第23話 一度に2案件解決でお屋敷を貰った
男爵領に来て70日目
同居人が、夜のあれを毎晩してくれない件
調査報告をアンジュさんにお願いです。
依頼人はアンジュさんの知り合いで後輩だと判明、そう言えば、アンジュさんを先輩と呼んでました。
後輩さんは同居をしてて子作りの相談、アンジュさんの相談とは水準が違いすぎ、報告を頼んで良いか悩んでしまいましたが他にお願い出来る人が居ないので、まてまて、オイラもアンジュさん級に女っ気無いじゃん、男装の魔法使いさんと聖女さんを除くと、気軽に話せる女性誰も居ないよ、やばくね・・・と思ってると
【わたくしを側に居させてくれれば良いのですわ、早く迎えに来なさいよ】
聖女さんの叫びが脳内に木霊、身震いしました。
『アンジュさん、先日の依頼に来られた後輩さんへ、調査結果の報告お願い出来ますか』
「後輩に住んでる場所を聞かされてます」
なんか怒ってる?
『"問題解決、今日からは毎晩ですよ"と、お伝えして下さい』
今日からでは無く、昨晩からかもです。
「それだけですか」
『はい、お願いします』
アンジュさんは報告に行ってくれました。
怪しい者が住み着いたお屋敷、商業ギルドマスターの爺さんへ退治報告にいかないと
『婆さん、家の話で爺さんの所へ、戻るの午後になると思います』
「ずいぶんと長々だね、薬草煎じ残しとくよ」
商業ギルドへ行く前に、サキュバス3人の様子を見にお屋敷へ。
オイラは人結界を素通り、ちびっ子3人は身体容姿にあった服を着ています。
ちょっと残念、オイラ好みの服をと思ってたので。露出の多いいのでは無く、可愛いのをですよ!
「戻って来てくれた」
「勇者さまなの~」
「お見捨てになられたかと」
走って来ます、抱き付かれます。
駄目です勇者と呼んでは
『オイラのことはユウと、それと、どうして小さくなったか教えてくれますか』
「私達、サキュバスは生命力の残量で容姿が変わるの~、今が真の姿、減ると人族の♂を魅了しやすい姿になるの~」
「生命力消費しますが、容姿は変えられますので御要望を頂ければ幸いです」
『3人は子供だったんですね』
「サーは、見た目は子供でも、145歳」
「バスは、95歳なの~」
「わたくしは、122歳になります」
魔族は人族より長命、成長も遅いのか
『オイラは23歳なので、お婆ちゃんって呼べば良いですか』
「酷い」
「酷いの~」
「悲しいです」
オイラも成長しました冗談を言える自分に驚き
『冗談ですよ、美少女をお婆ちゃん呼びしないです』
『姿はそのままで良いのですが、3人はこの先どうしますか』
サーちゃん、バスちゃん、キュちゃんは互いに顔を見合わせて
「「「面倒みてくれないんですか、見捨てられちゃんですか」」」
勇者の剣(姉)と同じような事言いますね、オイラは薄情に見えるのかな・・・
『魔族領に帰るとかは』
「魔族領には、人族が居ないから餓死です」
『定期的にオイラが精気を提供すれば人として生活出来ますか』
サーちゃん、バスちゃん、キュちゃんは互いに顔を見合わせて
「「「はい」」」
『住む家を見つけて一緒にすみますか』
サーちゃん、バスちゃん、キュちゃんは互いに顔を見合わせて
「「「よろしくお願いします」」」
『住む家を、早く見つけないと』
「この屋敷では駄目なの~」
『3人で掃除出来ますか』
サーちゃん、バスちゃん、キュちゃんは互いに顔を見合わせて
「「「任せてください」」」
部屋の汚れ、クモの巣と積った埃を見ると信じちゃ駄目なんだろうな・・・
まずは、このお屋敷の借り受け交渉しに行きますか
『この屋敷、借受交渉してきます』
『念のため、昨日から人族が入れないよう人結界を張ってありますから』
「結界、必要ないの~、私達はサキュバス族だけど人族相手なら何人来ても平気なの~」
上段回し蹴りが ビュン
可愛い熊さんパンツ、オイラには見えましたが普通の人では見えない蹴りの速さ。
見た目は小学校低学年、熊さんパンツが似合ってます。
「バスは3人の中で1番か弱いの~、だから結界は必要無いの~」
『分かりました、結界を解除しますが無用は騒動は起こさないで下さいね』
商業ギルド
2階の応接室で座って待ってます。
マスターの爺さんが入って来て
「急にどうした」
対面に座ります。
『怪しい者が住み着いたってお屋敷、"なんでも相談聴きます屋"の案件を解決する為、行き掛かり上、退治しました』
「サキュバス退治、さすがだ若造」
サキュバスって
『怪しい者の正体を知ってたんですね』
「解るさ、フラフラ、でも幸せな顔とくれば」
「屋敷はどうする」
『お借りしたくて』
「よし、くれてやる、譲渡書だ」
机の上に譲渡書を出されます。
「若造なら理由を付けて退治してくれると思ってたからな」
何時までこの街に居るのか分かんないのに
『ちょっと待って下さい譲渡って、お返しする場合はどうすれば』
「返すって、予定有るのか」
王族派に見つかったら、逃げ出すとは言えない
『色々と心配事もあり、相談する間もないく街を出てく事も有るかなと』
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商業ギルドマスターの爺さんの独り言
「相談も無く街を出てく、更に胃が痛く成ってきた」
「兎に角、若造には領主さまから預かった屋敷に住んでもらわんと」
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「1年間、空き屋に成った場合は領主さまに所有権が移るってのはどうだ」
1年も空きやって再利用時に掃除が大変
『3ヶ月でお願いします。あと、さすがに貰うってのは』
「なら、小金貨3枚、譲渡書の作成費用だ」
爺さんらしく無い、心を入れ替えたのかな、もしや、商業ギルドの持ち物ってのが嘘?
