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弱者だった俺が転生すると強者になっていた。  作者: 石立 諷太
トーナメント戦
31/52

間巻Ⅰ 祝勝パーティー

短いです。

パーティー前だと言うのに気まずい。

奏多は聖夜の話を聞いてから、謝罪したい気持ちでいっぱいだ。


聖夜はと言うと『あ、ごめんね。 今のは気にしなくていいからさ!』と

言っている。


そんな複雑な気持ちが交差する中理事長が気を使ったのか良く判らないが


「そろそろ、ご飯が出来てる頃だと思いますよ。 お二人とも部屋に戻ります

わよ。」


((いやあんた(理事長)は友達かなんかかよっ?!))

二人の心はシンクロし、その場が少しだけ和んだようにも思える。

それを見た理事長はほくそ笑み、皆で奏多の部屋へと戻っていった。


帰っている最中理事長は


「そういえば、今日はなんかのお祭りだったのかしら?」

「どうしてですか?」

「如月たちがパーティーを開いているからよ。」

「あ、それは、奏多が《無敗の騎士》 に見事勝利を収めたので、パーティーを開いて

いるだけです。」

「そうだったのね。」

「あの桜ちゃんが負けるとは思わなかったけど・・・・・・」


理事長は誰となしに呟いた。


と最後の言葉は二人には聞こえない程度の声で言っていたので、当然ながら奏多

達の耳には届いていない。


そうして、三人が部屋へとついて中に入ると・・・・・・・


ぱんっ! ぱんっ!


クラッカーの音が鳴って、奏多の周りには紙吹雪が散らばっていた。

それに対して奏多は


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


と謎の沈黙を浮かべて居た。 こよみたちは(あれ・・・? 何かまずかったかな・・・?)

内心でそう思っていたが、ふと、奏多の頬が緩んでき


「ありがとう。」


微笑みながら言った。 そんな表情を見た聖夜たちは安堵し、パーティーが始まった。


いのりと愛梨の作った手料理は"肉"が主で、野菜などはとても少なく、バランスの片寄った

料理だった。 けれども、一品一品はとても美味しく、これを店で出しても文句の付けようの

無いほどの腕前だ。



料理を食べ終わると、理事長は徐に立ち上がり『それでは、私はこの辺でお暇することに

しますわ。 後は四人で昔話にでも浸ってくださいな・・・・・・」


そういい、理事長は去ってしまった。

それからも会話は続いていたが、奏多と聖夜は非公式戦の時に聖夜が話した過去の事には

一切触れることは無く、パーティーの終焉を迎えていた。


いろはは立ち上がり台所へと向かい、手作りケーキを取り出した。

それを見た奏多は(どこからあんな家事を学んだのだろうか・・・こよみにも見習って

ほしい・・・・・・)と心の中で思っていることは秘密。


いろはが持ってきたケーキに愛梨の手を翳した瞬間に、ケーキが綺麗に10当分されていて、

それをいろはがお皿に移していく。 そんな連携プレイを見せていた。


「じゃあ、奏多の祝勝を祝って! って言ってもまだ一戦目だけど・・・・・・ 学園

トップを祝って、乾杯!」

『『かんぱーい!』』


それからは一段と盛り上がった。 聖夜は明日が自分の試合だということを忘れ、

一日中話すことになってしまったのはまた別の話・・・・・・

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