第28話 魔族四天王筆頭に祭り上げられて
男爵領に来て79日目
魔王さまにご挨拶と、予定を聞いて貰ったらまさかの翌日。
オイラ、"屋敷帰還"と唱えただけなのに、なぜか、魔族領にあるの四天王筆頭の屋敷に居ます。
対面に座ってる方、本宅執事と名乗られた妖精種族女王から衝撃的な事を次々聞かされました。
吸精種族女王に吸血種族女王がオイラを主さまと呼んでたのは、屋敷の主では無くオイラの配下でお使えする主だからだと。
妖精種族女王もオイラを主と呼んでるので、なぜ主なんですかと聞いたら。
オイラが四天王筆頭を倒した時、魔王さまにも害を及ぼすようならば処置をと待機していたそうですが、その心配が無い事、そもそも3人で束に成っても適わない殺されると思っていたら。
オイラから、"人族からの吸引、今後は生命に影響ない程度にするなら配下にしてやる"って言われたので、配下と成る事を誓い魔族界でも勇者の配下と成ったと宣言したからだと。
違います、確か、スキル-威圧大を発動して"今後生命に影響がない程度にするなら殺さずに"って言ったと思います、配下に成れって言った覚えは無いですよ。
強者が弱者へ、"殺さないでおいてやる"って、配下に成れですよねって言い返され、前四天王筆頭を倒し3女王を配下にした事で、オイラが新四天王筆頭だと魔族界では認識され、この屋敷もオイラのだと。
奴の所有物、者は全てオイラの所有物、者になったと、者とは奴の配下だった者、使役していた者で、この屋敷に居た者達だと。
"屋敷帰還"と唱えれば四天王筆頭の屋敷に戻れ、"人族領屋敷"と唱えると別邸の人族領の屋敷へ行けると、こちらの四天王筆頭の屋敷が本宅扱い。
別邸で働いてくれてる皆さんは、この屋敷に居た方々から選抜したとも聞かされました。
妖精種族女王さん、オイラが倒した四天王筆頭が相当嫌い?奴呼ばわりです。
吸精種族女王・吸血種族女王はなぜ教えてくれなかったの、それは、更なる驚き事が理由でした。
「魔族の四天王とは、魔王さまの婚姻候補で♂限定です。」
現魔王さまって♀ですもんね、♂限定って条件無ければ、吸精種族女王さん・吸血種族女王さん・妖精種族女王さん、四天王ですよね。
「四天王筆頭は魔王さまの婚姻候補筆頭になります、前の奴は魔王さまから筆頭にもかかわらず拒絶され、その事を受け入れられず人族領を献上すれば考え直してくれるのではと暴挙にでたのが実情です。」
「今日まで色々とお知らせしなかったのは、主が、こちらに来られること、魔王さまにお会いするのを拒まれると思ったからです。」
『色々と受け入れ難いのですが、人族のオイラでは魔王さまの婚姻候補になる資格は無いでしょう。』
「魔族は強者が全て種族は関係ありませんので、今日にでも婚姻が決まるかと、もし、お逃げにでも成ると、今度は魔王さまが人族領へ乗り込まれると思いますよ。」
『怖いこと言わないで下さい、オイラのことを魔王さまが拒絶する事は』
「無いと思います。」
『なぜですか』
「ご挨拶のご都合確認した時、魔王さまが"待ちかねたよ、いつでも"と、さらに婚姻の準備とおっしゃてましたから。」
やばい目眩が
「では参りましょう、馬車をご用意してあります。」
衝撃的な話しで眩暈から意識を無くしたオイラを、お姫さまだっこして、馬車に乗り込む妖精種族女王でした。
魔王城の謁見の間
前四天王筆頭を倒した後、他の四天王から人族への侵攻をしないと言質を取りに仲間と来ました。
「四天王筆頭ユウさま参られました。」
玉座に座ってるのは、魔王さま?
