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【GAMEWORLD ONLINE】極限遊戯戦記 ゲームウォーリアー  作者: Kazu―慶―
第2章【G-1グランプリ予選】編
83/310

第19話①~ゲームワールドに復讐を!~

G-1グランプリ前半戦、ラストゲームについにブラックヘロンが牙を向く!!!


目的はプレイヤー達の殲滅、そして異世界『ゲームワールド』の崩壊にあった!!


会場に鳴り響く爆音は、地獄への序章へ導かれる!!!


第19話、オープン・ザ・ゲート!!!!

 ゲームワールドに突如出現し、傍若無人に秩序を荒らすテロリスト集団、『ブラックヘロン』。


 彼らはG-1グランプリ関西予選に狙いを定め、本格的なテロ計画を企てプレイヤーを潰そうと考えていた。


 だが、4度に渡り計画が潰されその刺客達も無名のプレイヤー達によって阻まれ、破れていった。



 そう、『シャッフル・オールスターズ』の手によって――!!


◇◇◇


 ≪カンニングインテリ野郎のパソコン、USBは頂いた!Ha-ha!!≫


 剣が工作班の服に書いた矢沢◯吉ばりの挑発メッセージをブラックヘロンのボスが読んでいた。


「ゴールドラッシュ・カジノで複数の同胞がしばかれ、チャンバラで頭やられて、テトリスで電流で黒焦げ……挙げ句の果てにはこれか――!? 」


 冷徹な面に血走った眼が怒りを大いに表していた。


「それだけじゃないです。工作班との通信部屋も見破られています。これはプレイヤー1人で成せる事じゃ無いですよ――?」

 同胞の側近が内心不安そうに報告した。


「素人にしては手際が良すぎる。アンチ団体か何かがWGCに雇われたとかでもない……」


 ボスは深く心理するが、肝心な証拠は未だに知る由が無かった。


 というのも先程の遠方ハッキングや、工作班撃退の手掛かりになる監視カメラ等にも奇跡的に剣達の顔が写っていなかった。


 即ち反乱を起こしているのが剣達であることをボスにはまだ知られていなかったのだ。これは奇跡としか言いようがない。


「ボス、私の勘なんですが……これらの行動はあのカジノの騒ぎと同一してるんじゃないかと――?」


「……直ぐにその時の情報と同胞から話を聞かせろ。分かり次第一向に始末しても構わん。直ちにだ!!!」

「は、はい!!」


 早速側近は行動を始め、個室を後にした。しかもその個室はゲームワールド全体を管理経営しているWGCの総本部室。


 以前槍一郎が予想していたように、時既にブラックヘロンによって占領されていたのだ。



「ガキ共が束になったところで無駄だというものを、G-1グランプリは最早我々が支配したことも知らずに――!!

 ――そうでしょう、()()()()?」


 ボスが下衆に笑いを浮かべる中、占領されている総本部に拘束されたWGCの男が。


 WGC代表取締役社長、外崎博行そとざきひろゆきだ。


「――その割にはプレイヤーに翻弄されて焦ってるようににも見えるぞ」


 ゲームワールドを管理し、上に立つ者は何事にも屈しないのか。

 外崎社長は狼狽える事なく冷静でボスに突っかかった。


「何が言いたい……?」


「ゲームを挑むプレイヤー達は皆バカではない。ゲームに立ち向かう闘志と共に脅威を抗う力を皆持っている。

 いずれそのプレイヤー達にお前らが潰されるのが目に見えるぞ!!」


 この発言に逆鱗を触れたか、ボスは拘束された外崎社長の壁を思い切り蹴りあげた。


「だったら逆らう前に滅ぼすまでだ……プレイヤーも、貴様もな――!!!!」


 静かな声で外崎社長を脅しにかけた。それでも社長は屈する訳ではない。



(どんな窮地に立たされようとも私は信じているぞ、どんな強敵にも負けない魂を持ったプレイヤーが必ず現れることを。

 君達の未来の為に、ゲームワールドを守ってくれ――!!!)

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