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竜の巫女リム様の社は、広島お好み焼き屋【皐月】さんのようですよ  作者: かず斉入道
第1章 竜の姫巫女様の社は広島お好み焼き屋【さつき】

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第88話 義父の様態は?(1)

「どうぞ、レビィア様、リム様。お入りください」と。


 リムと姉上に爺やが、優しく声をかけてくれながら、お父さまが入院をされた病室の扉を開けてくれた。


「セバス、ありがとう」

「爺やありがとうね」


 だから姉上とリムは爺やへと微笑みながらお礼を告げて、そのまま病室へと入ると、リムの碧眼の瞳には、病室のベッドで横たわりながら点滴を腕に受けるお父さまの姿が映るから。


(お父さまは点滴を受けながら寝ているようだけれど、お身体の方は大丈夫なのかしら?)


 と、一応は爺やから説明を聞いているけれど、やはりお父さまがベッドで身動きもしないで横たわる姿を目にすると。いくら爺やにお父さまの身体の様態の方は大丈夫……。落ち着き、安定していると聞かされていても本当に大丈夫なのだろうか? と、リムは不安に思うから。自分の目尻が熱くなり、瞳が自然と潤み、濡れ、気落ちしてしまう。


「……レビィアちゃんとリムちゃん、来てくれたのね。ありがとう……」


 リムが室内へと入ったばかりの場所で、自分の瞳を潤ませつつ落胆していれば。義母(お母さま)の声が聞こえてきた。


 だからリムはお母さまへと視線を変え。


「お母さま……」と声を返し、『この度は大変でしたね。お父さまの御様子はどうですか?』と尋ねようとすれば。





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