実験
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夜中、借りている部屋の明かりはつけずに私はひとりベットの上で実験をしていた
魔力の流れってのを感じれるようになって、気がついたんだけど魔法が発動する前指先に魔力の糸のようなもので幾何学模様がマンホールくらいの大きさで現れるんだよね
ぼんやりとした青白く綺麗に光を帯びた魔力でとっても綺麗だったんだけど、あれって魔力で織っているものなのなら自分でもコントロールさえ出来れば魔法が使えるんじゃないかな?
また変な目で見られたくないし、何より切り札となりうるものなのかもしれないっておもうと一人で実験するしかない
これが出来れば精霊の力を借りずに魔法が使えるかもしれない
と、いうことは、自力で元の世界に帰れるってことだよね
これは、実験あるのみです
「何次が契約せし《光》の精霊に奉る、この指先に光を灯せ」
しーん
あれ、だめだった
呪文が違うのかな?契約してないしね
「この指先に光を灯せ」
しーん
だめだった
あのとき宰相さんはどうやってたかな
たしか人間ろうそくとか失礼なこと思っちゃったんだよね
人間ろうそくって結構シュールだよね
ぽぅ
あれ指先に幾何学模様が描かれて光りだした
ファンタジーだね
って、
「えええええええ!?」
魔法使えました
ビックリして指を振り回したら消えちゃったけど、もう一度人間ろうそくの宰相さんをしっかり思い浮かべたら出来たよ
それから、指先に光が灯るイメージだけで出来るようになった
このことから推察するに、魔法ってしっかりとしたイメージが大事ってことだよね
イメージさえ出来れば魔法が使えるってことだ
これは誰でも出来ることじゃないんだろうな
出来るのなら精霊との契約なんて言わないだろうしね
切り札になりそうだから魔法が使えることは黙っておこう
もっと、イメージを固めたら他にも出来るかもしれない
時間があるときにちょっとずつ試してみよう




