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竜の巫女リム様の社は、広島お好み焼き屋【皐月】さんのようですよ  作者: かず斉入道
第1章 竜の姫巫女様の社は広島お好み焼き屋【さつき】

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第75話 お客さまの家へと着きました! (6)

「はい。二千円……。女神様は御釣りがあるかな~?」


 お客さまはリムへと優しく微笑みながら二千円を渡してくれた。


「はい、大丈夫です! ──ちゃんと御釣りの方は用意していますから……」


 リムはお客さまへと告げつつ、自分の首にぶら下げていた、神技のかかった長さが自由に変わる紐のついた巾着袋から御釣りをだし、手渡すと。


「本当にありがとうございました。ました家のお店を御贔屓におねがいします!」


 と、お礼を告げれば。


「広島へと遊びにこられることがあれば、ぜひ家のお店にも遊びにきてくださいね」と嘆願もした。


「……それではありがとうございました」


 リムはお客さまへと再度お礼を告げると。お客さまに見られようと気にしないで、そのままフワリと上空へと舞う。


 だってお客さまにリムが竜神だとばれているので、もう隠す必要もないから。リムはお客さまへと。


「さようなら~」、「また会いましょう~」


 と手を振りつつ、空を高い位置へと上昇しつつ別れを告げた。


「……アニメのヒロインのように美しい竜神様~! お家のお手伝いを頑張ってね~! 私も応援するから~。ファイト! 竜の姫巫女様~!」


 するとお客さまも地上からリムに手を振りつつ叱咤激励──! ファイト! とだと言ってくれた。


 だからリムは歓喜した。


 そしてまたお客さまへと手を振りながら。


「は、はい。がんばります! ありがとうございました」


 と、再度お礼の言葉を告げ。


《ボン!》


 と金色の巨大なドラゴンへと変化──!


 そしてリムの家族が待つ、広島お好み焼き屋【皐月】へと帰宅をするために大空を優雅に、祝福の光を地上へと撒き散らしながら、岡山市を後にするのだった。



 ◇◇◇




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