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【GAMEWORLD ONLINE】極限遊戯戦記 ゲームウォーリアー  作者: Kazu―慶―
第2章【G-1グランプリ予選】編

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72/310

第17話①~動き始めたクロサギ~

3rd STAGEに再びクロサギの魔の手が差し掛かる!!


標的は……畠田レミ!!!

地獄の電撃戦法に再び『ブラックボックス』が作動する!!


第17話、オープン・ザ・ゲート!!!

 『―――光弾飛び交う《2nd STAGE》終了! 宇宙の常闇に、達成感と後悔の叫びが木霊しております! だがプレイヤーに休息のいとまなし! 興奮冷めやらぬまま、次なる戦場へと旅立とうとしております!! 『――さぁ、続く3rd STAGEは、脳髄痺れるパズルサバイバルだッ!!!』






 魂の実況者・新垣治郎の咆哮とともに会場が暗転し、バイナリ・データが奔流するような電子音が響き渡った。

 暗闇の中に3Dホログラフィーが展開され、直線、T字、L字と色とりどりのブロックが鮮やかに積み上がっていく。




 そして最後のI字ブロックが突き刺さり、四段重なったラインが眩い光と共に消滅した。






 そう!次のゲームは―――!!




『頭脳から閃く勝利への設計図! 降り注ぐウイルスプログラムを乗り越えて、100の頂点を目指せ!【テトリス・サバイバー】!!』




「やったァ! 待ってました~!!」




 チーム『シャッフル』の知恵袋、畠田レミがゲームタイトルと共に歓喜の声を上げた。




 ◆―――――――――――――――――――――◆




 PLAY GAME No.13


 ★G-1グランプリ予選 3rd STAGE★


【TETRIS SURVIVOR ―テトリス・サバイバー―】


 ・ジャンル:パズルゲーム


 ・プレイヤーレベル:30




 ルール


 大人気パズルゲーム『テトリス』をベースとした、100人同時対戦のバトルロイヤル形式。

 最後まで生き残ったプレイヤーが勝者となる。


 かつて流行した『テトリス99』の系譜を継ぎつつ、この超次元ゲーム時代ではさらなる進化要素として、【ウイルスプログラム】が導入されている。




【ウイルスプログラム】とは、ブロックを消すことでチャージ・発動される特殊機能だ。相手への妨害や自身へのバフなど、戦況を左右する多彩なプログラムがランダムで生成される。




 これらはシングル~テトリスまで消した段が多いほど強力なプログラムが発動しやすくなる。




 またこのテトリスでは99人の相手を指定して攻撃するシステムは撤廃され、常にランダムで攻撃が送られる。


 つまり誰からどのような攻撃が飛んでくるかは誰にも分からない。




 全参加者が100人ずつのグループにランダムで振り分けられ、予選トーナメントがスタートする。


 試合は最大5回戦の勝ち抜き方式。最終的な到達順位に応じて、以下のポイントが加算される。

 ・1回戦敗退:0ポイント

 ・2回戦進出:5ポイント

 ・3回戦進出:10ポイント

 ・準決勝進出:20ポイント

 ・決勝進出:30ポイント

 ・決勝100~51位:40ポイント

 ・決勝50~11位:50ポイント

 ・決勝10~2位:70ポイント

 ・No.1プレイヤー:100ポイント

 順位に応じてポイントが加算される仕組みだ。




 ◆―――――――――――――――――――――◆




 3rd STAGEはパズルゲーム。




 先程のレミのようなテトリス殿堂入りプレイヤーにとって絶好のチャンスゲームである。




「よーし! ナンバーワンはあたしが頂いたわ!!」




 プレイ前から既にレミは勝ちを確信していた。それには剣と槍一郎も黙っちゃいられない。




「おいおい、やる前から慢心かよ、レミ」

「そうだぞ。それにブラックヘロンの奴らが、このパズルで何を仕掛けてくるか……」




「大丈夫よ! そーゆー時のためにちゃんと切り札も持ってるんだから! まっかせなさ~い!!」




(大丈夫かな、レミちゃん……)


 みのりが不安げに呟く。だが、彼女たちのすぐ近くで剣たちを遠目に監視する怪しい影があった。




 ◇◇◇




「―――ターゲット、畠田レミを確認。彼女はテトリス殿堂入りプレイヤーです」




 プレイギア片手に連絡をしている黒い帽子の男、どうやらブラックヘロンのスパイの様だ。




『よし、ならば畠田レミをこのゲームで徹底的に叩き潰せ』




 連絡相手はブラックヘロンを指揮するボス。その声は、40代の男を思わせる野太い響きを湛えていた。




「襲撃のタイミングは?」




『畠田の対戦ルームが確定次第、報告せよ。2回戦のタイミングで、メンバー総員による集中攻撃を仕掛ける』




「了解」




 そういうと黒帽の男はプレイギアで一旦ボスの連絡を切った。






「笑っていられるのも今のうちだ。貴様らプレイヤーも、このゲームワールドも……まとめてデリートしてやるわ!」

小説を読んで『面白かったぁ!』と思った皆様、是非とも『★★★★★』の評価、「ブックマーク追加」や感想・レビュー等を付けて、応援してください!



次回もゲームウォーリアーをお楽しみに!!

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