乱闘直前
お気に入り登録ありがとうございます
更新頻度が遅くてすみません
典型的な・・・なんて典型的な
大事でもないけど二度言ってみました
「シルフィア、あの話考えてくれたか?」
「あの、前にお断りを・・「シルフィア、音楽なんて俺達貴族あっての商売だろう?その俺に見初められたんだ、大人しく俺のものになればいい」
キンキラした男がシルフィアさんと呼ばれた女の人の肩に手を置いて口説いているんだけど
明らかに嫌がられてるよね
でも、この世界での私の立ち位置は微妙だ
あまり首を突っ込むべきではないのかな
迷っていたけど、彼女の目の端に涙が浮かんだのを見て首を突っ込むことにしたよ
嫌がる女の子をそんな風に泣かせるなんて男の風上にも置けないよ
私の持論だけど、ここは通させてもらおうと思う
「ちょっと、嫌がってるでしょ!その手を離しなさいよ」
「なんだと?貴様・・・見ない顔だな」
キラキラした男が私の姿をじろじろとみてきた
ねっとりとした視線が絡み付くのを感じて、嫌悪感がした
「なかなか・・・いや、お前も俺の気を引きたいのか?・・ふふん、まぁそれほどまで言うなら相手をしてやっても構わんぞ」
「結構です」
変な期待などもたれたくも無いので即答ですよ
「なっ!!」
キラキラ男の顔つきがかわる
口の端をヒクヒクさせながら、もう一度
「俺の女になりたいといえ!!」
「嫌です」
即答した後、男を観察するけど、大して強そうにも見えない
周りにはべっている男達も同様だ
なんていうかね、一見強そうには見えるんだよね
でも、明らかに普段から鍛えている筋肉のつき方じゃない
「どうすれば諦めてくれるのかな?」
未だぶつぶつ言っていたので無視していたんだけど、このままじゃ埒が明かない
「ぁん?・・・ふはははは。威勢のいい女だな、ますます気に入った。いいだろうここにいる男達に勝つことが出来れば考えやらんこともないぞ」
貴族の言葉遊びに付き合う気はない
「考えるだけじゃなく、言質がほしい」
さすがに少しイライラしてきたので、声のトーンが落ちてき、目が据わってきたよ
「なんだと?貴様無礼にも「言質がほしいっていてるんです」」
キンキラ男は少し考えてから
「では、こうしよう。この男達に勝てたらお前達のことは諦めよう。だが、もし負けたときはお前は俺のものだ。いいな?」
「構いませんよ」
私の言葉にシルフィアさんがぎょっとしたようにこっちを見た
「いけません。男達相手にそんな・・・」
「大丈夫ですよ」
安心させるように、にっこりと微笑んだ見せたけど、あまり効果はなかったみたい
そりゃそうだよね、普通に考えてこんな小さな女が大の男たちにかなうはずが無いっておもうよね
「でも・・・、お気持ちは嬉しいけど私のために貴方にまで犠牲になって欲しくはないわ。私が我慢すればここは収まるもの」
「それはダメだ。俺はそこの女も気に入ってしまったからな。どの道お前達には俺の傍にはべらせせてやる」
「・・・だそうです」
自業自得なんだけど、ここは気を引き締めて、降りかかる火の粉を払うとしよう




