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【GAMEWORLD ONLINE】極限遊戯戦記 ゲームウォーリアー  作者: Kazu―慶―
第2章【G-1グランプリ予選】編
73/310

第17話②~99の見えない刺客~

 ――その頃、会場では丁度ゲームが始まろうとしていた。


 プレイヤーは『デュエルフィールド』会場の各ブロックに設置されている100席並んだゲームテーブルでそれぞれ着席をする。


 各ブロックの着席するメンバーは変化しないが、実際に対戦する100人は全ブロックから選ばれるため、一緒とは限らない。


 ただ、()()を除いて……


「―――ボス、畠田レミのゲームテーブルが分かりました。Tブロック、I-5の席です」


 先程の黒帽男だ。またしてもブラックヘロンのボスに連絡をしている。


『よしすぐそのゲームサーバーにハッキングをかけるよう工作員に伝える。ご苦労だった』

 ボスの野太い声がプレイギアを通じて伝わった。


 レミにターゲットが絞られた……!!



 ◇◇◇


『テトリス界を生き抜くためのエリート教室!その1時限目が今各ブロックにて始まろうとしております!!

 さぁ七色のテトリミノが奏でる3Dオデッセイ、開幕ですッッ!!!!』


 全プレイヤーのモニターに99のパネルとテトリス画面が展開された!!


 電子音のアナウンスがスタートシグナルだ――!!!


『READY?』


 3・2・1……


『GO!!!!!』



 『さぁ始まった!!静寂からの回線LAN!

 開始早々積み重ねる者いれば、後先考えずちょこちょこ一段ずつ消す者もいる!人生いろいろ、男もいろいろだ!!島倉千◯子だ!!!』


 ……何のこっちゃ。新垣実況は熱いが、時折変な事を挟むのが特徴的。

 俗に言う『新垣節』という実況で有名なのだ。


 開始早々、テトリスサバイバー名物【ウイルスプログラム】の発動をしているプレイヤーも現れた。


 その内容は毎度お馴染み邪魔テトリミノの盛り上げ、さらにHOLD(テトリミノの保留)しているテトリミノを消すという常識外の展開。


 『これらのウイルスプログラムは何と40種類のプログラムが用意されております!

 この展開がこの3rdSTAGEの命運をどう分けていくのでありましょうか!?』


 先ほどHOLDのブロックを消したウイルスプログラムは≪STEEL(スティール)≫。

 保留したブロックを盗んで発動したプレイヤーに送る窃盗プログラムだ。


 他にも想像を覆すプログラムはまだまだ残されている。その詳細はゲームの進行と共に見ていこう。



『フィニッシュ―――!!!』

 第1回戦終了のブザーが鳴った。


 第1回戦では100人中半分、つまり50人が残った時点での終了となる。


 しかし、次の第2回戦ではその1/4の25人しか生き残ることが出来ない。

 正にテトリスという名の下剋上、実力社会の縮図なのか?


 第1回戦を終えて、現在の状況はシャッフル・オールスターズは全員生き残った。

 レミは申し分なく余裕の突破、槍一郎も心配はない。


 一方パズルに苦手意識を持つ剣、そして豪樹は特訓の甲斐あって冷静に突破。

 またみのりも時折危ない場面もあったが、ウイルスプログラムに助けられギリギリでクリアした。



 ◇◇◇


 ―――舞台が代わって、ここはデュエルフィールド会場内のゲームサーバー管理室付近。


『私だ、 工作員に告ぐ。【ゲームシステムT・I-5】にて同胞を収集し、集中攻撃を決行せよ!!』


「了解―――!!」

 そう言うとブラックヘロンの工作員はコントロールパネルに黒いUSBを指した。


 そして、レミのいる選抜ブロックを強制的に書き換えた!!

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