僕のそば
マリーンが
僕のそばを 離れる、、
僕を愛したり しなくていいから
マリーンが
僕のそばに 居てくれるだけでいい
どうしたら いいんだ
どうしたら マリーンを、、
「マリーン様 シバ様が来られました」
とベルが 伝える
「シバ、、」
「体良いの 歩いて」
シバがマリーンの部屋を、訪ねる
うそっ いつも 私から近づかないと
シバから 私には、今まで 近づかなかったのに
シバが 館内を 自由に動けなかったのもあるけれど
「シバ、遠征で 私を助けて 行動が 自由になったの」
「ああ リンさんの、君を守る意見が、通って 館の中はね 」
もう 人質のイメージが 今のシバに 殆ど 無いわ、、
「本当の 隣の国の来賓の、球馬の指導者に、なったのね」
「マリーンの言いなりに 動いたおかげで、少しは信用されたようだ 」
「良かった」
シバの顔を あまり見れないで 喋るマリーン
「僕の体が 戻ったら
ジョイ様の西部に 球馬の指導が 入っていて
その間マリーンに こっちの方 頼める」
「ダンさんも いるし 練習の方法も固まってきたし
ライジさんたちも やる気満々と 聞くわ」
「僕の頼み マリーンが、ひとつ聞くって 言ってただろ
それ使える」
「シバ、、」
どうしょう 確かに約束しちゃったけれど
シバへの、、一つくらい お礼の お返ししなきゃ
「頼むよ マリーン」
「出来たらで 良い?、、」
「出来たら 頼むよ」
「それから、、
それから こっちに来て 人質にされていて
ちょっと、 もやもやしてた話しして良い?」
「シバが モヤモヤしてたの」
「 遠征で 僕が 気を失ってる時
夢で 積もり積もって もやもやして女の人を 襲った夢 見たんだ」
「相当 僕の思春期やばくて、どうしようかなと」
「そんなの、私、、わかんない、、」
「わかんないか、、
誰かに会いたくて モヤモヤしないの、マリーンは」
「そんな事 シバに言わない」
「言わないと 僕のように 爆発するぞ」
「わかったわ」
「分かってくれたんだ、、
僕達 言い方違っても
答えは よく合うものね」
「同じ年頃だから 分かると思ってた」
シバ あの時の事 誤魔化そうとしてる
嘘つき
私の名前 呼んだくせに
「マリーン」
ドキリとする
名前
呼ばれると
「マリーンに 似た娘、、」
シバ、、
「だったら、、
僕の手に 負えそうにない な、、
きっと 敬遠する」
敬遠、、
本当、、シバ
「ジョイ様から 僕が 西部から帰ったら
練習試合を しようよ」
「僕の カンナとヤマトの 入れたチームと
後半は モトの侍女を、入れるかな、、
あと伸び盛りの やんちゃ達が 何人か居る
マリーンとダン ライジも入れてたチームとでさ」
「練習試合を、、」
「ソロン様に 一度見せなくちゃ
マリーンが 言い出した ことだからね
僕が いない間に 試合のできるように
段取りして おいて」
ここを 出ていく前に
お父様に 親孝行 いっぱい しておかなきゃ、、
と、思ってた
「お父様 喜んでくれるかな」
「娘が やりだそうとしたことが 広がれば
嬉しいだろ」
「そうだね」
「その後は 僕は
新しい港町の フウマ様の所に行って
手こずってる 反対者との
調整を しに行こうと 思う」
「えっ」
「なんだか 僕の人相が 気に入ったらしく
時間があれば 応援して欲しいと 声かけられたんだ」
「フウマ様が 成功すれば
それは国王のソロン様の 願いだろ」
「でも 危ないわよ
反対している人は 手慣れた者たちだって
私みたいに 命だって 狙われる」
「僕が 隣の よそ者だから 反対者の気持ちも
分かると 思ったんだろ」
「隣の国の よそ者が どれだけ出来るか 分からないけれど
君の生まれた この国を
僕が この国にいる間に 全力を 出してみる
イッサさんの お茶みたいに
五十年 百年 先が、栄えてるように
僕の力を 試してみるよ」
「シバ、、信じられない、、
あなたの この国への思い、、
あなたが そこまで してくれるなんて
あなたの きっと私も まだ知らない
底の 知れない力を
本気の力を 出してくれるつもり
なんて感謝すれば 良いの」
「僕の 底の知れない マリーンも知らない力か」
「シバには、それを感じるわ」
「僕を 人質から 自由な来客に上げてくれた
マリーンの生まれた国に 貢献してみるよ」
君に いつか
まだ、君の 知らない未来の僕が あって
その僕の、愛が 君に 伝わるように、、
その時は 僕の そばに居てくれ
君が マリーンが
ただ、君が
「シバ ありがとう、、
すごく嬉しい」
「マリーン
ジョイ様の西部で、チーム出来れば
来春に 球馬の一回目の大会だな」
「シバ、、」
来春 私、居るかな この国に、、
「この国の春は 綺麗だろうね、、」
「きっと そうね 街の花が 咲き誇るわ」
その頃には リンお母さまの 子供が産まれて
私に 兄弟が増える、、顔が見たい、、
シバ、 どうして この国の私の国の 将来の事ばかり
言うの、、、
私が この国を出たいこと 聞いたのね、、だから
「一年が 過ぎたら 僕は鳥羽に 帰れるかな、、」
「シバの貢献が みんな成功していれば
きっと、良い方向に行くわ」
「マリーンの 望み通り
ガンバ川に橋も 早く
出来れば、良いね」
「橋の欄干は 高くして
鳥が飛び立てる程に 空たかーくするわ」
そんな マリーンの橋を
一緒に渡るのは、、誰
僕、、




