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異世界にきちゃったみたい?  作者: 耶汰姫
リュヒトリア公国
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明日香の過去 7

お気に入り登録ありがとうございます

過去編を投稿させていただきます

本編はもう少し潜伏させてもらいます・・・

もうしわけございません><


あれから俺は彼女の道場に通うため、話しかけるタイミングを計っていた

学校ではもちろん、通学路、彼女の毎朝のジョギングコース

どれもこれも失敗だ

というのも、例の兄だという男のせいだ


あのヤローは話しかけよう近づくたびに彼女を遠くへ誘導する


初めは偶然かとおもったんだが、よくみると小ばかにしたような顔でこちらを向いている


いつかシメル


とおもって、気がついたんだが

彼女の道場に通う=あの兄に教わる

なんじゃないかと


道場を変えようか・・・

いや、ここで引いたら男が廃る

彼女に接触できないのなら、あの兄に接触を図ればいい

強くなっていつかあいつを見返してやる





「また貴様か・・・」


兄は不機嫌そうに顔をしかめたが、構うものか


「何度でも来てやるさ。あんたが俺を道場に入れてくれるまでな!」


あれから見かけるたびに兄へ道場への入門許可を取りにいった

そのたび返り討ちにあうのだが

何度打ちのめされようとも、不思議と諦めようとは思わなくなっていた


この男に認められたい

彼女の兄だからではなく、一人の男としてそう思うようになっていたんだ


「はぁ・・・懲りない小僧だ」

「俺は諦めが悪いんでね、ここまで熱くなれたのは初めてなんだ。絶対に認めてもらうからな」


諦めが悪いのは自分でもわかっている

だが、これだけは譲れなかった


ひゅっっ


兄が動いたのを視界に捕らえた


「おわっ」


とっさに後ろに飛んで避けたが、兄の拳は鼻先を掠めていった


「ほう・・・見えるのか?」


初めて兄の表情が動いた

面白いモノをみるように、笑みを浮かべ俺を見ている

なんだ?

今まではまったく見えなかった拳が、ほんの少し、ほんの少しだが見えた


「そのうち、避けてやるよ」


避けれる気が全然しなかったんだが、張ったりも必要だ


「・・・面白い小僧だ。こんな短期間で見え始めたやつは久々だ。だが・・・これはどうだ」


兄が視界から消えた

え?

ごすっ

予想もしていなかった下からの衝撃に俺は舌をかんだ


「○×◎△▼×」

いてぇぇぇぇ

声なら無いほどの衝撃だ

下をかんだせいでまともに発音できない


くそっ

素人相手にここまですんのかよ

ジト目で兄を見たがそこに兄はすでにいなかった


ちくしょう、俺はあきらめねぇぞ


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