42 白雪姫(ⅱ)
あれよあれよと進んだ夜桜祭の準備。気付けば夜桜祭前夜。
テンションの上がった富井の提案―――というか半強制的に集められた私たちは、2年A組の教室で前夜祭。みんなでスナック菓子やジュースを持ち寄って、今までの日々の話に花を咲かせる。
皆に謝辞を述べられて照れながらも、とても嬉しそうな富井。そんな富井の照れ隠しで、なぜか叩かれて被害が及んでいる財前。あの2人はいつ見てもいつも通りだ。
「何やってんだ、あいつら……」
「本当にね。まあ、あの2人はああでなくっちゃ」
窓際の机に腰掛けている私と河原。
誰かが用意した野菜スティックを数本手に取り、明太マヨネーズのディップを付けてボリボリかじる。お菓子ばかりで乾燥した口の中に少し潤いが戻ってくる。
窓をのぞけば眼前に広がる満天の星空。明かりの少ない楽園からは、基本的にはどの季節も綺麗な星空が見られるけれど、冷たい澄んだ空気の冬は格別。もう季節はもう冬なのだ。
窓の方を向く時に、隣から感じた僅かな硝煙の香り。前夜祭の前に僅かな時間があったけれど、まさかそんな短時間ですら河原は……。
「ん?どうしたんだ葛西?」
1ヶ月半。この期間、彼は一体どれほど努力してきたのだろう。
河原の苦しみ、後悔、悲しみ、痛み―――それは一生私にはわからない。きっと、わかってはいけないのだと思う。
「……ううん、何でもないよ」
「そうか?ならいいけど」
それにこれは、河原が乗り越えなくてはいけない問題なのだろう。だけど、一人で抱え込まないでほしい。私が言えたことじゃないけれど、でも私だって彼を守れるようになると誓ったのだ。
「おーい、皆ー!衣装合わせしようよ!」
誰かが言ったそんな言葉。反対する人なんているはずも無く、そうと決まれば衣装係はいそいそと衣装を取り出しにかかり、その他の人たちはセーターを脱ぎ出す。
そのまま男子は隣の空き教室へと移動し、女子はその場で着替える。私ももちろん着替えるわけだが……
「きゃっ!?」
「うわぁ……お腹ガッチガチじゃん、藍!さっすが、鍛え方が違うなぁ……」
「細マッチョのくせに、胸はそれなりにあるのって、本当に世の中差別だよね、藍ちゃん!?」
「ちょ、ちょっと……!」
白雪姫の衣装を持ってやってきた初等部からの付き合いの友人は、私が制服を脱ぐや否や背後から胸とお腹を触ってきた。突然のことに上ずった変な声が漏れてしまった。
その後も無駄にじゃれあう私たち。部屋の外に着替え終わった男子の気配を感じたが、はしゃぐ女子の高揚がすぐにおさまるわけも無く。
最初に絡まれ事したが、あとは平和に着替えを済ませた私が仕方がなく外に出てみると、そこには異様な光景。
「うわ……!」
そこに居たのは王子様、騎士、魔法使い、国王など、様々な衣装に身を包んだ男子たち。かくいう私もおとぎ話の登場人物のような服を着ているわけだから、彼らの仲間ではあるんだけど。
私が出てきたことに真っ先に気付いたのは河原と財前。もとい、王子様と闇の魔女の手下。
「おー、似合ってるじゃん、葛西」
「すっごい!本当のお姫様みたいだよ、藍!」
「河原と財前こそ。ていうか河原のやつ、着にくそう」
「そうなんだよ、実は。着替える時も色んなやつに助けてもらった」
一応姫である私の衣装よりも、ずっとフリルの付いている河原の衣装。どうやら後ろの紐を解かないと、脱ぎ着ができない構造になっているらしい。
だけど、その容姿は確かに王子様。そんなド派手な衣装を着こなす河原は、こう見れば確かに整った容姿をしている。だけど普段、それを意識することがないのはおそらく、彼の残念すぎる性格ゆえ。最近の河原は見ていて辛くなるけれど、それとこれとは話が別。
