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弱者だった俺が転生すると強者になっていた。  作者: 石立 諷太
トーナメント戦
40/52

過去 蓮子編(花蓮との出会い)Ⅲ

暗闇に一本の光が差し込む。


それと当時に精霊たちは怯えながら、瞬時にドアの方を見る。

蓮子はなぜ怯えているのか判らなかった。 けれども、その怯えている理由がすぐに

判ることになる。


「よーし、今日は誰でしようかな~?」

「古賀沼さんは昨日入った奴と言ってたから選べないだろ。」


そこで蓮子はふと不思議に思った。

(昨日・・・・・・? 私が入ったのは今さっきのはず・・・・・・)

そんな事を考えていると、男二人がもう目の前に迫ってきており蓮子を捕まえる。


そして外に無理矢理連れ出し力ずくで着ている服を脱がせた。

蓮子の頭の中は恐怖と怒りでいっぱいだった。

それ故、今されていることに一切反応が出来ず・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それからは、皆さんのご想像通り・・・・・・



****************************************



色々な事をされ続けどれくらいの月日が経ったのだろうか・・・・・・

蓮子は、もう心が完全に無くなっており、放心状態だった。

体の所々に傷が出来ていて、とても見るに堪えない姿だ。


そんなある日・・・・・・・

ドアの外から


「誰だ?! お前たちぐふっ!」

「おい! そこでとま・・・・・・ぐわはっ!・・・・・・」


といつも私たちを見張っている人たちの声がした。

精霊一同は『『『『『『『何だろう・・・・・・?』』』』』』』』 と考えていたが

どうでもよかった。 また外に出しに来たのだろうと思い身構えていた。


けれども、いつまで経ってもドアが開く様子は見受けられない。

ましてや、ドアの向こう側にあったはずの4人の気配も完全に消えている。


それに興味を持った精霊がドアの傍に行く。 だが、ほかの精霊たちは

『やめておいたほうがいいよ・・・・・・』 『罠に決まっている・・・・・・』

などと、批判の声が湧き出てくる。

でも、その精霊はやはり自分の好奇心を抑えることは出来ず、ドアに手を伸ばし

開けた・・・・・・


するとそこには、男とその契約精霊らしき女が仁王立ちしていた。

それには、先ほどまで興味津々だった精霊は、急に体が震えだしドアの中へと入って

いた。


「嫌われましたね。 (マスター)・・・・・・」

「うん。 確かにな・・・・・・じゃなくて、入るぞ。」

「私的にはお勧めしませんが・・・・・・」


そう女が言ったのも聞かずに入った。

入ったと同時にその部屋の中にいた精霊たちは、先ほどいた精霊と同じく怯えだし

口々に『ごめんなさい・・・・・・』 とつぶやいている。


そんなことは気にせずに男は、一番近かった精霊に駆け寄り


「君、名前はなんていうの?」※決してナンパではありません。

「え・・・・えぇ・・・・・・?」


と驚いているような感じで声に出す。

その男からは、一切敵意など感じられず、普通の質問をされているからだった。

精霊はどのように回答したらいいのか判らなくなっている。

すると、後ろにいた精霊? の女と男は会話を始めた。


「いい加減にしてください。 質問するより先にすることがあるでしょう。」

「あぁ・・・・・・ そうだったね! てっきり忘れてたよ! テヘッ」

「テヘッ・・・じゃ無いでしょ(マスター) しっかりしてください。」

「なんかすみません!」

「それじゃあ、私はここを縛っている魔方陣を探してきますから、ちゃんとしてて

下さいね?・・・・・・もし要らないことをしていたら・・・」

「わ、判ってますとも・・・・・・」


と男は少し怯えながら答えた。

その言葉を聞けてほっと胸を撫で下ろした精霊は『判ればよろしい!』 と言う風に

男を見て、外に出て行った。


それと同時に・・・・・・・


「それじゃあ、始めるとしますか。」


その言葉を聞いた精霊は、一層に怯えている。

それを弁解するべく、男は


「あぁ、今まで君たちが受けたようなことはしないから」


と笑顔で言う。 けれども精霊たちは『あぁ、今までお前たちが味わったことのないような

事をしてやる』 そんな風に解釈している。

それに、男は気づかずに精霊の傍へとよる。

勿論精霊は・・・・・・


「ごめんなさい! もうしませんから・・・・・・それだけは・・・・・・許してください・・・」

「へ??」


男は精霊が何を言っているのかが理解できないのだろう。

それは当たり前だ。 男は『助けてやるよ!』 と言う意味で言ったのにも関わらず

謝ってくるのだから・・・・・・


「えーと・・・・・・どういう意味・・・?」

「・・・・・・今までよりも痛いことを・・・するのでしょう・・・・・・? ですから・・・

それだけは・・・許してください・・・・・・」

「へ? どんな風に解釈すればそうなるの?! 僕は唯、助けてあげるって意味で言ったっだけ

だけど・・・・・・」

「え・・・・・・?」


精霊は『助けてあげる』 と言う言葉を聞くと笑顔になったが、それも一瞬の事。


「どうせ・・・私たちを"また"騙すのでしょう・・・・・・?」

「い、いや・・・・・・僕はそんなことしないよ・・・?」


男は男で混乱している。 自分も何を言われているか良く判らないからだ。

そんな、訳が判っていないもの同士の会話が始まろうとしている・・・・・・

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