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復讐者13全員が自重って言葉は知ってるの?

 何だかんだ色々あって、結局2度目の外は1回目から役3ヶ月後、異世界に来て半年後の明日になった。



 色々の1つは、


 ミウに使うなと言った、オリハルコンの武器を手放しても手元に戻る方法をサチが体得しやがって、「使うな!」と言ったら、

「それなら、練習に便利だから投げナイフをオリハルコン製にして」、と、訳の分からない事を、ほざきやがったので、

 俺が武器の登録権利をサチから取り上げて収納したら [最終形成登録をした、俺の魔力の方が上位の権利になる]、おもちゃを取り上げられた子供みたいにグチャグチャの顔になって泣いて謝ってきた。


 最終的には子供かよって思うほどの地団駄攻撃に根負けして、安全地帯の中と、誰にも見られないダンジョンのボス部屋だけは、武器を手元に戻す、力の使用を許可させられた。


 今はミウとの模擬戦にも2人共取り入れて使い、お互い後ろからの奇襲攻撃などに使ったりしている。


 コウに、「あれは絶対に演技だし、嘘泣きだよ、騙されるシン兄は甘いよ」と怒られた。


 解せぬ。



 2つ目は、


 コウが、運搬用のムカデゴーレムを改良して壊されなくする計画は、材質を変えるわけにいかない為、ハッキリ言って頓挫した。


 そこで、壊された原因を調べた結果。


 ムカデが壊れたゴーレムを運搬する際に、ゴーレムの真下に入り運んでいた為、倒れたゴーレムが動くのに反応した魔物がそれを動かなくなるまで攻撃、そのせいで下に居た運搬用のムカデが潰され、壊れたのだと分かった。