いけない。考えれば考えるほど、一層河原の残念さが思い浮かんでしまった。そんな考えを振り払うように頭を激しく振ると、教室の中から着替え終わった富井たちが出てきた。
大きく手を振る富井と紗也は、紗也は闇の魔女だからともかく、富井もまたド派手なフリフリを着ている。遠目に見ればあれは、フリルが動いているようにすら見える。
「おーいっ、入ってもいいよ!」
「入って入って!みーんな着替えたから!」
闇の魔女とはいえ、紗也もなかなか可愛らしい。彼女はそもそも身長が高めだからか、ローブがえらく似合っている。モノクルも魔女感を醸し出している。
2人に手招きされて、ようやく教室内に入ってくる男子たち。全員が勢ぞろいすると、その空間だけ現実ではないような感じになってしまった。
メインの白雪姫や騎士や王子様だけじゃない。白雪姫のライバルの弓使いや国で一番の槍使い、村人などの脇役ですらしっかりとした衣装を身にまとっている。まるで1つのファンタジーの王国だ。
見慣れない光景に目をぱちくりさせる。島田くんの騎士もとても似合っているし、衣装を作ってくれた施川さんたちも、とても可愛らしいメイドになっていた。
ふと、脳裏に普通という単語が過ぎって、反射的に俯いて口元を抑える。ゆっくり視線をあげると、楽しそうに談笑しているみんなが見えた。
きっと島外の普通の学校では、服装こそ違えどこんな光景が毎日見られるのだろう。何も知らない私は、想像することしか出来ないけれど。
今ここに“普通の光景”が広がっているのは、きっとこの数ヶ月、実践がなかったから。誰も死ぬことなく、平和に過ごせたから。
割り切りがよかったとしても、誰も死ななくて済むならきっとそれが一番。私がそんなこと言える立場じゃないのは、重々承知しているけれど。
夜桜祭が終われば、きっと実践は再開される。もし運良く2年生の間は実践がなかったとしても、私たちにはあと1年間も高等部での生活が残っている。
「私には、どうしようもない……」
どうしようもないし、変えてはいけない。
実践はある意味この学園の伝統。それを変えることは、きっと今の私には出来ない。そもそも、たくさん同級生を殺してきた私が、そんなことをしたいだなんて思ってはいけないのだ。
―――だけど私は今、確かに、変えたいと思ってしまった。
そのまま自然と前夜祭はお開きになり、衣装も綺麗に畳まれて、再び制服に着替えた私たちは各々自室へと戻った。
「なんで私、あんなこと思ったのかな……」
1人になって思い出す、さっきの感情。
今まで胸が痛むことはあっても気にせずに生きてきたし、今更人を殺すことには抵抗もないはずだった。
だけどそんな私を変えたのは、確実にあの一件だ。
私の殺した彼らが裏切り者であることは間違いなかった。被害が拡大する前に、私はその元凶を排除しただけ。普段の実践より、よっぽど目的がはっきりしている。
でも3人を殺したあの瞬間、いつもとは違う感覚を覚えた。まるで本物の戦場にいるような、そんな感覚。
湧き上がるような赤羽根教官の号哭が、今も耳の奥に残っている。
その声を思い出すたびに、自分を問いただしたくなるのだ。―――私のしたことは本当に正しかったのか、と。
それはきっと、河原のとは違う苦しみ、後悔、悲しみ、痛み。これは私が一人で超えなくてはいけない試練だ。そうしないときっと、答えなんて一生かかっても出ない。
「夜桜祭が終わったら、教官に聞いてみよう……教官が、初めて任務を受けた時のこと……」
でも、私には頼れる人がいる。超えるのは自分自身でも、私たちはたくさんの人に支えられている。当たり前にあるその温もりも、私は知った。
