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弱者だった俺が転生すると強者になっていた。  作者: 石立 諷太
トーナメント戦に向けての特訓
10/52

#15 前世の妹に似た者とこよみの精霊。

編入当時に出会った、(ひかり) らしき人から話しかけられ、

(なんか、前世の妹と話しているみたいで、喋りずらい......)


と思いながらも話していた。


「如月くん・・・・・・ 私も奏多君って呼んでいい・・・・・・? あ、勿

論だけど・・・私も彩月でいいよ・・・・・・」

「あぁ、構わないよ。」

「うん・・・・・・よろしくね、奏多君・・・・・・」

「あぁ、よろしくな!」


と言い奏多と彩月は友達? になった。

彩月と会話していると、段々と前世の(ひかり) と会話しているような感じになってきて、

突然前世の出来事を、細かく思い出してしまった。

それに対し奏多は気分が悪くなっていき、


「ちょっと、トイレに行ってくる。」


と言い、急いで寮の部屋へと駆け込んでいった。

近くにある椅子に腰を下ろし、荒れた息を整えていた。


(マスター) 気分が悪いのですか?」

「あ、あぁ、悪いが、大丈夫だ。」


と言い荒れた息を整えながら

(彩月と話すことを、(ひかり) と重ねてしまうから・・・・・・ なれないといけないな・・・)


と思いつつ、荒れた息が整ったのを確認すると寮の部屋から出て、クラスへ戻った。

クラスへ戻ると


「奏多君大丈夫・・・・・・?」


と彩月が声をかけてきた。 勿論のこと大丈夫。 と答えたが、

どうやら、彩月"も"心配性らしく奏多が、大丈夫と言っても、心配した目で奏多を見ていて、

やはり前世の(ひかり) と似ていて奏多の記憶を細かく再生するように蘇らせた。


そんなことが続いていると、チャイムが鳴り授業が始まった。

(助かった・・・・・・)

そんな光景を見ていて花蓮も心配そうに俺を見てき、苦笑いしていた。

隣にいる花蓮に


「大丈夫だっていっただろ? なにも花蓮が心配するようなことはないぞ。」


と言い、誤魔化そうとしていた。 だが花蓮は頷く事はなく、奏多を凝視していた。

(なんて言ったらいいのやら・・・・・・)

と思いつつ授業を受けていた。



そして全部の授業が終わり、今日の授業が終わった。

奏多らは帰る準備をしていると、


「分かっていると思うが、明日と明後日は休日だからくれぐれも登校してこないように。

それと、如月奏多を学校案内するのは明日か明後日のうちにやっておけよ。」


と先生が大声で言い、今日の学校は終わった。

学校が終わり聖夜が


「今から訓練するんだけど、奏多もいかない?」

「あぁ、俺もしようと思っていたところなんだ。」

(マスター) 今日は、やめておいたほうが・・・ 体調・・・」


体調が優れないみたいですしと花蓮は言おうとしていたが、それを奏多は花蓮の口を

手で塞ぎ、続きの言葉を聖夜に聞かせようとしなかった。

それを見ている聖夜はどうしたの? という顔をしていて、

(聖夜が鈍くてよかった・・・・・・)

と思っていた。


「あ、そういや、明日奏多を案内してからも時間がある?」

「あるけど訓練か?」

「よくわかったね! 明日も大丈夫かな?」

「あぁ、勿論大丈夫だぞ!」


と言い、奏多と聖夜はこれから訓練することとなった。 勿論明日は奏多を案内をしてから

訓練をするらしい。


そこで奏多と聖夜はこよみといろはを迎えに行き、寮の部屋へと戻った。

寮の部屋に戻ると、俺と聖夜は今から10分後に部屋の前に集合することになってい

たので、急いで支度をした。


花蓮は


「なぜ、先ほどは止められたのですか? 事実、(マスター) は体調はすぐれないよ

うですし。 今日の模擬戦でも疲れているのに・・・・・・」

「あぁ、あれのことか... さっきも言ったように、俺はどうってことないから、

心配しなくていいぞ。 と言いたいところだが、何を言っても心配するんだろ?」


と奏多はため息交じりで言った。 それに対して花蓮は自分の心を少しでも理解して

もらえたと思っているような感じで、少し満足気味だった。

そんなことをしていると、ドアをたたく音がした。

ドアを叩く音と同時に、


「お兄ちゃん。 入っていい?」

「あぁ、構わないぞ。」


と言い、花蓮が部屋に入ってきた。 花蓮は部屋に入ってきて、


「話しがあるんだけど少し時間をもらえない?」

「構わないが、もう少しで聖夜と訓練があるから、なるべく早く頼むな」

「うん」


そして奏多とこよみはリビングの席に向かい合わせで座った。

(なんか、元気がないな・・・こよみ。 まさか、精霊契約に失敗したとかないよな・・・?)

と思いつつ、こよみが話すのを待っていた。 だがこよみが口を開くと奏多の考えて

いたことと真逆のことを言われた。


「私、精霊契約に成功したんだ!」

「おぉ! よかったな! それで、精霊は?」


というと、こよみは"出てきて" というとこよみの真横から、赤髪の巫女服を着て

羽を生やした"天使" みたいな子がいた。 奏多はその天使の羽を見て


「その羽って本物なのか?」


と言ってしまった。 だが、それに対し天使のような精霊は


「はい。 本物です。 よければ触ってみますか?」

「駄目です。」


と天使の言葉を一瞬にして断ったのは花蓮だった。

奏多は少しガッカリして、「デスヨネー」 といいこよみに、


「あ、そういや、なんて名前にしたんだ?」

「いのりにしたんだ。」

「そうか。 よろしくないのり。」

「はい。 よろしくお願いします。」


と言い、誰かの精霊とは違い大人しく、清楚のある精霊だった。

そんなことをしていると、部屋にインターフォンのチャイムが鳴り響き、外に出ると

聖夜が立っていた。

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