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弱者だった俺が転生すると強者になっていた。  作者: 石立 諷太
トーナメント戦に向けての特訓
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#16 聖夜との特訓

奏多が外に出ると聖夜が立っており、


「今さっきした約束忘れたわけじゃないよね?」


と怒り気味の口調で言ってきた。 それに対し、弁解の余地もなく、


「本当にすまん!」


といった。 すると、聖夜はすんなりと許してくれ、俺に


「じゃあ、講堂に向かうよ。」

「あれ? 授業でもないのに入れるの?」

「本当に学園の資料読んでないね」


と言いながらも、少し恥ずかしくなり

(後で、部屋にある資料読んでおこう・・・・・・)

と思いながら、聖夜の後をついていった。


後をついていき講堂に着くと、まだ、授業が終わった後だというのに、

そこには沢山の人が特訓をしており、驚いた

まさか、毎日ここが開放しているなんて思ってもいなかったからだ。


講堂全体を見ていると、トーナメントに参加する先輩そして岸田 奈保の

姿があり、そこで聖夜に、


「やっぱり、トーナメントに出る人は全員特訓してるみたいだな。」


と言い、聖夜は「あたりまえ」 と笑いながら奏多に言い、俺らは特訓が出来そうな

場所を探していた。


少し歩いていると奥らへんの所がが開いているのが分かった。

奏多と聖夜は空いている方向に向かい、空いてるスペースを確保して、

定位置に着くと精霊の魔法を使い切れ味の悪い刃を作った。


作るまで蓮子は、『だるい。 』とか言っていたが、花蓮が説得すると

すんなりと切れ味の悪い武器を作ってくれた。


作ってすぐに攻撃を仕掛けたのは・・・・・・奏多だった。

まずは、手始めに渡辺先生と戦った時に使った技を繰り出した。

だが、聖夜はその攻撃にすぐさま反応し攻撃を防いでいた。


「やっぱり、この技は使われると、危ないね。」

「だろ。 まぁ、これの欠点は魔力を大幅に消費することだが、俺らにはほとんど関係

ないがな」


と言い、次に攻撃をしてきたのは、聖夜のほうだった。

その攻撃を紙一重で躱し反撃をしようとしたが聖夜の攻撃が奏多のする攻撃よりも

毎回1テンポほど速く奏多は防御のみしか出来なかった。


奏多と聖夜の戦いは傍から見ていると、ほぼ互角だったが、

だが、実際は奏多が少し、いや、結構押され気味だった。

それに対し俺は驚いていた。 まさか、ここまで実力の差があったことを。


(だが、俺は絶対に負けるわけにはいかない。 たとえ、模擬戦だろうと、相手が

この世最強だろうと・・・・・・)


『俺はあの時誓ったんだ。 姉ちゃんに復讐と魔王討伐を!』


と心の中で強く思い奏多が生み出した10つの技のうち、1つだけ、使った。

それは、剣のみに打撃を与え、その剣からの振動で相手をを痙攣させるという技だ。


これは、奏多自身が生み出した技の中でも、最も簡単な技でこのやり方の原理さえわかれば

誰でもできるくらいの技だ。


だが、その技は聖夜は見た事が無いので、奏多の技をただの物理攻撃だと思い、

奏多の振るった剣をガードした。

奏多の剣と聖夜の剣が触れ合うと同時に、振動で聖夜は持っていた剣を地面に落として

しまい、その隙を見逃さず聖夜の首元に剣を突き立てた。

突き立てられた聖夜は


「降参! 降参!」


と言い、奏多は聖夜の首元に突き立てていた剣を下ろした。

剣を下ろした後聖夜は



「やっぱり奏多は強いな。 まだ見せていない技は沢山あると思っていたけど

まさか、こんな技が残っていたなんて・・・・・・」

「まぁ、ほかにも沢山あるけど、聖夜は上達が早いからな・・・・・・技を見せすぎると

負けてしまうな・・・・・・」

「あはは、冗談がきついなぁ~奏多。 君のほうが僕なんかよりも圧倒的に強いよ」


と言ってきた。 だが奏多は

(はは、聖夜は冗談がうまいな・・・・・・ 聖夜はなんかまだ能力を隠してそうだけど

あまり、触れないほうがいいか・・・・・・)

と思いつつ聖夜に、


「じゃあ、俺はそろそろ部屋に戻ると・・・・・・しようとしたけど、戻り路が

わかんないから、聖夜が終わったら一緒に帰る・・・・・・」

「そうだったね。 はやく校内を案内しないといけないな(笑)」


と笑いながら言われた。

聖夜はもう少し特訓していくそうで、奏多は花蓮と聖夜が終わるまで特訓をしていく

事にした。



1時間ほどたつと聖夜が俺のほうへと来て、


「待たせたね。 じゃあ、帰ろか。」


と言い、奏多と聖夜は寮の部屋へと向かった。

寮の部屋に着くと聖夜とはドアの前で別れ、部屋へと入っていった。

部屋に入るとこよみが、


「お兄ちゃん、もうご飯できてるよ。」

「あ、あぁ、助かる・・・・・・」


と言い、席に座った。 料理は食卓に4人分並べられていて、料理の見た目は

おいしそうだった。 だが

(これは、こよみが作ったんだよな・・・・・・食ったら気絶するとかないよな?)

と思いながら、椅子に全員が座ると


『いただきます。』


と言い、奏多はこよみが作ったであろうご飯を口に運びそれを噛むと、

"美味しかった" その理由はすぐに分かった。


「どうですか? お兄さん。 私の料理はおいしいですか?」


と話しかけてきたのは、こよみの精霊、いのりだった。

それに対して


「あぁ、とっても美味いぜ。 ありがとうな。」

「別にお兄さんのために作ったわけじゃないので。 (マスター) のために

作ったもので、(マスター) にお兄さんに感想を聞いてほしいとのことなので

聞いただけです。」

「あぁ、それでも俺はうれしいぜ。」


というといのりはそっぽを向いた。

その会話に花蓮は少し怒っていて奏多が花蓮に話しかけようとすると


「なぁ、花蓮。 どうして怒っているんだ?」


と聞いても無視された。

奏多はなんでだろうと思いつつ食事を済ませ部屋に戻りいつも通りに勉強

をしていた。

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