それに、頼ってもらえることが嬉しいということも改めて知った。
「河原も……頼ってくれたらいいのに……」
ここ最近の彼を思い出し、心の底からそう願う。だけど、きっとそれは私のわがままなんだろう。
ふぁ…、と大きな欠伸をした記憶を最後に、私はいつのまにやら眠りに落ちていた。
翌日。カーテン越しの暖かな朝日で目を覚ます。時刻はまだ6時半。今日の集合時刻は9:00なので、まだかなり早い。すっかり身に染み付いた性分のせいで、二度寝をするのもはばかられた。そんな時に行く場所なんて限られている。
実践を無くしたいなんて思っていても、身体に染みついたことは抜けないらしい。ほとんど無意識に練習着に着替え、向かっていたのはもちろん射撃場。
「久しぶりだなぁ……」
劇の練習もあり、ここ数日はご無沙汰だったような気がする。でも、ここの匂いは久しぶりではない。
昨日、我が相棒が纏っていた硝煙の香りだ。
撃ち始めるとついつい夢中になってしまうので、ちゃんとアラームを設定して、耳栓と耳あてを装着してライフルを構える。
久しぶりの感覚。指先に感じる金属の冷たさが心地良い。私が何を考えようと、やっぱりこれは私の相棒なのだ。
「それなのに私は……」
このライフルを、二度と握らなくていい日を願ってしまった。―――弱い考えなんて、生ぬるい考えなんて、とっくに捨て去ったと思ってた。
それなのに、何を今更私は怯えているんだろうか。
数発撃ったあと、その答えは突然すっと心に落ちてきた。それは一種の神の啓示のようだった。
「……怖いのか、私は」
―――そうだ、怖いのだ。ただ、怖いのだ。
どれだけ実践で優位に立っていたとしても、それは所詮井の中の蛙。今回初めて軍人として任務に参加して、自分の力の小ささに愕然とした。私にこの先待っているのは、そんな世界なのだ。
学園の実践で積み重ねたステータスは、軍では些細なもの。練習と本番はどうやっても違うのだ。
ならば、今ここで私たちがやっている実践の―――人殺しの意味は一体何なのだろう。
湧いてしまったそんな疑問はこの1ヶ月半、気付いていなかっただけでずっと私を縛りつけていた。
ライフルを撃つ手が止まる。
このまま、撃ち続けてなんの意味があるんだろうか。実践が始まってからの数年間、ずっと考えてこなかった…否、考えるのを避けていたそんな疑問。
だけど、痛いほど分かっている。私はそんなこと、言える立場じゃない。あの時、島田くんに言ったことだって忘れたわけじゃない。
ここでは殺さないと殺される。生きていけない。私たち成績上位者にはそれ教える義務がある。その言葉に偽りはない。
―――でも、それならその先は?たくさんの命の上で成り立つ成績上位者ですら、軍に入った瞬間そのステータスを失う。自分の奪った命の価値は、ほとんどなくなってしまうのだ。
「わからない……どうしたらいいの……っ」
辛い。苦しい。痛い。
頭の中がごちゃ混ぜになったようにぐるぐるしている。
気持ち悪さに耐えられず、その場にしゃがみこむ。立ちこめる硝煙の香りが鼻の奥を刺激する。普段はなんとも思わない香りが心地悪い。
「教官……河原……助けて……」
―――分かっている。河原が直面しているのは、私とは正反対の葛藤だ。
本番で力を発揮出来なかった彼は、より一層実践に入れ込むのだろう。きっと今だって、実践が再開されるのを今か今かと待ちわびているはずだ。だけど、私は……。
息苦しくて気を失いそうになったその時、耳をつんざくようなアラーム音が鳴り響き、強引に現実に引き戻される。額に滲むだけだった冷や汗が、首筋を滝のように流れていく。
「……そうだ……夜桜祭……」
