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第29話 嫁を貰ってしまった

男爵領に来て80日目

 吸精種族女王さん・吸血種族女王さん・妖精種族女王さんの3魔族に騙されて?嫁を貰ってしまった。


 嫁の名前はマオ

 肩書きは魔王、年齢は135歳

 外見はプラチナブロンドの天使


 天使なんです、お子さまなんです。


 今、オイラの寝ている横で寝息を立てています。

 魔王が人族領に居て良いんですか、魔族の重鎮さん達、許可だしたら駄目でしょうって思ったら。

 オイラの屋敷の執事さんに使用人長さんがその重鎮で許可を出した張本人でした。

 なぜ許可を出したのっですかと聞いたら、使用人長さんが「魔王さま、外見は少女ですが、魔族として本当に魔王なんだと、"正妻が夜を共にするのに問題が有るの?"とのお言葉と共に発した威圧に、重鎮さん達、下位の方は倒れ、上位の方も震え上がった」との事です。

 最初に仲間と魔王城でお会いした時、オイラがスキル-威嚇大を発動してても魔王さまだけは平気な顔してたのを思い出しました。あの時は、今と違って成長体に擬態をしていて、姿と能力が一致してたのですが、今の少女の姿が本当だとすると末恐ろしいです。

 この先、オイラ、能力を高めないと。

「心配は要らないよ、わたしは、ユウを倒せる程強く成らないし、理不尽な事を言い出したり、行ったりしない限り従うから」

 "成らないしって"、"成れない"とは言わないんですね

『寝てたのでは』

「寝言だよ」

 スヤ、スャ、スャ


 マオ、猫とも仲良し。

 勇者の剣(姉)に仲良しだねって聞いたら、仲良くしないと鞘に強制的に収められ捨てられちゃうからと言ってけど、本心はって聞いたら。

 あの外見なら30年は敵じゃないから今は仲良くして難敵対策だと。敵ってなんの敵だよ!

 続いて難敵はって聞いたら。

 この屋敷の執事さん、使用人長さん、本宅の執事さんの3魔族だと。すでに口付けをした使用人長さんが最大の難敵で、今、3魔族から夜の防衛として最も有効な存在だと言われました。その敵かよ!

 夜の防衛、勇者の剣(姉)の発想にオイラも納得なので、今も横で寝て貰っています。

 将来の不安は尽きませんが、まずは今を無事に過ごせればと思っています。吸精種族女王さん・吸血種族女王さん・妖精種族女王さんと夜を共にしたら、想像を絶する快楽を知ってしまい歴代の色欲勇者と同じに成りそうなので、回避の為なら手段を選んではいられません。


 そうそう、屋敷の部屋割が変わりました。

 オイラの部屋の右隣がマオ、その横の部屋は空きで、更にその横の部屋に使用人長さん、そのまた更に横の部屋には執事さんが3階から移動してきました。

 執事さんに部屋を変えたのって聞いたら、3人でジャンケン、私がチョキで負けて悔しいと。移動の理由は教えてくれず、空いてる部屋は本宅執事の妖精種族女王さんの部屋だと。そして、聖女さんと男装の魔法使いさんの部屋として用意してくれたのは、何故か、オイラの部屋が1階なのに2階、他の使用人、サーちゃん、キュちゃん、バスちゃんに料理人のシルキーさん達は3階なのです。

 左隣の空いてる部屋は、将来の人族の嫁と側室用に開けて有るとの事でした。余計なご配慮ありがとう御座います。


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 マオが寝たふりをしてくれてるので

 共有魔法袋を確認


 昨日は婚姻騒動で確認出来なかったので、王都の状況が心配。


 弓兵爺さん

 1通

 王都が色々と騒がしと伝えましたが、王族派の暴挙で一昨日は混乱しましたが、反王族派の保有する武力が王族派を圧倒しているので、平穏を取り戻しました、前回の心配掛ける内容反省していると。

 良かったです。

 皆からも同じような内容に、心配しか出来ず申し訳ない思ってましたが平穏に戻ったと知り安心しましたと返信。


 ソード騎士さん

 1通

 使用人が何人も雇う程の大豪邸なんだな、嫁と嫁の妹が早く王都の騒動を収めて勇者の屋敷へ行くわよと無理を言われてる。

 弓兵爺さんから、平穏を取り戻したと連絡ありました。部屋は沢山あるのでと返信。


 剣聖さん

 1通

 王太子の隣国出兵騒ぎ、王国軍の元帥が拒否で実現されて無い、反王族派に対しての粛正も納まったと。

 良かったですと返信。


 男装の魔法使いさん

 1通

 勇者さんに泣き言を言うと安心できるの、ごめんなさいと。

 聞くだけ、読むだけしか出来ないけどと返信


 聖女さん

 1通目

 父上さまが教会に来ましたわ、王太子が懲りずに婚姻を要求してきたが断ったと、さすが父上さまと。

 2通目

 父上さまに、誰か居るのかと聞かれたので婚姻の許可を頂きました。

 妹さん、剣聖さんと結婚聞き驚きましたと返信。


 聖女さん、公爵さまから婚姻の許可って誰とだろう?オイラに魔族の嫁が来たとは絶対言えない!


 近々、王都に行かねばと思ってましたが、慌てる必要は無さそうです。

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