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第189話 早朝の声(16)
「陛下~! 私も閣下や姫さまたちと同じように、陛下のことをお慕いしております~。だから、私もリム姫さまのように陛下に甘えてもよろしいでしょうか~、陛下~」
凛は今、まるで発情期のメスのドラゴンのようだ。
今日はいつもより鼻息が荒く、『フンガ、フンガ』と興奮気味にパパへ積極的に、強引に、急かすように迫っている。
そう凛もリムのように癒しの褒美が欲しいと、パパへと嘆願したのだ。
「……ん? ああ、別にいいぞ! 凛! 俺の背中でよければ使え!」
リム達の主さまは大変心優しい人だから、凛が奉仕の褒美を求めて嘆願すれば、すぐに快く「自分に甘えろ!」と返してくれる。
だから凛は「きゃ~、嬉しい~」と、いつもクールな凛が興奮しながら黄色い声を上げるのだった。
「凛も大袈裟だな。あっ、ははははははは」