大切なことを忘れかけていた。今日は夜桜祭本番だ。どんなに調子が悪くても、主役がいなくては劇は成り立たない。
気力だけでなんとか保っているような意識だったけれど、それでも必死に自身を奮い起こす。今日だけは何としても、倒れるわけにはいかない。
なんとかなんとか部屋へ戻って身支度を済ませ、私が教室に辿りついたのは集合時間の10分前。そこには既に、私以外の同級生は勢ぞろいしていた。
「あっ、藍!おはよう!」
「富井……うん、おはよう」
「あれ、なんか元気ない?大丈夫?」
「うん、全然大丈夫よ」
「そっか。ならいいけど!」
きっと察しの悪い訳では無い富井は、何となく私の調子が本調子ではないことに気付いたのだろう。だけど私がそれを認めてしまえば、このギリギリの意識は途切れてしまいそうだった。
別に風邪をひいたわけでも熱があるわけでもない。これは、私の心の問題なのだ。迷惑をかける訳にはいかない。
それでも劇が始まる前までには、なんとか気持ちを落ち着かせる。息苦しさがなくなったことに胸をなでおろす。
「それじゃあ、そろそろ着替えようっか」
施川さんがそう言えば、昨日の前夜祭の時のように男女が散り散りになり、着替えに取り掛かった。
昨日と違うのは、手先の器用な紗也によってアレンジされた髪型。珍しく見返りなしで紗也がやる気を出してくれ、私の髪はコテでウェーブをつけられて、前方を少しだけ残してあとは全て編み込まれている。自分では到底できない技だ。
「うん、よく似合ってるよ、藍」
「ありがとう、紗也。さすがね」
「えへへ、それほどでもあるけど?」
「ふふっ、何よそれ」
かくいう紗也も自分で髪を内巻きにしたらしく、普段とは違う妖艶な雰囲気を纏っていた。さすが魔女。
劇が行われるのは体育館の舞台。今年は演劇をするのは私たちだけらしく、ゆっくり準備ができる上に見学客も多いように見える。
「いよいよだな、葛西」
「よろしくな」
「河原、島田くん。……うん、よろしく」
私の両隣に立った2人の顔を見る。劇の最初は3人で舞台に現れて、内容紹介をすることになっている。
いつもより早く鼓動を打つ心臓を落ち着かせるように大きく息を吐く。
「よし、行こう」
「「あぁ!」」
―――こうして、私たちの白雪姫は始まったのだった。
「「「お疲れ様―――っ!!!」」」
舞台袖にて。私たちの高揚した声が響き渡る。
結果としては大成功。誰も失敗することなく、ちゃんと笑いもとって涙も誘った素晴らしい劇だったと、胸を張って誇れる。
「藍ちゃんお疲れ!めっちゃかっこいい白雪姫だった!」
「さっすが藍!まりんの目に狂いはなかったってことだよね!」
そう言いながらやってきたのは、初等部からの付き合いの友人や富井や紗也。
「いやぁ、ありゃ惚れるわぁ」
「そんなことないって。そっちこそ、可愛い町娘だったけど?」
「あ、やっぱり?」
「そこは否定しなよ、もう!」
わっと湧く笑い声。今がずっと続けばいいのに。そう思うことを、この瞬間だけは願わせてほしい。
また少し、チクリと胸がいたんだ。
打ち上げは後日と決まって―――ほとんど富井の独断だったけれど、誰も文句は言わなかった―――とりあえず今日は解散となった。
私たちの学年は劇をしたけれど、他の学年や中等部は去年の私たちのように出し物をしている。何もしていない私たちの階はガラガラだったが、他の階はもちろん例年通り、人で溢れかえっていると放送が入った。
「どうする河原?」
「そうだなぁ……3年生の階はどうだ?」
「いいね、そうしよう」
去年同様共に回る私と河原は、ぎゅうぎゅう詰めのエレベーターに乗り込んで、3年生の階へと向かう。