あ!返す先が領主さまって言ってた
『お屋敷、誰が提供してくれたんですか』
「昨日も言ったろう、今は商業ギルドが管理している」
もう一押しかな
『別荘として使ってた貴族さまが提供した先は、商業ギルドでは無いですよね』
「なぜ、そう思う」
糞爺、オイラは色々と怒ってるんだスキル-威圧小を発動しちゃえ
『返す先を領主さまって言ったので分かりましたよ』
「・・・・」
『なぜ領主さまがオイラに』
「実は、領主さまが盗賊退治の報酬を大金貨5枚出すと言ったので、1枚にして差額で屋敷の手配を依頼した」
大金貨5枚!それが盗賊退治の正規報酬だったのか、でも、あのお屋敷、大金貨4枚では庭も買えないと思う。
領主さまに借りは作りたくないけど買い手も借りてもい無いってのを信じて、空き家にしとくより良いか。
爺さんはオイラが勇者と知っているので、気にせずスキル-収納から盗賊退治報酬の小金貨から10枚出し
『譲渡書作成費用と、返す時の所有権移動手続き費用の前払いです』
「ちょっと待て、費用の前払いって直ぐにでも空き屋にする予定が有るのか」
『念のためですよ』
「分かった、出来れば突然居なくなるのは止めてくれ」
爺さん、胃のあたりを摩ってます。
『そうしたいのですが、もしもの場合はすみません、あと、少女が3人屋敷に居ます』
「少女って、サキュバスを趣味で少女の姿にさせてるのか」
『趣味だったらボン・キュ・ボンです、女性はオッパイが大きいに限ります』
「そうか、安心した」
何に安心したんだよ!
再度、貰ってしまったお屋敷へ
サキュバス3少女に、この屋敷に住めると話し、商業ギルドへ、荒れた生け垣に庭の手入れ、蜘蛛の巣まみれ埃の積もった部屋部屋の掃除をお願いしようと言ったら、サーちゃんが知り合いに頼むと。
使用人を雇ってもと良いかと聞かれたので、サキュバス3少女、住んでる所に知らない人族が入って来るのは嫌なのだろうとお任せしました。
報酬はオイラの精気だと、この先の3人へあげる分ですね。←これ、後に間違ってたと知ります
念波で意思疎通が可能になったので、何かあれば直ぐに連絡すると。
オイラの物になった3階建ての屋敷、全部屋を見て回り部屋数と汚れに驚き、途中で数えるのを止めました。続いて庭を見て周り、荒れぐわいに再度驚きました。
小金貨10枚で手に入れましたが修繕費で手持ちの大金貨が何枚無くなるかな。
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婆さんと商業ギルドマスターの爺さんの会話、実は盗み聞き
「婆さん、若造は居ないのか」
「爺の所に行くと言って出たきり、まだ戻らないぞ、爺は出入り禁止だ入るな」
爺さん、相変わらず都合の悪い事は無視です。
「屋敷に行ったのか、ちょうど良い」
「若造に領主さまから預かった貴族の別荘だった屋敷を上手く渡せたよ」
「そうか、さすがだ爺、あとは嫁だな」
「それがな婆さん、突然居なく成るとか言い出しおって、更に胃が痛いんだ」
「なんだ居なく成るって」
「ワシには分からん、あと、女性はオッパイと言ってるのに、なぜブレェストゥに手を出さない」
「若造が居なく成るって言うなら、此処に長く居るつもりが無いから連れて行けない女には手を出さないと考えるのが妥当だね」
「婆さんも、そう思うか」
項垂れる爺さん
「若造が勇者だと言いだしたときが居なくなる時だと思うぞ、爺、もしや、勇者だと知らされたのか」
「半分は事故だが・・・ク、ク、ク・ル・シ・イ、、、、胸が・・・・」
"半分は事故だが、知ってしまった"と言おうとした爺さん、呪いでは無く暗示が発動しました。
「爺、平気か!」
「ハァ・ハァ・ハァ・・・、何でも無い」
「勇者に関して、ワシは何も知らんよ」
「若造が戻って来たぞ」
「婆さん、また来るよ」
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『婆さん、商業ギルドマスターの爺さん何か有ったんですか、元気無かったですけど』
「若造が、街を出て行くとか言うからだよ」
突然居なく成るって言ったから
『それで元気無いって、オイラは爺さんの想われ人見たいじゃ無いですか』
冗談で誤魔化そう。
「爺だけじゃ無いと思うぞ」
冗談で言ったのに
『怖いこと言わないで下さい』
『今日はアンジュさん居ないし、飯を作るの面倒だから格安宿屋行きますよ』
猫付きです。
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商業ギルドマスターの爺さん、ギルドへ戻ると
「マスター大変です」
「どうした、副マスター」
「王都の商業ギルド査問委員会から商業ギルド通信で出頭命令が来ています」
「誰をだ」
「マスターをですよ」
「見せてみろ」
辺境伯領から伯爵領に掛けて被害を与えた盗賊の退治依頼に関して、不当に低い報酬と盗賊の品買い取り交渉における不手際の説明を命じる。
「副マスター、王都へ行ってくる」
「呼ばれた、心当たりは」
「副マスターも察してるだろう」
商業ギルドマスターの爺さん、王都へ旅だって起きました。




