第24話 ヌレガミさんとデート
男爵領に来て72〜74日目
今日は、ヌレガミさんとの食事
折角お誘いしたので、ヌレガミさんを落胆させたく有りません、昨日の夜、共有魔法袋で聖女さんに相談しました。
お世話になっている女性を食事に誘ったと言ったらデートなのかとお怒り、お付き合いしたいとか、邪な想いがあったら相談しませんと言ったら納得してくれました。
既に、待ち合わせ時間と場所は伝えて、食事の店も予約済みと話すと。
ヌレガミさんの容姿を聞かれ、黒髪ロングが特徴的と話したら、「わたくしの髪と比べた人なのね」と言われましたが、それ以上の突っ込みは無く、「髪質にもよるけど、わたくしの荷物に髪を洗う専用の石鹸があるから試してと言って渡せ」と指示を受けました。
【髪の手入れは大変なのよ、わたくしは、ユウが綺麗と言ってくれたから苦ではありませんけどね】
聖女さんの声が脳内に、幻聴がまた聞こえました。
追加指示で「身体洗いの石鹸も手洗いで使ってみてと言って渡しなさい、あくまで試してみて」と言えと、匂いは好みがあるから、それとなく好みを聞くようにとも、使ってくれてるのが分かったら追加で渡す、それで女心は鷲掴みよって。
頼りに成ります聖女さん、感謝ですが心を鷲掴みの必要は無いと念のため伝えたら、このジャムを食べたなら胃袋は掴んじゃったわねと返されました。
先程、共有魔法袋で渡したジャムを食べてるんですね!
髪を洗う石鹸と前に一度使ってしまった身体洗いようの石鹸、値段を聞いて使うの止めて良かったと思いました。
服装も、聖女さんに相談
勇者ならではの裏技、スキルを使い、待ち合わせに来る前に相手の服装を確認して合わせろと、待ち合わせは絶対に待たせるな、先に行き「お待たせてしまいましたか」と言われたら『今来たところです』と答えろと。
監督と呼ばせて下さい、聖女さん。
最後に、聖女さんから相手の人を喜ばしてねと実は大人です聖女さん。
ヌレガミさんと待ち合わせ
ワクワク
あれ、まだ18時ですよ噴水の前に黒のドレスを着た桃山千闇と見紛うヌレガミさん、周りから大注目です。
待たせちゃてます。
仕事が終わるの18時って言ったじゃん!
聖女監督の絶対に待たせるな、言い付けを守れなかったです。
公衆トイレで服装を釣り合うよう、オイラは以前聖女さんに頂いた服に着替えましたが近づき辛いです。 あの大注目のヌレガミさんのもとへ行く勇気はありません。
スキル-認識阻害を発動、ヌレガミさん以外はオイラと分からないようにしました。
最初から躓いたオイラの計画
『お待たせてしまいましたか』
「今来ところです」
駄目じゃん、聖女監督への報告出来ません。
しかし、その後は理想のデート出来ちゃいました。
先日のアンジュさんとのお出掛けが良い予行練習に成り、繁華街の店舗を散策後、ゆっくりご飯を食べ、星を見ながらご自宅へ送りました。
食事中に、好みの匂いを聞き出せたので別れ間際に聖女監督の指示通りに、手洗いと髪洗いで試してと石鹸を渡せました。
ヌレガミさんの驚いている顔、嬉しいですと言われてオイラ赤面しちゃいました。
良かった、どこから出したのて聞かれず。
聖女監督、ありがとう御座いました。
【お礼は要りませんですわよ、相手の女性が喜んで頂けたなら】
聖女さんの声が脳内に、最近、幻聴が聞こえることが多くて、オイラ平気かな。
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共有魔法袋を確認
昨日のヌレガミさんとの食事の報告を聖女さんにしなければ
弓兵爺さん
1通
ジャムにマーマレード、孫が、ジジもう無いのとせがまれて困ってます、すみませんが、また作ったらお裾分けお願いと。
此方でも評判なので、また作る予定なので送ります。家のはずが屋敷に住むことに、庭の手入れと部屋の掃除が必要ですが、風呂は広くて天然温泉です、あと少し待ってと返信。
ソード騎士さん
1通
嫁が妹に、ジャムを食べながら第3夫人になればこれが毎日食べれるのよ、良かったねと言っている。
オイラ、歴代の色欲勇者とは違うので、側室は不要ですと返信。
剣聖さん
1通
ジャム上手かった、嫁と食べたぞ。
実は、聖女の妹を嫁に貰った!なぜか、聖女にこき使われている。早く解放されたいからユウ頼むぞと。
え!聖女さんの妹を嫁に貰った!!!