3年生の階に着いてエレベーターを降りた瞬間、足元に違和感。何とかして下を見ると、スカートの裾を誰かに掴まれていた。
「えっ」
「どうした、葛西?」
「いや、今誰かに裾を―――」
そう言ったその瞬間、今までよりも強く裾を引っ張られた私は引きずられる。
「あっ、ちょっと、えっ…!?」
「お、おい!?どうした!?」
引っ張られるがままに河原との距離が開いていく。
意外と強い力。私も止まろうとはしていないけれど、それにしても強い力だ。というか、この手は一体誰の手なのだろう。
たくさんの人の中、手探りでその手を掴むと、その手の主はピクリと反応した。小さくて温かい手だった。
もしかしなくてもこの手の主は―――
「健太くん……?」
名前を呼ばれたその手がまた震えた。
間違いない。健太くんだ。
でも、理由がわからない。どうしてこの子が私のスカートの裾を引っ張る必要があるのだろう。見つけたなら、話したいなら声をかけてくれればいいのに。
このまま引っ張られていても仕方がないので、今度は私が彼の手を握って、人の少ない廊下へと連れ込む。手荒い真似は教官の子供だしあまりしたくはないけれど仕方がない。
「わっ!?」
「ごめんね、こっちに来て」
はぁ、と大きく息を吐いて振り返る。ようやく顔の見えた健太くんを見て、私は小さく声を漏らす。
「えっ……泣いてたの?」
「なっ、泣いてないもん!泣いて、ないもん……っ」
健太くんの目のまわりは赤みを帯びていた。これだけ赤くなるなんて、相当泣いたのだろう。
あたりを見渡すが、近くに教官や幸那さんや駿くんの姿は見当たらない。健太くんを呼ぶ声も聞こえない。
たった1人ということは、もしかして迷子だろうか。
そこでようやく、私も河原とはぐれたままだったことを思い出す。だけど、今はそれはとりあえず置いておこう。
私もある意味迷子だが、それでも私たちは高等部の生徒だし、連絡も取ろうと思えばすぐとれる。今優先すべきは、間違いなく健太くんだろう。
「健太くん、お父さんとお母さんは?」
優しく尋ねたつもりだったが、健太くんはまた涙を瞳に滲ませる。それでも必死になくまいとして唇をかんで、俯いたまま首を横に振った。
「迷子かな?」
「……うん……」
健太くんは、小さな震えた声でそう答えた。
「……そっか。それは怖かったね」
たくさんの人の群れの中、この子はきっとポロポロと涙を流したのだろう。声を上げて大泣きすれば、きっとだれか見つけてくれただろうけど、健太くんは耐えたのだ。
いつもは立派に駿くんのお兄ちゃんをしていても、まだ幼い初等部生。自分よりも大きな人ばかりの中で、さぞかし不安だっただろう。
依然として俯いて泣くのをこらえている健太くん。そんな彼の頭を優しく何度か撫でてあげる。教官が私たちにしてくれるように、優しく、力強く。
そうしているうちに健太くんはまた涙を流し始めた。予想通り、ポロポロと大粒の涙を流して嗚咽しているが、叫んだり大声を出したりはしていない。
「怖かったね、健太くん。でももう大丈夫だよ」
「あい、っちゃん……っ」
「偉いよ、健太くん。立派だね。だから、私も一緒にお父さんたち、探してあげるからね」
「うん……っうん……っ」
堰をきったように泣く健太くんのことを抱きしめる。そして少しくさいけれど、私は彼の目を見て笑ってこう言ったのだった。
「愛しき我が王子さま。どんなにしっかり者で、立派なお兄ちゃんでも、君は私にとっては可愛い王子さまです。だからどうか、私とともに来てくれませんか?」
―――さっきまでは私は白雪姫だったけれど、今度は騎士になる番だ。大切な王子さまを、私が守って見せようじゃないか。




