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第188話 早朝の声(15)
パパがリムと凜に労いの言葉をかけた。
リムが好きで続けている仕事……。
それに、この社はリムがパパに無理を言って建ててもらった社だからだ。
「ううん、リムは全然苦じゃないよ。パパがリムと姉上のために建ててくれたこの水神の祠だから」と。
リムはパパへと首を振れば、感謝の気持ちも告げた。
「ええ、姫さまのおっしゃる通りです、陛下! われわれは陛下のためなら、たとえ火の中、水の中であろうと飛び込んでみせます、陛下!」と。
リムに続いて、凜がパパに対して大袈裟で堅い言葉を述べた。
「凜~、ちょっと、それは大袈裟だよ~」
リムは凜がいつもの調子でパパに畏まって、大袈裟に話すのを見て、ケラケラと笑いながら言った。
「いいえ、リム姫さま! 私の陛下や閣下への忠義は、己の身を犠牲にするほどの自己犠牲の精神から来ています。だから私も……」と。
凜はいつものように、真剣な顔で鼻息荒く、パパに可笑しなことを話し、終えると。




