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Bad Killer  作者: サニーライト
第1章 -Killer side編-

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57話 ゼラフィム

※ コメントについて

コメントでの誹謗中傷はおやめ下さい。まじでだれも得にならん。寧ろ損。なのでおやめ下さい。ミスの指摘は、お待ちしています。修正します。作品の評価コメントはお待ちしています。参考にさせて頂きます。応援コメントは、してください。まじでモチベ上がるから、お願い!



※記載上の注意

① -1 " +(間1行)はその人が思っていることを示します。


①-2 "+(間2行)はテレパシーを示します。用法はカギ括弧と同じで実際に口で話している(対話)か脳内で会話(テレパシー)をしているかの差になります。


② ' はその人のセリフ中に小声で何かを言う時に使われます。(言葉で表すなら、「✧✧と、呟いた」となるのかな)

また数が増えれば増えるほど声が小さくなっていきます。


③「「」」(多重鍵括弧)重なってる鍵括弧の数に応じて同時に喋ります。


④----で敷き詰められている場合大きな場面(場所と視点)切り替えとなっています。例えば自陣視点と敵陣地視点の切り替えなど。ただし「数分後」などの時間に関わるのには適応外です。


⑤3回改行は小さな場面切り替えを示します。


⑥〖〗は魔法の詠唱文を表します。


⑦『』+間2行は過去の誰かが話した内容を示します


その他は、普通の記載の方法と同じです。質問等ありましたら、遠慮なくどうぞ。出来る限りお答えします。

「話している場合か?」



とイフリートと推古さんの間には距離があったが一気に詰める推古さん。


そしてそのままストレートパンチを入れた。


が、イフリートは腕で防御をとっていた。



「ほおこの速度感に追いつくか」



といいつつアッパーを入れる推古さん。


一方イフリートはそのアッパーの勢いを利用して上空に打ちあがり、



「『炎系統魔術【赫灼槍(ブレイジングスピア)】』」



炎をまとった槍を何本か撃ち付けた。


が、



「【-(ミヌス)】」



と言って槍の勢いを消し去って推古さんの周りに墜落させた。



「【+(ムルトス)】」



勢いを消したのち推古さんはそう言いつつジャンプを入れて一気にイフリートまで近づいた。


そしてその勢いを使ってストレートパンチを入れた。


しかしそれを予測していたのか、



「『炎系統魔術【豪炎《レイジングフレイム》】』」



とすかさず炎のビームみたいなものを放った。


しかしそんなものはなかったかのように突っ切ってきた推古さん。


推古さんの勢いは収まることなくそのまま殴りを入れられたイフリート。


残念ながら今回の攻撃は完全防御できなかったものの少しは防御態勢は取れたのである程度のダメージは抑えられた。


推古さんは拳が腕に当たったことにより少し弾けたので地面に落下していた。


がその間に、



「【-(ミヌス)】」



とまるで私だけでは落ちないぞと言わんばかりに推古さんはイフリートにアビリティを与えた。


そしてそのアビリティを受けたイフリートは目の前がぐらつき落下していった。


そして推古さんは華麗に着陸をして、イフリートが地面に着陸する直前にイフリートにボレーキックを入れた。


イフリートはけられる前に復帰ができずそのままボレーキックをもろに受け、壁に衝突し砂埃を立てた。



「もうこんなものか?」



と余裕そうな推古さん。


強いな、この人。



「困ったものだ、こいつはかなり強い」



と砂埃の中からいうイフリート。



