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弱者だった俺が転生すると強者になっていた。  作者: 石立 諷太
トーナメント戦
39/52

過去 蓮子編(花蓮との出会い)Ⅱ

意識が飛んでどれくらい経ったのだろうか。

蓮子は目を覚ます。 目を覚ますとそこには・・・・・・


(マスター) !!!」


そう。 蓮子の目の前には(マスター) が居た。

その叫んだ声に対して蓮子の(マスター) は、


「黙れ。 お前なんかとっくに用済みだ。 後お前に出来る事は、俺のメンバーの

おもちゃになることだけだな。」

(マスター) 何を言っているんですか・・・・・・?」

「そのままの通りだよ。」

「・・・・・・」


蓮子は自分の(マスター) の豹変っぷりに動揺していた。 いや・・・・・・

((マスター) は唯操られているだけだよね・・・・・・? そうだよ!

あんなにも優しかった(マスター) がこんなことをするはずがないよ。 )

心の中ではそう信じていた・・・・・・否。 信じたかったのだ。

だが、それも次の一言で闇に沈む。


「あぁ、言い忘れたが俺は別に誰かの指図とかでやってるわけじゃないからな。

俺がやりたいようにやる。 ただそれだけだ。 お前で今までうまく騙せた精霊は8体目だ。

これもいい実験データーになるな。」

「そんな・・・・・・嘘・・・ だって、(マスター) はずっと私と一緒にいてくれるって。」

「そんなのは唯の言葉。 それも嘘に決まっているだろう? そこまで頭が悪いわけじゃなし

それくらい自分で気づけよ。」

「じゃ、じゃあ、あの時誓った約束は?!・・・・・・」

「あの時誓った約束??????」


蓮子の(マスター) は 何だっけ? と言う表情を浮かべた。

そして、思い出したかのように ハッ とした顔で


「あの時ね。 あれは懐かしいな。 俺とお前で世界最強になる夢物語か。

そんなのなれるわけないだろ? 常識的に考えろ。 この世界には強い奴らがわんさかといるん

だぜ? そんな中で俺・・・・・・いや、お前みたいな"無能"を連れて世界最強だなんて・・・・

・・ とんだ茶番だな。」


笑いながら言う。 それにつれて周りにいる男たちも笑いだしていく。

蓮子の心はズタボロだった。 嘘をつかれていたこと。

そして、何よりも悲しかったのは、あんなにも信用しきっていた(マスター) に裏切られた

こと。


「お前らこいつを閉じ込めろ。」


その言葉と同時に蓮子は暗闇の中に放り込まれる。

放り込まれるとそこには・・・・・・


「誰・・・・・・?」


とすごく弱々しい声が聞こえてくる。

蓮子はその声の発信源を確認しようとし、近づいてみると・・・・・・


裸の精霊が居た。

その精霊は傷だらけで、今にも精霊の特殊効果の具現化が解除されそうだ。


具現化は(マスター) の魔力を供給しながらできる。

けれども、(マスター) の魔力提供が途絶えてしまったら、その姿を維持できなくなる。


だけど、その精霊が消えないのは、(マスター) から具現化するだけの魔力を貰っているから

だろう。

蓮子も(確かに微量に魔力は送り込まれている・・・・・・)


多分だけど、この精霊もあの男に騙されて入れられたのだろう。 当然蓮子はそう思う。

それは間違ってはいない。


「誰・・・・・・?」


そういう精霊の一言で我に返った蓮子は


「私も精霊。 あなたと同じ理由でいると・・・・・・思う・・・・・・」

「そう・・・・・・ あなたも騙されたのね・・・」


そんな弱々しい姿を見ていたら蓮子は我慢できなくなって、治癒の魔法を展開した。

けれども、それをほかの精霊が止める。


「魔法を展開したら・・・いけない・・・」

「魔力は大事に使うべき・・・」


そういう。 けれども蓮子は『だって!』 そんな風に反抗するが、それと同時に治癒対象の精霊は


「皆の言っている通りにしなさい・・・・・・ ここでは魔力が大事・・・・・・」

「どうして・・・・・・?」

「どうしてって・・・・・・自分でも気づいてはいるでしょう・・・?」


そういわれてみれば、(マスター) からの魔力提供が極端に減っている。

それも、一日具現化できるだけの魔力。


「それに・・・ここじゃあ、魔力も使えない・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」


そんな新たに突きつけられる現実。 それにまだ精霊になったばかりの蓮子が

心を平常に保てるのか? 答えは・・・・・・否だ。


蓮子の心は急に真っ黒に染まってしまった。

(蛆虫みたいな下等生物は死ね。 死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。

死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。

死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。

死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。)


そして、急に一人で笑いだしている。

そんな蓮子を見た精霊たちは悔しそうにしながら、ドアを見つめる。

精霊たちは全員が一心同体になっている。

(((((((人間は、簡単に嘘を付く。 そんな奴らに私たちは屈しない。)))))))


そう思った瞬間ドアが開き、一本の光が暗闇を射していた・・・・・・

すみません。 来週に急用が入りまして、火・木の投稿になります。

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