 改良は兵士ゴーレムの鎧や兜などに、アームが掴み易いように縦のハシゴ状の細い溝を施し、下に入らなくてもアームが引っかかり運べる様にした。


 これで運搬時に下に入らないので潰される数がかなり少なく成り、アームもしっかり掴め滑らなくなった事で運搬速度も速くなった。


 全人型ゴーレムの装備交換と改良したムカデ用のコアの交換に、あと3ヶ月はかかるが、まぁ、復讐には問題無いレベルだ。



 3つ目は、


 ミウが、オリハルコンの槍の穂先からレーザーが出せる様になった。


 これには全員が驚いた。


 槍を盾で止めたり、魔法のシールド系の結界などで止めても、レーザーの追加攻撃で貫かれ、受け止める事が意味が無い物となった。


「アレやられたら、俺は絶対に勝てない、必ず避けなければならないミウの攻撃って、ズルくない?」


「ミウ姉に関しては、もう、今更でしょ」


「私、真剣勝負を魔法有りの寸止めなしでやったら、近いうちにボロクソに負けるか、まだ手加減できないミウに殺されるかもしれないわ。


 私も闘気と魔法の切り替えを速くして、魔法を使いこなさないとマズイわね」


「何言ってるんだ?、寸止めでもオリハルコンの武器で真剣勝負なんかしようとしたら、オリハルコンの武器は永遠に封印するからな!」


 サチとミウが驚いた顔をした後、首がギィギィギィギと音がしそうな感じで露骨に俺から目線を外しながら顔をそむけた。


「ん?、何2人で驚いた顔をしてるんだ?、まさか!おい、なぜ目線を外す、何故こっちを見ない」


「「もうしません、ゴメンなさい」」と、2人仲良く土下座した。


 問答無用に武器をしばらく取り上げた。

「泣いても、駄々こねても、反省するまでは返さん、大人しく訓練用の木の武器を使ってろ」


 それからしばらく、2人のションボリした態度で反省してます、と、表した後の、


 どう?、の視線が鬱陶しかった。



 4つ目は、


 俺とコウの防具の件だ。


 俺の武装であるサポートゴーレム、鎧型バックアップ・パワード・アタックゴーレム、通称ナビを完成させた。


 このゴーレムは、鎧、兜、盾、メイスが一体化したゴーレムになって居て、索敵の補助や魔法の補助、それに動きの強化[パワーと俊敏性を上げる]をする、俺専用の装備だ。


 前に使った太い棒手裏剣を鎧を土魔法の変形させる力で撃ち出していた機構も、圧縮したスプリングに魔法で元に戻る力を加えた物に改良した。


「これで、魔力消費が3分の1で、威力と射程距離が2倍になった、勝てる、勝てれぞ、北の森でも楽勝だー」


「でも、棒手裏剣を全部装填したら、重くてまともに歩けないんでしょ、それだと最後は呑まれて死ぬよ。

 あいつら森全体から集まってくるから、1ヶ月は襲われ続けるみたいだし」


「・・・、鈍足を取るか、攻撃力を取るか、それが問題だ」


「北の森だと、どっちを取っても死ぬけどね」


「・・・、1人で試し撃ちに行かない」


「そうして」



 コウの防具兼サポートゴーレム、プロテクター型バックアップ・プロテクターガード・ゴーレムは、通称ムシが完成した。

 ムシはミスリルの鎖帷子に、普段は手稿、肩当て、胸当て、背当て、耳のガードが付いた額当て、膝当ての全てが擬態したサソリゴーレムだ。


 このゴーレムは、索敵の補助や魔法の補助、いざという時に各部のプロテクター型の虫ゴーレムが鎖帷子をある程度の範囲を移動して自動で防御とする、コウ専用の装備だ。


「これで、オレの弱点の温度感知をかいくぐっての不意打ちに対応できる」


「私が試してあげる」と、サチから四六時中襲われ、ムシが壊れた。


「御免なさい、不意打ち対策の訓練を受けますから終わりにして下さい」


「分かればいいのよ、分かれば」


「コウ、ガンバ!、一緒に直してやるから泣くな」



 このナビとムシは非常時以外は見た目はただの防具にしか見えない、


 しかし、制限を解除すると、


 俺のナビは、


 いたるところに棒手裏剣 [杭並みに太い物もある] を、アイテムボックスから出して至る所に装着して、射程は10メートルになるがその中の敵に自動で棒手裏剣の発射してすぐ補充をする、自動攻撃タイプに変わる。



 コウのムシは、


 プロテクターの形のサソリ型ゴーレム達が、針が先端に付いた2mまで伸ばせる尾節を使い、自動で迎撃する

[サソリゴーレムの攻撃はコウの意思でも可能]。


 攻撃は攻撃範囲の敵に針でコウの魔力により凍らせる液体を注入して内部から凍らせるエグイ攻撃をする、自動近距離攻撃 兼 自動防御タイプに変わる。


[敵の認識は、通信の魔道具が繋がってる者を味方、他は全て敵となる]



 5つ目は、


 女性2人の防具の件だ。


 サチとミウに動きが阻害される防具は却下され、俺がミスリルを糸状にして、コウが布にする魔道具を苦労して作り、皮の服の上にきる皮ベストやズボンの内張りに補強として縫い付ける物になった。


 なったのだが、


「シン兄ちゃん、2人に「ミスリルの布の肌触りは最高よ、いろんな服を作ってね」て言われて、服のデザイン画を渡された」


「あいつら〜、ミスリルの布が作るのと服へ加工がどれだけ大変か、あいつらに見せて分からせてやる」と意気込んだのだが。


 逆に2人から、コウが苦労してはた織り機を作り作った板状の布を、服には適さない、とダメ出しされた。


 編む事で作られる生地を説明され、ストッキングの様に縫い目の無い伸び縮みする物を作る大掛かりな魔道具と専用ゴーレムを作らされた。


 それにより、着心地の良い服、各自の長袖のシャツ、ズボン、下着[パンツなど]など色々な衣類が作られた。


 編んだ物より防御力が高い板状の布は、皮の服とズボン、ブーツ、皮の手袋、ベスト、帽子ネックガードなどの皮の装備の動きの少ない部分の内張に使われた事で、皮の装備が動き易さはそのままに、ミスリル製の部分鎧以上の防御性能になった。


