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弱者だった俺が転生すると強者になっていた。  作者: 石立 諷太
トーナメント戦
32/52

間巻Ⅱ 愛梨の素

話に夢中になり過ぎて、夜が明けていた。


「あぁ!!!!!!」


と聖夜が突然大声を出したので、奏多たち8人は『どうした?』 と言うような

顔で聖夜を見ていた。


「今日、僕トーナメント戦・・・・・・」

「「「「「「「「あっ・・・・・・」」」」」」」」


と皆は思い出したようにシンクロしていた。

そう。 今日は聖夜の初戦日だったのだ。 すっかりと忘れ話し込んでいたため、

寝る時間はすっかり無くなっていて、トーナメント戦まで後1時間程度だった。


聖夜は『これで一旦帰るね。 また後で!』 と言い、奏多の部屋から出て行った。

いろはも続いて聖夜の後を追って行くように奏多の部屋を後にした。


二人が部屋を去ってから急に部屋は静まり返った。

奏多らは黙々と食器をかたずけ、聖夜の試合を見る準備をしていた。


聖夜の試合はと言うと、あと1時間を切っていて、気づくのがもう少し遅ければ

不戦勝で相手の勝利となるところだった。


皆もまさか、オールで話すとは思っていなかったので何の準備も終わってはいない。

勿論、聖夜がウォーミングアップをする時間さえ残ってはいなかった。


奏多はウトウトしながら服を着替えようとした。

だが・・・・・・


部屋に入ると"裸"の花蓮と愛梨が目の前に立っていた。

それに奏多は


「あ、入る部屋を間違えました!」


と言いドアを閉めようとしていた。

けれども、奏多は入る部屋を間違ってはいない。 なので、花蓮達は止めに来る。


「いえいえ。 間違ってはいませよ(マスター)

「いや、間違ってるは・・・・・・ まさか、俺の部屋でお前らが裸なわけないだろ。」

「いえいえいえいえ。 紛れもない事実ですよ。 さぁさぁ早く着替えましょう!」

「ちょ! おま! まてええええええ!!!!!!」


無理矢理部屋に引き摺りこまれた。 それからの事は皆さんのご想像通り・・・・・・



30分後・・・着替え終わった奏多が出てきた。

こよみは『おそい! お兄ちゃん、何してたの? そんなに疲れ切った顔で!』

と怒りながらも真顔で言ってきている。 勿論、花蓮達は裸のまんまだ・・・・・・

こよみが質問をしてきているので奏多が返そうと思ったが、愛梨が急に割り込んで来て、

頬を真っ赤に染めながら


(マスター) が激しくしてきましたので・・・・・・」


と、急に変なことを言い出すので奏多は


「抵抗をな!」

(マスター) は服を脱いで・・・・・・」

「お前たちに脱がされたんだ!」

「そして、ベットにの上で押し倒されて・・・・・・」

「お前たちが要らんことをするから押して倒しただけだ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


それからはしてもいないことをこよみに言っていたが、奏多も突っ込むのを面倒くなって

来ていたので、愛梨を無視して一人で会場の観戦席に向かうことにした。


だが・・・・・・

こよみが奏多の肩を がっしり と掴んでいて、進めない。 いつもなら奏多にはこよみの力を軽く

振りほどけるはずなのだが、どうやっても持たれている肩は一切動かない。


そして、こよみは満面の笑みを浮かべ・・・・・・


「お・に・い・ちゃ・ん♪ ゆっくりと話を聞かせて貰えない?」


そう言うと、奏多は一瞬寒気を覚えながらも


「い・・・いや、愛梨の言ってることは嘘だから・・・」

「そんなわけないでしょ! 愛梨ちゃん頬を真っ赤にしてる!」

「それは・・・あいつの・・・」

「言い訳はなし! 本当の事を聞かせて!」

「・・・・・・」


奏多に弁解の余地なし。

それからは、聖夜の試合が始まるまでこよみに質問攻めをされたのはお判りだろう・・・・・・

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