乱闘直前 2
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負ける気はない、もちろん全力で挑む予定だよ
でも、どの道厄介なことには代わりが無いから、先手を打っておかないとね
「シルフィアさん、結果がどうであれ乱闘中に逃げてもらってもいいですか?」
こっそりと、シルフィアさんに近づいてお願いしてみる
倒してから、いちゃもん付けられてってのがセオリーだもんね
逃げておけば、いちゃもんつける相手はいないし私もそのまま逃亡できる
「逃げる準備ですか?もちろん構いませんが・・・」
「あ、負ける気はないんですよ?だた、結果がどうあれ、彼らは私達に不利なことを働きかけてくるでしょうから、その前に逃げておけばいいかと思いまして」
私が勝つつもりなのがそんなに可笑しかったのか、奇妙な表情になっています
「お気持ちは嬉しいけど、女の子が大の男相手に、それも彼らはあれでも白の騎士団に所属しているはずよ?女の子だからといって手加減してくれるとも限らないわ。悪いことは言わないから騒ぎに乗じて逃げたほうが賢明よ?」
「白の・・・そうですか。ご心配ありがとうございます。もしダメそうなら私も逃げますね。逃げ足は速いほうなんでご心配なく」
周りにいる人の軽蔑する目、嫌悪感を顕にしている表情を見る限り彼らはろくな人間関係をきづいていないと言うことですよね
逃げることも視野にはおきます
あんなやつに捕まるなんて真っ平ごめんですよ
ただ、対峙していると嫌な予感というか、首の後ろがムズムズする感じがあるんです
「ではいってきます」
言いたいことも言いましたし、後はシルフィアさん次第です
確実に逃がすとかかっこいい事は言えません
いざとなったら逃げる気満々ですから
「なんだ、もう相談は終わったのか?」
「ええ。タイマンでいいですかね?」
ここは一対一の勝負に持ち込まなければなりません
あなり広くも無い場所なので、複数を相手にするには不利なのです
「たいまんとはなんだ?」
ここは異世界でした
タイマンの意味がどうやら通じなかったようです
「一対一で戦いましょうっていみなんです。田舎モノなのですみません」
深く追求されても困りますからごまかしてみました
「構わんぞ。ルールは簡単だ。俺達に勝てばお前達から手を引こう。俺達が勝てばお前達は今日から俺の妾になってもらう」
「俺達とは何人を指すのでしょうか?」
細かいルールの説明は大事ですよ
「ここにる四人だ。どちらかが負けを認めた時点で勝敗とする。何を使っても勝てばよいとする。それでいいな?」
普通に考えてよくないでしょ
こっちは一人に対して相手が四人だよ?
しかも私が勝ったところで褒章があるわけでもないのに、なんて傲慢な考えの持ち主なんだろう
女の敵ですよね
全力で排除のち逃走致します




