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竜の巫女リム様の社は、広島お好み焼き屋【皐月】さんのようですよ  作者: かず斉入道
第1章 竜の姫巫女様の社は広島お好み焼き屋【さつき】

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第84話 病院へと着きました! (2)

(ここが広島北市民病院か……。初めてきたけれど……。こんな感じなんだ……)


 リムは爺やの案内、誘導で姉上と共に、北の市民病院の一階のホール……。受け付け、料金所の前を間者さん達の間をすり抜けつつ、辺りを興味津々に見渡し、見詰めながら思っていると。


「……ふっ、ふふふ。セバスお久し振りですね。元気にしていましたか?」


 姉上が爺やに、優しく微笑みかけながら話しかける声がリムの耳へと聞こえた。


「ええ、お蔭さまで閣下……。女王陛下やその他の閣下様達のお気遣いのお蔭で私目もまだ元気にお仕事をさせて頂いています……」

「そうですか」

「ええ、本当に有難い事です……」


 爺やが姉上の労りある、労いの言葉を聞き、お礼を告げれば。


「いいえ、いいえ……。陛下やお母さまもセバスほど気の利く執事はいないと褒め称えていますよ。だからまだ長生きしてくださいね。そして(わたくし)がお母さまの後を継いで女王になった時も執事として支えてくださいね……」と。


 リムと姉上の二人は御爺さまの顔を知らない。だから爺やが、リムと姉上のお爺さまと言ってもよい存在だから。姉上ではないけれどリムも爺やにはもっと長生きをしてもらいたと心から思えば。リムも姉上同様、顔が穏やか、優しく緩んで笑みを浮かべてしまうから、


 この広島北の市民病院のホールで、リムと姉上の祝福が身体中から沢山拡散されるから。





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