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第33話 少女趣味違います大きい胸は正義です

男爵領に来て90日目

 夢見庵、サキュバスによる希望の夢見事業

 無事に開店


 週5日、午前2名、午後4名の完全予約制


 思い出の夢見は銀貨5枚

 性的な夢見は大銀貨1枚


 従業員

 夢見担当は新たに屋敷に来た一次採用のサキュバスちゃん達6人

 接客はサーちゃん、バスちゃん、キュちゃんのサキュバス3少女

 防犯は庭師さんで見習いとして人狼さん2名


 営業開始して1週間が過ぎ事業状況は1ヶ月先まで予約で一杯、商業ギルドの副マスターさんより、1日の夢見人数を増やして欲しい、営業を週6日にして欲しい、2号店を出して欲しいと言われてます。

 屋敷の東屋は狭いので、一度に2名までしか受け入れられません。

 週6日は、労働の悪化なので受け入れられません、休養は大事です。

 2号店の出店のみ前向き、いえいえ最初から準備してました。

 要員は確保済で教育も完了。

 最大の難題の防犯、サキュバスの大半は身を守る力が人族の女性よりも弱くて、サキュバス3少女は特別だと最初に聞かされてましたので、人狼さん達に協力してもらい解決です。


 要員の選抜に設備準備等は執事さんと使用人長にお任せ、あとは2号店の場所、商業ギルド副マスターが担当です。


 商業ギルドの副マスターさんは屋敷の皆さんが魔族だと以前からご存知なので、唯一屋敷への出入りを許可されています。

 今日も執事さんと夢見事業の相談していたようで、帰りに立ち話。

「ユウさん、執事さんと使用人長さんに料理長さん、他の皆さんも綺麗な方々ばかりで、マスターが、"ブレェストゥにヌレガミに何故手を出さない"と不思議がってましたが理由が分かりました。」

 まるで、屋敷の皆に手を出してるみたいな言い方

『人族では無いと、ご存知ですよね』

 副マスターさん、手を出す勇気あるの?

「魔族だと知ってはいますが、あの方々なら。」

 手を出せるんだ!

『本当の姿は全く違うかもですよ。』

「主さま、本当の姿とは何ですか!」

 使用人長さん聞いてたの、凄くお怒り

『冗談を言っただけですよ・・・』

「ユウさん、失礼いたします。」

 商業ギルドの副マスターさん逃げないで!

「お時間頂けますか」

 怒りが治まってない

『はい』

「本当の容姿、確認して頂きましょう。」

『それって、皆さんの生命力を一杯にするって事ですか』

「よくご存知で、溢れる程頂きます」

 空き部屋に連れ込まれました。

 今朝、マオは魔王城へお仕事だと出かけたので留守、沢山吸われました。

 代わる代わる吸われました。

 執事さん、シルキーさん、サーちゃん、バスちゃん、キュちゃん、使用人の方々、夢見事業の方々、解放されたら夕方でした。

 夢見事業の方々、当面、性的な夢見を見せても美味しくない精気は要らないそうです。

 皆さん、オイラを食べ物を見るような目で見ないで下さいね、生命力に精気が無限でも、快楽中枢の制御が出来なくなりますから。



 夢見事業拡大の難題以外に、オイラの個人的課題は他に2つあります


 難題その1

 魔族領から転移してくるマオの相手、魔王さま、マオと呼ばないと怒ります。

 2人で外食←格安宿屋の食堂飯に付いてきます。

 2人で街内散歩←薬屋、商業ギルド、産業ギルドにも付いてきます。

 2人で街外乗馬←薬草採取に付いてきます。

 2人でお泊まり外泊←害獣駆除に付いてきます。


 結果、周りでは

「あの可愛い天使娘、薬屋の若造が屋敷に住まわせてるらしいぞ。」

 おいおい天使娘って、正体は魔王だそ!


「薬屋の若造を旦那さまって言ってたのを聞いたぞ。」


「薬屋の若造は少女趣味だったのか。」


「夢見庵の魔法使いと接客、皆、美少女なのもか。」


「牧場主の娘に商業ギルドの受付嬢2人、それに服装店のアンジュが撃沈なのは薬屋の若造が生粋の少女趣味が理由か」


「最低な奴だ!鬼畜だ!」


「まてまて、少女趣味ならアンジュで良いんじゃねか」


「「「盛り上がってる時に、それを言うな~」」」



 昨日、薬屋でマオと"なんでも相談聴きます屋"の相談者待ち。

 薬屋婆さんは、見た目は10歳そこらのマオにまで薬草煎じをさせます。

 婆さんに袖を引っ張られ商談室へ、マオに聞かれてはまずい話しと思われたので遮音結界を張り会話を聞かれないように。

「若造、あの少女を連れ回してるそうじゃないか」

『連れ回してるって魔法使いの勉強で薬草採取と、攻撃魔法の練習で害獣駆除、あと社会勉強ですよ。そもそも、魔法使いは年齢不詳ですから見た目を信じないで下さい。』

 嫁ってばれたら色々と考えたく無いです。

「屋敷に何人もの少女を囲ってるって話も聞いたぞ。」

『囲ってるって夢見庵の住み込み従業員ですよ。』

「若造の趣味で少女達に旦那さまって呼ばせてるとも。」

『旦那さまって使用人が店の主を呼ぶ時の呼称ですよ。前に商業ギルドの爺さんにも言いましたが、女性はオッパイです、大きいオッパイは正義です、男の夢が詰まってます。』

 力説です。

「そ、そうか、正義って意味がよく解らんが信じよう。」

『皆に言っといてください。』


 良かった遮音結界張っといて、大きいオッパイって話聞かれると落ち込んで大変なんです。

 サキュバス族と違って、妖艶に慣れるのは見かけだけで触れられないそうです。



 難題その2

 王都の聖女さん、共有魔法袋に入っていた昨晩呼んだ手紙

「温泉避暑地で、のんびり、まったりの日々楽しそうね、父上の許可が出たので静養がてら会いに行きますわ。」

 あれあれ、のんびり、まったりの日って最初に手紙に書いたけど、それ以降も滞在場所は聖女さん宛ての手紙には書いて無いはず、弓兵爺さん?ソード騎士さん話したのか?

 慌てて、今は、魔族領に居るからと静養に来ても会えないと嘘の返事を、その後、直ぐに

「あら残念ですわ、なぜ魔族領に居るかわ詮索いたしませんが、近日中に王都まで会いに来なさい強制よ。ただ、わたくし達は、王族派に監視されてるから悟られないでね。」

 と再返信が来ました。

 仲間の皆さん、男装の魔法使いさん以外は反王族派の重要人物として監視されてるのかな?

 会いにいきますか

【本当に早く来てよ】

 聖女さんの気弱な言葉が脳内に、あれあれ、どうした!

 いつもの高飛車はどうしたの、心配させる作戦?

 それと、聖女さん、共有魔法袋必要あるのと思ってみましたが、脳内に聖女さんの声の返答は響きませんでした。


 前から不思議に思ってます、聖女さんの声が脳内に、オイラの行動を見られているかのようで怖いです、恐怖です、恐ろしいです。

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