第31話 ジャム・マーマレード第2弾
男爵領に来て82日目
屋敷で夢見事業の準備が終わり、商業ギルド職員によるお試し会をしています、総監督で座ってるだけは暇で耐えられないです
薬屋へ各薬草を届けに行ったら、産業ギルドから大量の箱が届いてると婆さんが。台所に置かれた箱の中を見たら、甘夏、イチゴ、ブルーベリー、モモ、キウイが各4箱、量が前回の倍ですよ。
薬屋婆さん。
「薬煎じを手伝えと言いたいが、ジャムを頼むよ」 店に戻って行きました。
すかさず、スキル-収納の時間経過無しへ入れて屋敷に戻り、執事さんに外出の許可を頂けるか聞いたら、どうぞどうぞと。ちょっと悲しい、いや、凄く悲しい、要らないオイラですか・・・。
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産業ギルドの姉御さん、ジェーエーさん2人の会話
量が倍になったのと、イチゴにキウイに代わったのは、姉御さんの下心からでした。
「ジェーエー、ジャムの材料は薬屋へ持ていったか」
「姉御の指示通りに各4箱」
「イチゴ、キウイを追加してブドウにビワは止めました」
「私の大好きなイチゴにキウイ、楽しみ」
「材料の提供元として前回の倍貰わないとな」
「姉御、提供元は各村々です。それに自分好みの材料って」
「文句あるなら、マスターにお成り」
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ジャム・マーマレード作成、猫を連れて河原へ。
スキル-収納から調理道具にスキル-収納の時間経過無しから砂糖を出し、ジャムにマーマレード作成。 前回同様、勇者の剣(姉)にお願いしました。 マーマレード用の甘夏、皮むきと果汁絞り、甘夏を左手に持ち「エィ」って掛け声で皮が細切れになってパラパラと鍋に、「ヤァ」って掛け声でグシャと潰れジャバジャバと液が別の鍋に1箱が10分、相変わらず。いえいえ前回より皮が細切れです。
続いてジャム用、モモは10分、キウイは25分。
「他には仕事無いの、3魔族に比べて活躍出来てないからブチュ~~~して貰えな~い」
これ以上の活躍させては駄目だと思いましたが
『イチゴのヘタ採りをお願い』
「任せて~」
煮詰めを手伝って貰いました。
量が倍でしたが、皮剥きに果汁絞りに煮詰めと勇者の剣(姉)が今回も大活躍してくれて、おやつの時間前に終了。
屋敷の皆に軽食として出そうと、帰りにパン屋と産業ギルドに寄ってパン・紅茶を購入、オイラが買うとお金を受け取ってくれないので、勇者の剣(姉)にお願いしたら初めてのお使いに挑戦しくれました。
パン屋も商業ギルドも応対してくれた人、勇者の剣(姉)の容姿に緊張、美人さんですからね。両者緊張でどうなる事かと思いましたが、無事にお買い物してきてくれました。
買い物した後に、ジャムをお裾分け、隣に勇者の剣(姉)が居るのでオイラの使いだと知って代金を返されそうになりましたが拒否、勇者の剣(姉)を誰と聞かれましたが妹だと答えたら拗ねを蹴られました。
商業ギルドでは姉御さんに気付かれて、ジャムにマーマレードのお裾分けと言ってお皿を要求したら、鍋を持って来られて。
「もっと入れろ、もっと、もっと」
鍋が一杯に!
続いて、服装店のアンジュさん、薬屋婆さんにお裾分けして、屋敷に戻りました。
屋敷の台所
シルキーさんには紅茶の準備をお願いして、購入したパンを勇者の剣(姉)に一口大に切って貰い、オイラがカリカリに焼いて準備完了。
ちょうど、東屋でのお試し会が終了。良かった事、今後への改善点の打ち合わせ会議に軽食として提供しました。
打ち合わせ参加の産業ギルドのジェーエーさん、食べれて感動してました。人狼さん達の食べてる姿を見て驚き、新たに屋敷に来たサキュバスちゃん達の悶絶が見れて良かったのですが。目を疑う光景、吸精種族女王さん・吸血種族女王さん・妖精種族女王さんと一緒に仲良く勇者の剣(姉)が会話をしながらジャム・マーマレードを塗ったカリカリパンを食べてます、食は平和をもたらします。
産業ギルドのジェーエーさんが帰って行き、皆が改善作業を行っていますが、オイラは食堂で、魔族領から戻ったマオとシルキーさんの3人でジャムにマーマレードを食べてます。
隠す事も無いので、マオに人族の仲間にもお裾分けをすると言ってから、事前に取り分けて置いた、ジャム・マーマレードを共有魔法袋で仲間の皆へ。
序でに手紙も読み、皆からの内容は似た物で王都は日常を取り戻したと、良かったです。
ただ、聖女さんの手紙に、妹に趣味悪いと言ったら、姉妹で趣味悪いねと言われたから、妹の代わりに剣聖を虐めてやったですわと。聖女さんもデブッチョが好きなのかな?
今回は纏めて返信、食べて。
今夜も、マオに猫と一緒に寝ます。