「そのセリフは降参と捉えていいか?」



と近づきながら言う推古さん。



「と言ってもいいレベルだ」



とほぼ降参を認めるようなことをいうイフリート。


あれ、こんなあっさりとあきらめるの。



「そうか」



と砂埃の中に入りながらいい、



「【+(ムルトス)】」



といい殴ろうとしたとき、ちょうど砂埃が晴れた。


そしてそこにはなぜかイフリートがいなかった。



「...どういう」



と不思議がっていた時、



「『炎系統魔術【炎鎖《フレイムチェーン》】』」



と上から聞こえたと思って推古さんが上を向いた瞬間、地面六ケ所から炎を纏う鎖が出てきて拘束された。



「いつの間に...」



と驚く推古さん。



「貴様の弱点は『決定力の弱さ』だ。その程度の力では我を倒すことは不可能だ」



とのこと。


確かに攻撃面だけを考えると推古さんは殴る蹴るの割と基本的な攻撃しかしていない。


確かによく考えてみると決定力がないといえるな。


まあだからとはいえ相手を問答無用で油断を作らせるのはずる過ぎると思うが。



「そうか。だが、それは貴様にも言えよう」



と推古さん。


まあ確かにイフリートの攻撃全部勢いを消されてほぼ無効化されているからな。


互いに決定打がないといえるか。


なんというか、泥試合しているんだな。



「確かに我の攻撃は貴様に届いていない。だが貴様は炎を止めることはできぬ」



といい、手を天に掲げ始めた。



「それがどうしたという」



まあ炎を止めようが止めまいが当たらなければ無意味だからそれがどうしたとなるか。


当たらなければ関係ない理論ってやつかな。


ちなみに推古さんはなぜさっさと鎖から抜け出さないかということだが、残念ながらそれはしているができないというのが現状だ。


なぜか。


確かに推古さんは最初拘束されたとき【+(ムルトス)】により自分を強くして鎖をちぎろうとした。


で実際に鎖はちぎることに成功している。


だがすぐ新しい鎖が推古さんを襲っていた。


なのでいくらちぎろうともすぐに再生するので抜け出せないというのが現状だ。


これするのイフリートは結構大変だと思うがさらにイフリートは大変なことをしている。


今イフリートは手を天に掲げてそこら中に落ちている槍を回収している。


そしてさらにどでかい火球も用意している。


まあ予測はつくが、



「...あれを丸ごと私に飛ばしてくるというのか」



と推古さんが言うようにその火球付き槍を飛ばそうとしているところだ。


この二つを並列処理って大変そう。



「そうだ。この技は着陸と同時にこのあたり一帯が灰燼と化す。勢いを消そうが着陸はするだろう。それにより爆発と超火力で貴様を弔ろう」



とのこと。


つまり脳筋戦法といったところだな。


前回の伊藤先生といい、結局こうなるのだな。



「そうか、確かにこれなら私はただでは済まないだろう」



と推古さんお墨付きをもらうイフリート。


え、負けるの。



「遺言はその程度か?」



と遺言を言わせてくれる猶予をくれるイフリート。



「遺言?戯言を」



と自らまずいと言ったのになぜか余裕そうな推古さん。



「余裕でいられるのも今のうちだ!『炎系統魔術【十槍を束ねし赫赫の刃《ザレディアントテンブレード》】』!」



といって手を振り翳すイフリート。


一方推古さんは何もすることなくただ流れのままに立ち尽くしてた。


"あきらめたか"


とイフリートが思うと同時に火球は着陸をした。




ドーーーーーーーーーーーーーーーーン




着陸と同時に轟音を立てて爆発がした。


宙を立っているイフリートですら汗ばんでいる中推古さんは爆心地に拘束されたまま取り残されていた。


"さすがに勝ったか"


