櫛磐窓”の通信機へと接続し、名前を呼びかける。
だが、視点にもデータにも、変化が起きない。
(意識を失ってる…?急にどうして…いや、それよりも!)
能木はどうすべきか焦り、悩む。
所詮サポーターでしかない自分は、向こう側の現状を正確に計り知ることはできない。
オペレーターとして今、彼女にしてやれることは何か――
深呼吸を挟み、一度気持ちを落ち着かせる。
そうして冷静な思考を回してみた結果――自分が脳裏世界に侵入して、助け出せばいいことに気付いた。
既に、真衣が心象生物を倒したことは確認済みだ。
脳裏清掃員としての戦闘力は皆無な能木でも、肉体を動かす”イメージ力”の訓練を怠ったことはなかった。
――いつか、必要になる瞬間が来ることを信じて。
能木は即座に準備を開始する。
既に唯一の脳波同期ギアは真衣と依頼対象で繋がれている。これを現状切断することは危険すぎる。最悪、真衣の精神が戻る方法を失ってしまう。
ローカルネットワークに侵入する、もう一つの方法は――
「――”櫛磐窓”の”窓”から脳波を写し取り、精神だけを依頼対象に送る」
言葉に出しながら確認し、その荒療治なやり方に能木自身が苦笑してしまう。
あり得ない程危険だ。正規の手段ではない。
精神が帰れなくなる可能性だけではない。
最悪の場合――依頼対象の心象と自分の精神が混ざり合ってしまうかもしれない。
そうなってしまえばもはや、どうやってもお互いに取り返しのつかない影響が残ってしまう。
――だが、動ける人員が自分だけな以上、やらなければならない。
「それに、堂島さんからも任せられてるもんなぁ」
いつものような軽口を叩くことで、能木は少しだけでも緊張を紛らわそうと肩の力を抜く。
既に動きがなくなったアキラの”櫛磐窓”を前に、能木は立ちながら操作を開始する。
すると、そこには更にあり得ないものが残されていた。
「――ハハッ…この”天才くん”は一体どこまで見通してたんだか」
そこには片手間に作られていたはずの”領域封印”。
一つは”圧縮式”の見慣れたもの。そしてもう一つ、能木には全く見たことも無い形式のもの。
少し時間をかけて解読してみれば、それはおそらく、任意の空間を保護するかのような形式だった。
いわば心象の中に、もう一つの心象を分離して共存させるかのようなもの――つまり、心を二重構造にして守る”防御式”と言えるだろう。
これを、現在の状況に当てはめるとすれば――依頼人の心象内でも、能木の精神を安全に共存させることができそうだった。
「名前をつけるなら…”心隔式”といったところかな?」
能木はそんな見たこともないコードを前にしても、何故だか信頼に値するかのように安心していた。
それは”憧れ”に対する信頼なのか、それとも先ほど見せつけられた”神懸かり”に信憑されたのか。
どちらにせよ――今の能木に、これを使わない手はなかった。
能木の後ろには、未だ座席で死んだように眠るアキラ。
先ほどまでは天才の背中しか見えてなかったが、今度は逆の構図で、能木が背中越しに小さな少年を見やる。
天才の用意した”心隔式”を起動し、精神を乗せるプログラムは自らが書き上げていく。
”天才と凡人”共同での救出作戦。負荷の度合いは全く違うであろうが、その事実に――少しばかり能木の心は湧き立っていた。
――しばらくの作業後。
「それじゃ、行ってくるよ」
そう呟く能木の目は、とても優しげだった。
”天と凡”の二つを、能木は同時に立ち上げる。
背中越しにはいまだ眠りこける少年。その姿に屈託のない微笑みを一度向けると――能木の意識は、緩やかに落ちていった。
世界観用語
●自我真核
極度のストレス状態が長期に渡って持続的に続いたり、耐えきれない程の心理的圧迫を短い期間で受けた時、それでも折れなかった信念を持ち続けた者のみが獲得できる心の力。その能力は信念に基づく力となることが多く、発現以降能力が変わることはない。自我真核とは心そのものが発露した形であり、唯一脳裏心象体が持つ管理者権限に対抗し得る力とされている。自我真核と自我崩壊は同じ条件から生まれる対極的な結果ではあるが、自我の断片である記憶が心象生物やその他の要因によって浸食され、正常な自我を保てなくなってしまった状態から自我真核が発現することはない。




