第39話 聖女さんに会いに
男爵領に来て134日目
スキル-何でも感知とスキル-隠密を発動して、教会に忍んで来ました。
聖女さんに会いにです。
昼間ですよ、やましい考えは無いですよ。
聖女さんの部屋は、教会の、奥、奥、一番奥。
スキル-隠密は便利、教会の人とすれ違っても気付かれません。
聖女さんが居る部屋まで来ました、なぜか聖結果が張られてます。
コンコンとノック
「誰ですか」
『勇者です』
ガバっとドアが開き聖女さんが抱き付いてきました。
ムネが胸にグチャーと押し当てられ、聖女さんの良い匂いが鼻腔をくすぐります、しばし堪能していると
上目遣いで。
「やっと来ましたわね、遅いですわよ」
『すみません、このままでは騒ぎに成るので部屋に入れて貰えますか』
聖女さんの魅惑の抱き付きから解放され、部屋へ
「お茶は出ないわよ」
『お構いなく、部屋の前に聖結界が張られてましたが』
「黒い影除け、取り憑かれるのよ」
『黒い影ですか』
「たぶん、剣聖にソード騎士、弓兵爺は取り憑かれてると思うわ」
剣聖さんにソード騎士さん、弓兵爺さん取り憑かれてるって
『平気なんですか』
「解らないわ、共有魔法袋に入れた手紙は読んでないのね、先週、黒い影がって手紙を入れたのに」
『すみません、移動中は、使用条件が満たせなくて、共有魔法袋を開けて無いんです、静養云々が最後です』
「"助けて"との想いは届かなかったのね、悲しいわ」
『すみません』
謝ってばっかりなオイラです。
「グチグチ言っても、まずは、黒い影の数と居場所ね、勇者は黒い影を認識すれば感知のスキルで数も居場所もわかるわよね」
『認識できれば』
「毎晩、わたくしに取り憑こうと此処に来ますの、触れなくても近くに来れば認識出来るわよね」
「その後、剣聖にソード騎士、弓兵爺を助けに行きますわよ」
『聖女さんは、ここに来る黒い影を退治出来るんですか』
「勇者がするのよ、退治できるなら聖結界を張って侵入を防いだりしないわよ」
ごもっとも
『剣聖にソード騎士、弓兵爺さんに取り憑いてる黒い影を祓えますか』
「やってみないと、駄目なら寝てて貰うしか、男装の魔法使いが使う寝ちゃう魔法、勇者も使えるんでしょう」
『使えますが、精霊魔法を使える知り合いが居るので声を掛けてきます、では、夜にまた来ます』
「え!置き去りにするの」
『早めに戻ります』
「早くよ」
伯爵のお屋敷へ
伯爵が用意してくれた部屋で
マオに黒い影の話をしたら
「悪魔が人族を操るのに使う僕かな」
「扱えるのは最上級悪魔で10体、上級で5体程度よ」
『人に取り憑いたのを祓う事は出来ますか』
「わたしは無理、細かいことは出来ないの、そういうのは妖精種族女王に頼んで」
『マオは器用だと思ってました』
「期待外れでごめんなさい、退治ならユウだって取り憑かれる事は無いし勇者の剣で瞬殺でしょう」
勇者の剣(姉)とマオは仲良しですが、勇者の剣(妹)を会わすのは少し心配だけど、勇者の剣(姉妹)を鞘から抜いて人の姿に
『話は聞いてましたか』
「聞いてたわよ~」
「寝てた」
『では勇者の剣(姉)、取り憑かれた人を切ったらどうなります』
「黒い影だけ消滅よ~、だって、わたし達は人族を切れないから~」
『人を切ったこと無かったので知りませんでした』
「今夜、黒い影退治をしますから、マオに勇者の剣(姉)、勇者の剣(妹)呼んだらよろしくです」
勇者の剣(姉妹)を鞘から抜いたまま、聖女さんの所に向かいました。
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マオと勇者の剣(姉妹)の会話
「おねーちゃん、勇者さまを誑かしたには小っちゃくない」
「小っちゃい言うな!」
「その小っちゃいのじゃないよ、もっとこうボンキュボンって奴よ~」
「ユウの精気を好き放題吸引しおったのは、吸精種族女王と吸血種族女王だよ、妻を差し置いて許せない!」
「「「私達は、仲良くなれそうね!」」」、
世界最強の3人組が結成された夜でした。
あと1話で一区切り予定です
最後までお付き合い頂ければ幸いです。
次回作の参考に
感想、レビュー、評価を
是非、是非にお願い致します。
次回作、聖女が討伐旅に出るまでを書いてみよかと思っています。