聖剣さん、おめでとう御座います。驚きで、二度読みしましたよ!色々と突っ込みたいですが、お会いしたときの楽しみに取っておきますと返信。
追伸、オイラは何を頼まれたの?
男装の魔法使いさん
1通
ジャムにマーマレード、大事に食べてる。
聖女に連れられ昨晩夜会へ、ダンスの誘いの断りかたを覚えた。
聖女さんに振り回されてる?平気?と返信。
聖女さん
1通目
ジャムにマーマレード、これを食べた娘達、さらに胃袋を掴まれちゃったわねと。
2通目
黒髪の彼女は喜ばせれた?
すみません、監督の指示を守れず、あれ程言われたのに、逆に待たせてしまいました。でも、後は指示通りに、結果は喜んで頂けたと思います。ありがとう御座いましたと返信。
剣聖さん、本当に驚きましたよ、結婚してるだけでも驚きなのに相手が聖女さんの妹とは、皆さん、オイラに内緒事、他にもしてないですか?と共有域に手紙を入れました。
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私、商業ギルドで受付をしているヌレガミです。
容姿が採用条件にある商業ギルドの受付で、ブレェストゥと人気を二分すると言われてます。
身長165センチ、体重51キロ
スリーサイズは B??/W57/H83
黒髪とくびれたウエストが自慢です。胸も自慢だったのですが、同僚に化け物が居るので自慢出来ないですが、きっと形は負けてません。
昨晩、ユウさんから頂いた石鹸、髪洗い用を使ったら、指に全く髪が絡みません、手洗い用と頂いた石鹸で身体を洗ったら、きめの細やかな泡立ちに驚きました。
今朝
鏡台で自分を見たら、髪が櫛でとかしてないのにサラサラと、下着を付けようと胸を触ったらスベスベプニプニ。
職場に向かう途中、風でサラサラと靡く黒髪、仄かな柑橘系の香りをふわっと風にのって漂っていき、すれ違う人達、男性に限らず女性も振り返ります。
産業ギルドの同僚Aさんから
「今日、一段と髪綺麗ですね、石鹸変えたんですか凄い良い匂いです。」
「もしや彼氏さんからの贈り物ですか」
よしよしと思ったら
「昨日、凄いお洒落してったって評判ですよ、誰とデートだったんですか」
あれあれ
産業ギルドの同僚Bさんから
「黒髪、艶々ですね、香水ですか、ほのかに香る良い匂いです。」
「昨日、会った人からですか」
そうなのよと思ったら
「噴水の前で誰を待ってたんですか、見てた人が、気付いたら居なく成ってたって。」
あれあれ
ブレェストゥから
「その髪はどうしたの、石鹸もを変えたの凄い良い匂い、どこで買ったの。」
サラサラの髪、スベスベプニプニの肌、触らせてあげたいわと思ったら
「ヌレガミ、ユウさんは諦めたの」
あれあれ
薬屋婆さんから
「良かったよ、アンジュを後押ししたから気にしてたんだ、誰だい相手は」
あれあれ
ユウさん
『すみません、昨日は噴水の前でヌレガミさんが大注文だったので認識阻害をちょっと、その後、解除するの忘れてました』
「なんですか認識阻害って」
言い訳されたけど、悲しく成りました。
そしたら、また、お誘いしても良いですかと言われましたが憂いは晴れず。
頂いた石鹸を使い続けていたら、ユウさんが「使ってくれてるんですね、良ければと」
箱で頂いちゃい憂いが晴れました。
頂いた石鹸、上位の貴族さまが使われる王都でしか買えないやつですよね、この街では売ってないです。わざわざ、わたしの為に入手してくれたんだと、ユウさんのお嫁の座争奪、ブレェストゥ、アンジュさんを大きく突き放したは。
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東門の守勢隊長に格安宿屋のオヤジさん
お嫁の座争奪、全く気付いていないオイラ、何時か刺されるのではと心配する日々でした。




