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ただ、君だけをみつめて  作者: 新木 そら
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26話  1泊2日旅行(14)~朝の出来事編(2)~

しかし、その雰囲気を一掃してくれたのが、長谷川さんと相原だ。こんな時の2人は、何とも頼もしい。

2人は、ほぼ同時にログハウスから姿を現した。


「グッモーニーング、エブリバディー」


 また騒がしい1日の始まりだよ~。


「おっ、絵里ちゃん。朝食の用意してくれてるんや。ありがとなぁ~、頼りになるわ~」

 

 さっきまでハムスターみたいにちっちゃく丸まって寝てたのに、目が覚めると朝からテンション高いなぁ。


「ほんっと~~~に、朝からテンション高いですよね~、長谷川さんは」

 

 長谷川さんの後ろから、寝癖のある髪を手で整えながら、僕と同じく寝ぼけ眼の顔をした相原が長谷川さんに声を掛けた。

 

 うん、そう思うよな、やっぱり。


「おうっ、サンキュ~。最高の褒め言葉やわ」


「誰も褒めてませんよ~~だぁ」と、すかさず相原も言い返した。


「あのなぁ、相原。2人を見てみ」


「2人がどうしたんですか?」


「朝ご飯の準備をしてくれてるやろ。早く起きて、私が作ったろ~かなぁ、て思えへんかったか?」


「2日酔いで、そんな事まっ~~~たく考えた事ありませ~~~ん」


 もう、朝からこの2人は・・・夫婦漫才か。


 僕と遥と高野さんは、このやりとりの会話に入って行くと、矛先が自分達にも来ると思い、2人の会話には全く入らずに、少し距離を置いて状況を見守っていた。

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