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小さな応援者

ソロン国王の お祭りの 日まで 

シバの周りも 少し変わりだした


球馬に出る衣装の 縫い合わせ 出来上がりに

着て合わせてみると 軽く 

縫い目が かたくなく 柔らかいので 動きやすい事に驚く

この国の 縫製技術の 高さ  色布地の豊富さ

そんな所を見ても 自分の国との 豊かさの違いを感じた



お祝いの お祭りの当日

華やかに、お祝いの式が 講堂で始まり


マリーンが ソロン王のそばに座り

少し下に シバも 呼ばれた


シャクはじめ ソロンの兄弟 等の 


正五位も、揃って



ソロン王から褒美を 与えられ 満足顔

そんな国王に 反対がなく


 隣の国の来客として シバが 紹介された

みんなの好奇の目を 感じた



金子銀子の、入った小袋が 集まった人に ばらまかれ


青銅の館の周りにも いっぱい お店が出て



今日は 王様の お祝いで みんなに ご馳走された


王様の玉座が講堂の前の広場に出され 高官が続き 並んで



お祝いの 美しい舞踏が終わり 


みんなの見守る中


球馬の初披露


「シバ、前に出て 目立って いいからね

みんなの目を 球馬と貴方に 釘付けに してよ」


マリーンの目も 燃えているのが シバに分かった

「本気かよ、、」

「シバ 行きましょ!」

マリーンが声をかけた


凛々しく着飾った シバと


淡い七色の絹が、重なった 涼し気なマリーンが


白馬に乗って 出場


色鮮やかな木マリを、操って


二人で 高く上げて ゆっくり打ち合い


優雅に進んでいく



セイラとベルが、ダンに 綺麗な12色の木まりを渡して


ダンがシバに 長柄で、金色の木まりを 投げて


それをシバがマリーンに 高く金色の木まりを 上げて


うまく マリーンが 上で 受け取って コントロールして


ゴールに 見事に入れる


「ほおーっ」と 誰かの 声が出た


次は 銀色の木まりを マリーンからシバに


低い 弾道で 投げて


難しそうな 低い弾道の、木マリを

シバが 馬で素早く走り すくい上げて 高く打ち上げ

みんなの顔も 高い弾道の 木マリに、吸い寄せられ 見守る中


見事に ゴールに入る

シバの馬上の美しい姿に

しなやかに動く様に

拍手が起こった


やる時は やる、何でも見事に そつなく出来る シバだ

いつも以上に 動きが 素晴らしく綺麗だと、思うマリーン

鳥羽の国を背負ってるから


マリーンも 負ける気がなく


赤と白と緑の3つの木まりを 


順番に高く上げて みんなの視線を集中させ


2回ずつ打ったあとに

マリーンの美しい顔が きりりと引き締まり


一つずつゴールを決める


おぉーっと どよめき

3つとも ゴールした時は


 今日一番の 拍手と歓声が起こる


みんなの興味を つかみだし


マリーンが投げた青い色の 木マリを


シバに投げると 白馬に、乗ったシバが 美しく回転しながら 木まりを操ったあと


シバの方のゴールに 木まりを 転がすと


ゴールの横に


可愛い子馬の上に これ 又 小さい モトが乗っていて


見ている后の ケイが、ハラハラする中


ゆっくり その青い木マリを チョッコと長柄で触って


ゴールに入れる


綺麗な お人形さんのような服を 着せてもらって自慢げの 

可愛い モトに


観客も 拍手喝采


こんな小さい時から 球馬競技を始められる事が 示せれれば成功




美しい衣装姿で、優雅でありながら 正確に 木マリを操る 二人


絵巻の中のような 球馬競技に、見惚れる観衆


白馬と人が 一体となり 時には ゆっくり

時々 早くして 高さも調整して 二人で木まりを

打ち合い  


鋭い動きで、 ゴールに流す

ゴールするたびに ほぉ~っと 言う声が上がり

拍手が高くなる


最後にマリーンが 馬の背に 立ち


国王に向かって 挨拶


美しい服が たなびいて マリーンの きれいな体線が出る


続いてシバも 馬に立ち上がり 国王に今日の お祝いの挨拶


美しく着飾った二人が 綺麗に装飾された馬の上に 立つ様は

周りの観衆の、殆どが 息を呑むほどだった


ソロン王が 二人の球馬競技の披露姿に 満足そうに 大きくうなずいた



帰る時に 子馬のモトが シバに 大きく手を伸ばしたので


シバがモトを 自分の馬に 乗せて


マリーンと3人で 仲よさげに 優雅に退場する 姿は

人の目に 綺麗に焼き付いたようだ


その後を


モトの子馬の綱を ダンが 引っ張って退場した


シバとマリーンの美しい動きと 可愛い小さいモトの姿に

見ている観衆の 大声援が いつまでも長く 送られた



次の祝目の 武道に出る 人たちが 拍手をしながら

マリーンたちの馬の進む道を 開けてくれた


シバの前の場所が 気に入ったモト

迎えに来た侍女に、降りたくないと 駄々をこねて、

渋々 馬から降りた


大人っぽい 表情をあまり変えない シバに

 モトという 小さい応援者が、できたようだ


「モトに えらく気に入られたようよ」

「君の妹に冷淡に 出来ないだろ」


「少し青銅の館の 周り 走って戻ろうか、案内するわ」


後ろから4頭の馬の 護衛 警備が 二人についた


華やいだ屋台 楽しんでいる人々 その中を

綺麗な衣装のままで 目立つ二人


気にしないで、ゆっくり闊歩する


多分シバは 行動を制限されていたので

館の周りは 初めて 見るんだと思う


お堀の外には 出ないで 一周して


馬小屋の方に 行く手前の 球馬の練習場で


ダンと 他の 若い男の子たちが、馬に乗って 球馬の、木マリを

打ち合っている


もうゴールの棒も 両方に立っている


「シバ様、

今さっき見た 球馬競技を

男の子たちが やりたいと いうので

練習場を 開放していただいて 真似事を しています」


「思ったように 木マリを 打てなくて」

「焦らないで 一呼吸 して 集中して 木まりを 打ってごらん」

シバに教えてもらおうと 若い男の子たちが 近づく


なんとか軌道に 乗れば、、良いなぁ















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