 女性2人の女子力に、負けた気がした。



 最後は、


 貰った知識についてだ。


 一般常識や魔法陣などの図形などは正確なのだが、魔物の情報がアバウトなのだ、理由を知識を寄越した今も聞き耳を立てている奴に聞いてみた。


「女神に聞きたい事がある、聞いてるんだろ、・・・・返事なしか」


 俺は、木で作った女神像を出して地面に置き、その女神像から離れた。


「サチさん、お願いします」


 サチは頷き、女神像の前に武器を構えて立ち、殺気を女神像に放った。


(イヤー、ヤメテー、これ、マジで効くから、本気で、止めて下さい。


 渡した知識に関しては曖昧なのは謝ります、でも、しょうがないんです。


 あの知識は、信仰心のある者から得た情報で、信仰心の強さにより、体験した感覚、見たり聞いたりしたもの、見て覚えてるもの、聞いて覚えているものと、情報はどんどん曖昧で少なくなります。


 それらの情報を纏めたものがですね、えー、御渡した知識なので、あのー)


「理解したよ、だから一般常識や記憶していないと使えない図形は正確なのに、それぞれ人により感じる違いがある、強さや距離、時間なんかは、曖昧でいい加減になるのか」


(はい、すいません)


「そうゆう事は渡す時に言いなさい」


(あのー、あの時はギリギリまで力を使ってあなた方の肉体を最高のポテンシャルに作り、力が無い状態でしたので説明する時間がありませんでしたし、あのー、ある程度取り戻したら、このあいだの、真偽眼を渡して、また力が無くなりましたので、そのー)


「そうなの?、それは 私達が悪かったわ、ごめんなさいね」


(いえいえ、私も知識では無く情報の纏めたものと言えばよかったのです。

 今も色々有って余裕が無いので、説明するという頭が回りませんでした)


「色々って何だ?」


(マズっ、え〜と、言わないとダメですか?、ダメですよねー、ハイ、分かりました、話します。


 アークレイと険悪な関係の両隣の国が、アークレイで召喚された勇者の人数を危険視しまして、

 両隣の国も、勇者召喚陣を改変して使い、戦闘力が高い者を指定して、異世界に来たがっている者を、同一ランクの世界から召喚してしまいました。


 まぁ、ただの召喚なので、世界のパワーバランス的には問題ありませんが、実体のある人を片道切符で召喚したのと、その両国に召喚された人が問題で)


「戦闘力で呼ばれた、別世界に逃げたい奴、その条件だとモロ犯罪者だろ、馬鹿なのか、その二国は!」


(えー、その後も指定を変え召喚を繰り返しまして、あのー)


「分かった、南には絶対行かない、ボロボロになった後、潰しに行く」


(えーー、そこは、潰してでもその召喚した国を止めるって、カッコ良く言う処じゃないですかー)


「では質問、南の国は人の住める場所は狭いが、転々と在り、それぞれが国になってる場所だ。

 その他の国は、やろうとはしなかったのか、召喚を、・・・・答えれないって事は、やろうとしたんだろ、

 ただ、先にやった国が泥沼だからやるのを止めただけだ、そんな奴らは同じ穴のムジナだよ、そんな国々は助ける価値も救う価値も無い」


(・・・・・)


「オレから質問、オレ、お前に信仰心なんかカケラも無い、何で会話がお前に聞こえるんだ?」


(ガーーン、カッ、カケラも、無い。分かっていましたけど、結構来ますね。

 ハー、それはあなた方の身体が私の神力で生み出したからです。

 つまり子供に近いので、繋がりは完全には切れません、そこはどうしようもありませんから、嫌でも我慢して下さい。

 因みに、あなた方が私を思い浮かべないと、繋がりません、私の方からは信仰心が無いので繋がら・ない・の・です、・・・グスン、ほんと無いですよね・・・ハー)


「では、南へは潰し合いが収まってから、潰しに行くことにきまりましたー、ハイ拍手〜。

 勇者くん達は、逃げ出して来たら保護、戦争参加ならサックリ死んで貰いましょう、原因の一端はある者達だし、

 では、知識についての話し合いは、おしまい、解散ー」


(エッ、本当に勇者も助けにいかないの、嘘、本・・・ブツ)




 まぁ兎に角色々とあったが、明日は東の出口からフル装備で森に出る事になった。


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