村での(精神的な)戦い 2
短かったので2話投稿です
読んでいただきありがとうございます
四人ともそれぞれ別の部屋を取るのなら同じ宿にしなくても、と思って打診したのですが
村にはどうやら宿は一つだったようです
そりゃ居場所もばれますよね
何が起こってるかというと・・・
宿の一階は食堂になっているんですが、人が溢れかえっています
しかも、ほとんど女の子ですよ
村中の女の子が集まってきちゃったみたいですね
まぁそれも仕方がないのかもしれません
村にはいないだろう貴族風のイケメンですからね
いちおう3人とも旅支度なんですが、纏ったオーラというものはなかなか消せるものでもなく
にじみ出る気品に女の子が色めきたつのは当たり前ですよ
なんせ、玉の輿
こっちの世界でもやっぱりあこがれますよね
そして・・・
その邪魔になりそうな旅の仲間である私に向けられる嫉妬のこもった視線
気がつかないふりをするもの疲れたんですが
事態はもっと深刻だったようです
「あなた、シヴァ様のなんなの?」
「あなたみたいなのが、旅のお供をされているのなら私達も連れて行ってもらえますよね?」
はい、困りました
ここは宿の裏手なのですが、井戸を使おうと降りてきたのを待ち構えていたお嬢さん集団に捕まりました
5.6人に囲まれています
どの子も美人さんなのはいいんですが、囲まれる理由が理由のため嬉しくありません
「えーっと旅は過酷なものになるかもしれませんので「あなたみたいなのがご一緒できて私達がいけないなんてことはないはずよ!!?」」
「そうよそうよ!!聞けば、あなたは平民だそうじゃない!私達のほうがまだましよ!」
「今だって、あの方達のお傍を離れて、お世話なんかしていないじゃない!」
ましって、どういう意味で言われたんだろう
疑問には思いますが、怒りでヒステリックになっている女の子というものは厄介です
そもそも、なぜ私があの人たちの世話を焼かなければならないのでしょうか?
もしかして、侍女とかと思われているのですかね
なんともいえない気持ちになって、空を見上げたら
二階の部屋からこっちを、楽しそうに伺う、シヴァさんと目があいました
見てたんなら、助けてくれませんかね?




