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ロシアの参戦
中国は沖縄付近で海上自衛隊と睨み合ったまま、大量のドローンとミサイルにより、自衛隊の基地を正確に破壊していった。正に現代の戦争スタイルである。
そして戦線に自衛隊を引き付けると、北海道の中国工作員が道内の送電網を破壊、千歳航空自衛隊基地の爆破、通信網の破壊を同時に実行した。
間髪をいれずに、道北と東の北方領土からロシア軍が上陸して、戦闘も無く制圧。直ちに軍事拠点を築いてしまった。
更に中国艦隊が海上を封鎖して、事実上北海道は日本から切離され、その日の正午迄には、ロシア軍に占領された。
幸いなのは、道内に僅かに残されていた陸上自衛隊が反撃しなかった事で、一般人への被害が少なかったことだろう。
日本の政治家達が呑気になじり合っている間に、國土が切り取られていく。
非武装の一般國民が死んでいく。
政治に盲目的であった人々でさえも、日本政府は自分達を守ってはくれないのだと、この國を守る気は無いのだと気付いてしまった。
その怒りが、やがて大きな声となり、力となり政治家達に向けられていく。そして、眠っていた革命家達が本領を発揮しだすと、東京は激しい内戦に突入していくのであった。




