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竜の巫女リム様の社は、広島お好み焼き屋【皐月】さんのようですよ  作者: かず斉入道
第1章 竜の姫巫女様の社は広島お好み焼き屋【さつき】

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第78話 帰宅をすれば厄災が? (3)

「……あのね、リム?」


 リムが尋ねると姉上は悲痛な顔で言葉を返してきたから。


 リムは只事ではないことが起こったに違いないと思いつつ「うん」と頷いた。


「……うぅ、うううっ。お父様が。お父さまが倒れたの、リム……。そしてお父さまは救急車で市民病院へと運ばれたの……」


 リムが頷けば姉上は義父(お父さま)が何かしらの病気で倒れ、救急車で市民病院へと運ばれたのだと。姉上はとうとうシクシクと涙を流しつつリムへと説明をしてくれた。


「えっ! そうなの姉上~?」


 リムは姉上の説明を聞き、驚愕し、尋ねた。


「うん、そうなのリム……。だから旦那さまとライザ伯母上さま……。そしてお母さまもルミエル叔母上さまにこの後の業務は任せて、慌てて帰還し、セバスチャンに車を運転してもらって旦那さまとライザ伯母上さまの後を追ったの……。でッ、お母さまが病院へとでかける時にね、私の場合はリムが帰宅をしてから二人で一緒にくるようにと告げて出掛けられたから。私はリムのことを今まで待っていたのよ……」


 あ姉上は涙を流しつつ、弱々しい声音でリムへと教えてくれた。


 だからリムはお父さまが意識を失い、倒れたことで悲しんでいる姉上へと。


「リムならば、もういつでもでかけられるよ。だから今直ぐ病院へといこう! 姉上~!」


 リムは姉上のように泣き崩れず気をしっかりと保ちながら。姉上に今直ぐ市民病院へといこうとしっかりとした言葉で告げた。



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