前回、お会いした時は吸精種族女王に負けない妖艶な容姿の方でしたが、今はお子さま、プラチナブロンドの天使が座ってます。
左右に重鎮
吸精種族女王・吸血種族女王・妖精種族女王、左側の上座に、前に会った、四天王さん達も居ますが後方です。
「やっと来た、挨拶はいらないよ。」
「今日は、前と違って威圧は抑えてくれてるんだね。」
「吸精種族女王からサキュバス族の件聞いてるよ、そもそも、ユウの配下だから自由にして。」
「いつまで跪いているの、わたしは夫を跪かせる趣味はないの。」
「婚姻を進めるから、わたくしの事よろしくね。」
「これからはマオって呼んで。」
「先程から、なにも話さないけど、この姿をみてがっかりしてるの」
「妖精種族女王、だから、成長体に擬態するって言ったのに。」
重鎮の列から妖精種族女王が一歩前に出て。
「ご心配なさらず。」
「主は、同居してる吸精種族女王・吸血種族女王に手を出さない生粋の少女趣味です。」
「サキュバスのサー、バス、キュも幼体のままにさせています、サーが主の理想と想われる人族の容姿を透視したところ少女時のクリスチーナ・プアだと」
やばい、やばい、サーちゃん何を見た、兎に角否定
『少女趣味ではありません。』
『日々、我慢しているだけです。』
『オッパイ大好きです。』
『鷲づかみが夢なんです。』
重鎮の皆さん、ドン引きです。
吸精種族女王・吸血種族女王は、小さく右手を握ってます。
魔王さまは項垂れて
「やぱり、この容姿では駄目。」
胸をさすってます。
サキュバス族の件は了承得たし逃げ出すなら今だ、待て待て、逃げ出したら今度は魔王さまが人族領へ乗り込まれるとか言ってた、引き延ばしだ
『婚姻の件は、後日と言う事で宜しいでしょうか』
「ユウの屋敷へ遊びに行っても良い?」
魔王が、人族領に遊びに来ちゃ駄目だと思うけど。
美少女に、か細い声で言われたら否定出来ないよ、きっと重鎮の皆さんが許可出さないと思うし
『事前に連絡頂ければ、本日はこれで失礼いたします。』
そそくさと退散です。
魔族領の屋敷
『魔王さまとの婚姻を回避する方法は』
「ありません、魔王さまより承諾のお言葉、その場に魔族重鎮がおりましたので婚姻成立です。」
きっぱりと言われました
『承諾って』
「魔王さまが主を夫と呼ばれました。」
『魔王さま、お子さまですよ』
『魔族に比べて短命の人族のオイラでは、外見からの年の差は広がるばかりで無理ですよ。』
「大丈夫です、既に主は人族を辞めてますから。」
そうなんで、勇者って神の領域に属するです
『なぜ、ご存知なんですか』
「わたくし、これでも魔族重鎮筆頭なんですよ、勇者さまの事は色々調査済です」
何を知ってるの?
「魔王さまが魅了的になるまで、3、40年、夜のお供は人族領では吸精種族女王・吸血種族女王が、こちらでは、わたくしがお相手いたしますので宜しくお願い致します。」
「主が少女趣味では無い、日々我慢、オッパイ大好き、鷲づかみが夢だと、吸精種族女王と吸血種族女王は喜んでおりました。」
『"人族領屋敷"』と唱えて逃避
「主、最後まで話しを聞かずに行かれてしまって。」
「現魔王さまは仮の魔王、♀は真の魔王に慣れないので婚姻相手が正式な魔王と成る事を、もう決まった事だし話さなくても良いか!」
「夜伽は話したけど、私達が側室になるって話したっけ、まいっか!吸精種族女王・吸血種族女王が今夜にでも。」
「私も早く精気を頂くために、次、来てもらう理由を作ろう。」
「役割分担のジャンケン、負けたのが悔やまれる、なぜ"パー"を出したわたし~」
人族の嫁では無く、魔族の嫁が来てしまったオイラでした。
昨日、評価にブックマーク有難うございました




