表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
119/172

今すぐ

マリーンが

今 すぐ 会いたい人


そんな者が  居るのか マリーン

あんなに 頼っていた シバでなく


「それは こっちに来る前の 隣の国の者か」

 

「はい、、

隣の国で 神威の人間は 否定されていて

神威の国の者とは、言えないんです、、」


「私、どうしたら 良いのか 分からないんです

お父様、、教えて下さい」



「何ということだ、、マリーン

娘の 頼み事の 答えが

私には、全く 分からないとは、、」


「会いたくて

忘れるために この国で 色々動いてみたけれど

私 もう 辛くて 今すぐ

会いに行きたい」


言い出したら 聞かない娘が、、


私に 言い出すまで 悩んだかも 知れない

その娘が 我慢できずに 口に出した


娘の本当に、願う幸せが 

私には、、 


「リンは 

知っているのか

何か 言ってないのか」


「まだ、相談していません」


「マリーン自身が 分からないのなら

三人で、相談してみよう

それで いいか」


「はい

今まで 会いに行きたいと 怖くて

 言えなくて ごめんなさい」

「お父様に 反対されると 思っていました」


「マリーンが どこにいても

私の娘に 変わらないだろう


君が 生きているだけで 私は 満足だ

私は マリーンの親だ

娘が幸せになるのなら それ以上は ないよ」


「ありがとうございます、、

お父様、、」


会いに行けるの カイトに


許されると 思わなかった


言ってよかった

私は もう ここには居れない


鳥羽の国に 行けるの、、私

本当に、、カイトに会えるの

カイト 会いたい

どうしょうもなく 今すぐにでも

会いたい カイト




リンお母様が 一番に 迎えに来てくれた

良かった 元気そう 

お互い 久しぶりに 無事を確認して安心する


「お帰りなさい」

「帰ってきました リンお母様」

そばに、二人を 暖かく見守る

ソロンがいた


「元気だったか リン」

「はい ソロン様の御義母様 の所にも お邪魔して

ゆっくりさせて 頂きました」

 

「なにか 母に 報告することが あったのか?」

ちらりとマリーンを見るリン

覚悟したように

「実は、、御義母様に 報告させていただきました

ソロン様の子供が 私の お腹に 出来たことを」


ソロンが大きく目を見開いて 喜びを 表した

そして リンを優しく抱きしめた


「ありがとう 

頼むよ 元気な子供を産んでくれ」

「はい」


「遠征に ついて来なかったわけだ

体を 大切にしてくれ 」


「はい、気をつけます

ソロン様 お守りください」

「ああ リンに 私の子供に 何かあったら 私が 許さない」


「マリーン 私に楽しみな事とは この事だったんだな」


「おめでとうございます お父様

私も 姉になるのが 楽しみです」


「リン この姉が

誰かに会いたくて 鳥羽に行きたいと言うんだ」


「マリーン

危ないわ あの国に行くのは」


「お願い 行かせて、、

私、カイトに 会いたい

今 すぐにでも」


「マリーン、、」


「ソロン様と少し考えさせて 慎重に しなくては

マリーンにも 分かるでしょ

鳥羽の国は この国の、人間を受け入れないわ」


「カイトというと 鳥羽の皇太子か

マリーン」


「はい、そうです お父様」

「うむ、、」

それで言えなかったのか



「そうか、、」

シバの弟と聞く、、


「今日は、疲れただろう

マリーン

ゆっくり 休みなさい」


「リンと相談してから

また、話し合おう」


「はい

でも、私の 気持ちは変わりません」


「その気持は わかったよ」

マリーンの強い意志を感じるソロンと、リン



ソロン様に 言わないでいたマリーンが


どうして 今 急ぐのだろう

遠征で 何かあったのかしら

と心配するリン


マリーンは、父の許可が おりたら

自分一人でも、行こうと 迷いはない 


でも、熱くならないように

頭を 冷やさなくちゃ

行きたいのは 私だから

私が考えなくちゃ


どういう風に 鳥羽に行き

カイトに 会いに行くか


国境は まだ 危ないのかしら



リンがシバを 見舞う

「マリーンを 助けてくれたそうね ありがとう

シバに頼んでおいて 本当に良かったわ

 体の方は 大丈夫」


「だめだ  ボロボロ」


「 あら、、シバが そんな 弱気な言葉を 言うの

初めて聞いたわ いつもの余裕は、どうしたの」


「使い果たしたのは、初めてかも」


「そうなの、、

アカギさんが 頑丈な馬が 盾になって 

なんとか助かったみたいですもの

石を落とされてはね」


「マリーンが見た通りだったのか、、」


「 それで 怖くなったのかしら、、

この国で 命を ねらわれるのなら

どうせなら鳥羽の国に行きたいと、、」


「鳥羽のほうが危ないよ」


「私もそう思う 止めたほうが 良いかしら」

「マリーンが 鳥羽に行きたいとでも?」


「シバに相談は して無いの」


「初めて聞いた」


「その体では マリーンも まだ 相談しにくいわね


マリーンは、無茶な所が あるから

前も 置き手紙一つで 出て行った事があるから

いつ  ここから急に 居なくなりそうで 心配なの

早く良くなってね」


「リンさん 僕は まだ だめだから

心配なら マリーンに 見張りをつけて

一人で行ったりしないように」


「慎重な シバらしい考えね

そうするわ」


 

急に

マリーンが ここから居なくなる、、

僕から離れる


まさか

あの夢幻だと 思ってた

あれは、、


君が僕の手を握って

直ぐ 側に 眠っていて

誰もいなくて

夢だと、、

君に自分の想いをぶつけてしまった


医者の声で 目覚めたと思っていた


分かっていたのに 僕の想いを出せば

君が 僕を 避けると 

分かっていたから 

君のそばに いたくて 隠しておいたのに


マリーン胸が 苦しいよ、、

僕を 愛さなくても

今は

僕のそばに 居て


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