妊娠
リンお母さんが お父様の子供を 身ごもった
産む決心をした 女性の 強さ
子供を 生むなんて 怖いと思ってるマリーンには
まだ わからない 母親の強さ
その強さを リンは マリーンに教えてくれる
「でも、、西部への 視察旅行には 同行 無理かもしれないわ
シバに、マリーンを 守ってくれるように 伝えておくわね」
「大丈夫よ 私は お父様も いるし」
「貴方の 身辺は シバが良いわ
シバは 口にしないけれど、マリーンの行動に感謝してるの分かるわ」
「でなきゃ、あんなに 熱心に この国で球馬の指導 したりしない
貴方に 迷惑かけ無いように 評判まで 気にしてるなんて 彼らしいわ」
「そうかなぁ、、本当に?」
「貴方は、わからなくても 球馬の披露の時の シバの動きは 神がかってた
マリーンを 目立たせながら 隅々の動きまで 考えつくされてたわ」
「私は 自分のことで いっぱいだったから、、
いつもの シバの動きだと思ってた」
「あれで球馬に 心動かされなかった人 居ないくらいよ
西部の方からも、依頼が来るの 当然よ」
「西部の方でも 広がれば良いけれど
リンお母さんこそ こっちで 大丈夫?」
「神の島の、仲間が 居るのよ
シャク様は 視察旅行に 同行する予定だし
私の妊娠 まだ、わかってないから 大丈夫よ」
「西部の都の 都主様は ジョイ様だったと思うけれど
ジョイ様自身も 体格は良いし 武道に 優れた方だから
本人も球馬競技を やりたいのかも 知れないわ」
「シバの球馬の指導が どんな具合か
リンお母様も 一度 一緒に見に行かない」
「もちろん 良くてよ マリーン」
やんちゃ盛の高官の子息たちに、球馬を教えるシバ
「結構 大変そうね」
「大丈夫よ シバなら
まだまだ、余裕ありそうよ
ほら、 動きながら こんなに離れてる 私達にまで 気がついた」
「周りが目に入るのか、、それとも、、」
「それとも?」
「待っていたのかしら、、
マリーン、、と 私達を、、 よ 」
ダンに 何か 託してから 、、
シバが、馬の方向を 練習を見ている私達に 向けた
結構シバに 会ってないことに 気がつくマリーン
シバが 近くに来て、馬から 降りた
マリーンが、、シバに、、手を 振った
シバが、、軽く 手を上げて マリーンの手に 答えた
あれっ、、シバが私の手に 答えること あったっけ、、
マリーンの振る手に
シバは、軽くタッチして
「久しぶり」と シバから 言った
「ソロン国王の新しい街に 忙しかったの?」
「うん、
でもシバの 球馬の指導が 順調なのは 聞いていた」
「なんとか なりそうで ホッとしているよ」
「私の 新しいチームは 出来そうにないけれど」
「みんな まだ、初心者で、遊び程度のゲームしか
できないから
僕の国と 試合するのは 遠いよ
また、上達した頃に、 考えてみて」
「結構 様になってる子 居るわね」
「あれは、ヤマトだ
飲み込みが早くて
あとは、球を 思うようにコントロール 出来るとね
運動神経は 良い子が 多くて、助かるよ」
「この国は 昔から 文武両道を目指しているから」
「ここだけじゃなく、西部の方にも 球馬を広めるんだって
ソロン様は、やる気があるな」
「西部には 私は同行しないから
シバに、マリーンを 頼むわね」
「リンさんは 行かないの、、
そうなんだ」
「マリーンには ちゃんとした優秀な警護が つくだろうから
僕の出番は 無いよ」
「念の為よ 初めての 遠征だし
この国で マリーンを 小さい時から知ってるのは
シバだもの、 私からも よろしく お願いするわ」
「そういうことなら、、」
「マリーンは 貴方にも、この国を 見聞してもらいと、
ソロン様に 伝えてあるの
良ければ シバも、承諾して
この国を 知る機会に なることを
祈ってるわ」
「 僕が、、この国を、、、か」
よくソロンが 隣の国の僕を 遠征に 連れて行くな
器が 大きいのを示したいのか、相当の自信か
マリーンが 自分の可愛い娘が 言うことに、甘いだけか
遠征中でも 僕に警備は、ひからせるんだろうな
そのへんは ソロンは、抜かり無い
「二人が 元気に戻ってくるのを 待ってるわ」
このリンさんが マリーンの警護を しないのは
なぜだろう 理解できない
そして
まさかマリーンと国王のソロンと 一緒に この国を視察するなんて
考えてもいなかったシバ
でも 何か一つでも ミスすれば
この国では、命取りに なる 可能性がある
隣の国の王子を 殺すのに なんとでも理由はつけられる
油断は しない




