第17話①~動き始めたクロサギ~
3rd STAGEに再びクロサギの魔の手が差し掛かる!!
標的は……畠田レミ!!!
地獄の電撃戦法に再び『ブラックボックス』が作動する!!
第17話、オープン・ザ・ゲート!!!
『―――光弾飛び交うエスケープダンス・2ndSTAGEを終えて、宇宙の常闇に達成と、後悔の叫びが木霊しております!
そしてそれを背にしてプレイヤーは新しいゲームへと旅たとうとしております!!
――さぁ続く3rdSTAGEは、悶絶のパズルサバイバーバトルだ!!!』
魂の実況者・新垣治郎の掛け声で再び会場が真っ暗となり、その暗闇からパソコンのプログラムを発信させるような電子音が飛び交った。
そこから3Dのホログラフィー映像から直線、T字、L字と色とりどりのブロックが綺麗に段を作っていく。
そして最後の直線ブロックで、四段重なったブロックが綺麗に揃い消えていった。
そう!次のゲームは―――!!
『頭脳から閃く勝利への設計図!降り注ぐウイルスプログラムを乗り越えて、100の頂点を目指せ!!【テトリス・サバイバー】!!!』
「やったァ!!待ってました~!!!」
シャッフル・オールスターズ、畠田レミがゲーム紹介と共に大いに喜んだ。
☆☆☆
PLAY GAME No.13
★G-1グランプリ予選 3rd STAGE★
【TETRIS SURVIVOR ―テトリス・サバイバー―】
・ジャンル:パズルゲーム
・プレイヤーレベル:30
ルール
大人気パズルゲーム『テトリス』の進化版大人数対抗型ゲーム。
100人のプレイヤーと一斉にテトリスを行い、最後まで生き残ったプレイヤーが勝者となる。
現代では99人一斉にテトリスを行う『テトリス99』が流行っていたが、この超次元ゲーム時代では更にグレードアップした要素として、【ウイルスプログラム】が登場した。
【ウイルスプログラム】とはブロック『テトリミノ』を消すことによって発動し、相手への妨害や自分のメリットになるプログラムを出すシステムの事である。
これらはシングル~テトリスまで消した段が多いほど強力なプログラムが発動しやすくなる。
またこのテトリスでは99人の相手を指定して攻撃するシステムは撤廃され、常にランダムで攻撃が送られる。
つまり誰からどのような攻撃が飛んでくるかは誰にも分からない。
大会ルールとして全ブロック一斉に行う。
その中からシャッフルして100人ずつ決めてスタートする。
試合回数は5回。最後の決勝は全ブロックの生き残りを一斉に集めた100人で行う。
獲得ポイントは
・3回戦進出のプレイヤー全員に10ポイント
・準決勝進出で20ポイント
・決勝進出で30ポイント
・決勝100~50位のプレイヤーに40ポイント
・決勝49~11位で45ポイント
・決勝10~2位で55ポイント
・No.1プレイヤーに100ポイント
と好成績のランクから順々に加算される。
☆☆☆
3rdSTAGEはパズルゲーム。
先程のレミのようなテトリス殿堂入りプレイヤーにとって絶好のチャンスゲームである。
「よーし!No.1はあたしが頂いたわ!!」
プレイ前から既にレミは勝ちを確信していた。それには剣と槍一郎も黙っちゃいられない。
「おいおい、やる前から慢心か?レミ」
「そうだぞ。それにブラックヘロンの奴らも今度のゲームで何を仕出かすか……」
「大丈夫よ!そーゆー時のためにちゃんと切り札も持ってるんだから!まっかせなさ~い!!」
(大丈夫かなレミちゃん……)
……いや大丈夫じゃ無さそうだぞみのり。
君のすぐ近くで遠目に剣達を見ている怪しい輩が……!!
◇◇◇
「―――テトリス殿堂入りプレイヤー、畠田レミを確認しました」
プレイギア片手に連絡をしている黒い帽子の男、どうやらブラックヘロンのスパイの様だ。
『よし、ならば畠田レミをこのゲームで徹底的に叩き潰せ』
連絡相手はブラックヘロンを指揮するボスだ。その声は40代の中年のような野太い声をしていた。
「襲撃のタイミングは?」
『畠田の対戦ルームが発表されたら直ぐに教えろ。2回戦でのタイミングでメンバー総員総攻撃を掛ける』
「了解」
そういうと黒帽の男はプレイギアで一旦ボスの連絡を切った。
「笑ってるのも今のうちだプレイヤー共め、ゲームワールド諸とも滅ぼしてくれる――!!」




