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目覚め

誰かが 私の、顎を上げ

キスをする


私を、 誘うような 唇

最初で 最後のような 思いの 

私を愛しんでるのが 分かる キスだ


答えていいの 私は

この知らない

熱いキスに

甘く 誘う


口が、、誘いに 開いてしまう



マリーン、、

遠く 優しく 私を呼ぶ 声が聞こえた


名前を 呼ばずに いられなかった

ずっと隠してきた


溢れてしまった

自分の 愛する人 の名を

今 僕の横にいる 君の名前を


私の顎を 上げ キスする

その手を  触ってみた


この冷たさは、、


違うよね、、

違うよね 

シバ、、


じゃないよね


落ちる石の 後ろに人影を

見たように


自分の目の前に

シバの 面影を 見たような

しっかり見ようとして


やっと 自分の硬い 目を開けれた


誰かが  そばに居た感覚

人の重さを 感じるマリーン


シバが 横にいて

マリーンはシバの 冷たい手を まだ握っていた


キスをした 相手の手か

どちらかわからない


主治医が 薬を持って 部屋に入ってきた


主治医が来たから

私の、目が開いたの シバ


横のシバの 胸が高く低く 上下して

今さっきまで 私の体に その動きが 伝わってた

シバの その様子を見ればが、分かる


マリーンは 

確かに 今 シバとキスした実感が 残った


「マリーン様 シバ様の目が 覚めたようです」


「シバ様」


「大丈夫だ、、もう」

弱い声で シバが 声を出した


「もう少し 眠れば、、」

しっかりと 愛する 命を賭けてでも 助けたかったマリーンの

 顔を 確認して


まさか あんな大きな石を 止められると

思わなかったけれど 地図模型を 止めた

あの思いの 百倍の力で 念じてみたシバ


良かった無事で マリーン


無意識のシバの マリーンを見つめる

目に

熱い思いが 溢れて こぼれだしている


私のそばで 我慢強く隠してた シバの思いに

気がついてしまうマリーン


また気を失うように 眠りにつくシバ


シバ、、


誰か わからなければ 忘れろと 考えるなと言ったねシバ

答えが 出ないものは  忘れろと

シバの あの熱い思いに  

私は 答えられない


あなたとのキスは 忘れるわ シバ


シバの目から こぼれ落ちた 愛に

マリーンの胸が ズキリと 痛く 突き刺さる


疲れているのに 心が乱れて 眠れなかった



朝 遠征最後の日

父ソロンの 馬車に乗るマリーン

今日の夕方には 都につく


「マリーン 

どうした シバの、看病に 疲れたのか

意識が戻って 良かったな」

「はい」


「昨日の夜 シャクからの 連絡で

アカギも  重症だが 助かったらしいぞ」

「ああ、、良かった」


「後、フウマからの 使いによると

落ちた石の後ろに 足跡があって

誰かが故意に 落としたと

私達に 注意するようにと」


「ええ、、やはり」

「マリーン 気がついていたのか」

「見間違いかと、、シバが 忘れるようにと」


「川の石を歩いて、逃げたらしく 足跡を追えなかった

手慣れた者たちだ」


忘れなくても 答えは 見つかるものなの?

誰かが 私に 落とした、、


「私の娘や、アカギを 狙うとは

大胆な行動だ

私や、フウマへの 嫌がらせだろう」

「嫌がらせ、、」


「マリーン 新しい港町を 作るのは

全員が 賛成ではなく

古き良きものを 壊されると思う 反対の者も いるんだよ」


「賛成派のフウマも だいぶ手こずっているそうだ」

「どうしたら 良いものかな、、」


「古き良きものを 決して 壊さないで

大切に とても大事に するという事を示されては」


「例えば?マリーン」


「今回 トガクレ村に行って 長く栽培されて

大事に 秘密裏に育てられて 固く守って来た物を

 壊されたくない姿を

見てきました。

そういう事は 私や 新しい人が立ち入って壊せない 

とても大切な事だと」


「どういう事だ」


「新しい港街と ソロンの丘 フウマ様の湖水地帯

以外は 旧街として 大切に そのまま残されては いかがですか」


「新しい街に住む人も 旧街に、住む人も

自由に 行き来して 人の考えで

どちらで住んでも 良いように


古き良きものも 壊さないで 残して

新しい街と 共存させては」


「自分たちに被害があると 不満な人は


新しく変えようとする 強いものに

嫌がらせという方法しか 無いのかも 知れません」



「古くから住む 反対の人に 強制でなく

ちゃんと生活を保証する約束を 

誰もが安心して 住める場所を めざされては」


「人の不満は 厄介だ

 娘の言うことは 聞き入れるが

不満な者の言葉は 聞きたくないからな」


「お父様」

「マリーン 参考にするよ フウマと相談しよう

落ち着くと良いが 」


「秘密や古さを 大切にするトガクレ村を、一回り大きくさせて 

味方になさいませと フウマ様に

お伝え下さい」


「マリーンがシバを心強く思うように

私にもマリーンは 心の中の 光のような 明るい輝きだ」


「リンお母様と 早く会いたくて 

帰りを とても急がれてるの 分かりますよ」


「親子水入らずの 娘と二人の遠征を 勧めてくれた リンに、感謝だ」


「お父様、、」


「どうした 

、、分かるぞ 

娘のその声は 私に頼み事の時だ」


「お父様

お父様が 今 リンお母さまに 早く会いたいように 

私にも 今 今すぐ 会いたい人が 居るんです」


マリーン

普通の 頼み事では 無いのか、、












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