↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
常國戦線  作者: cowori
32/46

地震

『ビーッ!!ビー!!ビー!!ビー!!』


「地震速報だ。外に出るぞ。」


六月の早朝、自宅で過ごしていた俺は、スマホから鳴り響く地震警報を受けて家の外に飛び出した。

途端に下から突き上げるように強い揺れが襲って来る。次第に揺れ幅が大きな横揺れとなり、目の前の電柱が大きく揺れる。


「これはデカいな。震度7くらいか。」


暫くして揺れがおさまると、スマホで震源地を確認する。


「夕張!?そんなところが震源地かよ…。」


地震のメカニズムは、一般的に定説とされているようなプレートが移動する歪(ひずみ)によって発生する訳では無い。これは、全くの出鱈目である。

地震とは、マグマの移動によって発生する水素爆発だ。物理現象ではなく、化学反応なのだ。その爆発エネルギーによってプレートが破壊され、断層がズレる。


俺の記憶では、夕張が震源地になった事は今まで無かった。


「流れが変わったのか…調査が必要だな。」


これだけの大きな地震にしては、予震に該当する地震が無かった。それも引っ掛かる。


家に入ると停電しているようだ。落下した食器や本などが床に散乱している。


「修、俺は食糧を積み込むから、母さんと一緒に防災リュックをダブルピックに積んでおいてくれ。」


「うん、分かったよ。」


「クロもゲージ入れなきゃ。」


妻がクロを探しに二階に行こうとした時に、震度5程度の強い余震が来た。


「きゃーっ!!」


「大丈夫か!?」


「痛ったーい!足の小指ぶつけちゃった…。」


バタバタとしながらも、予め準備していた物資を車に積み込み、高台を目指して家を出た。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。