と半ば安心といわんばかりに思いながら爆発終了後に地面に着地した。


爆発があったあたりは完全に焦土と化しており何もなかった。


そう、一切何も。



「まて、やつがいな...」



「零《ゼフィラム》」



とイフリートが焦っている後ろで声が聞こえた思うと推古さんがそんなことを言った。


そういった瞬間推古さんの目の前が音もなく爆発した。


一方のイフリートは本気で何かやばさを感じたのか、本能的なのかすぐさまジャンプして避けようとしたが左下半身が残念ながら爆撃を受けてしまった。



「ちっ」



と舌打ちを鳴らす推古さん。



「...貴様なぜここにいる?あの魔法は必中必殺なはず」



と宙に浮きながら聞くイフリート。



「もちろん多少は受けたぞ」



と推古さん。


よく推古さんを見てみると、体や服のいくらかの箇所が焦げていた。


元々背中に『炎系統魔術【大炎帝《フレイムエンペラー》】』による影響で背中にやけどは負ったもののそれ以外では受けていなかった。


そしてそれ以外ではやけどを受けるような攻撃は無効化している。


なので確実にそのいくらかの箇所のやけどはあの大技によるものと予想できる。


確かに多少だけどうけてるな。


いや、というかあんなどでかい技を多少程度に抑えれるって何。


恐ろしい限りだ。



「多少だと?ふざけるのも大概にしろよ」



とお怒りなイフリート。


なんというか、可哀想。


"しかし、あの爆発に掠るだけで左下半身が消されるとはどういうことだ"


と不思議がるイフリート。


確かに本来爆発に巻き込まれたら確かに損壊はするかもしれないが、その損壊部分は残るはず。


しかしその爆発はそれすらも残さないという。


どこに行ったのだろうか。



「まあよい、二度は防げまい。『炎系統魔術【赫灼槍《ブレイジングスピア》】』」



と考えるのをいったんあきらめたイフリートは、手を掲げながらそう言い、大量の炎を纏った槍を召喚するイフリート。


だが、



「【-(ミヌス)】」



と言ってそれらすべての槍を落下させ、



「【+(ムルトス)】」



といいつつ大ジャンプを入れ、そのままイフリートの目の前に行く推古さん。



「【零《ゼラフィム》】」



そして、イフリートの目の前で爆発を起こした。


それがなんとなく予想ができたのかイフリートは浮遊を解除して落下して避けた。


"やはり爆発の射程圏はやつの目の前..."


と攻撃をしながらも相手の攻撃の分析をするイフリート。



「避けてばかりでは面白くないぞ」



一方の推古さんはというと、あのようにいいながら天井を蹴り、一気に近づいていた。



「【零《ゼラフィム》】」



そしてそのままあの爆発をした。


しかし爆発の射程が分かったイフリートは地面に着陸後すぐさま離れた。


そしてイフリートの予想通り推古さんの目の前で爆発した。


その爆風の中から何事もないように歩いてくる推古さん。


".....!?"


とこの時イフリートは何かに気が付いた。


それと同時に中に浮きながら、



「貴様のその爆発の詳細がつかめたぞ?」



と言った。



「ほお?聞いてやろう」



と少し興味深そうな推古さん。


ではイフリートから推古さんの放つ爆発の詳細を聞いてみよう。



「貴様のその爆発は爆発されたものを問答無用で自分以外の空間ごと消し去る能力だ。これだけだと最強にしか聞こえないが弱点もある。それはその爆発は貴様の目の前にしか発動させることがでない」



とのこと。


あのイフリートが驚いたときに見えたのは爆発により地面が消え去っていたのを見たからだろう。


補足説明だがこの≪世界≫の地形は壊すことも変形させることもできない。


それは≪世界≫に巻き込まれた者はおろか発動者自身すら適応される。


まあ簡単にいうと≪世界≫の地形は誰が何をしようが変わらないってことだな。


しかしあの爆発は地面を消し飛ばしている。


地面自身を壊すことは不可能だから空間ごと消し飛ばしたってなったのだろうな。


いや空間を消し飛ばすって何。


何でもありすぎないか。


というかよくそれに気が付いたな。


互いに変人すぎるな。



「なるほど、半分正解といったところだ」



あ、半分あってるんだ。



「半分だと?」



となんか悔しそうなイフリート。


いや、クイズ大会をしているわけじゃないんだから。



「そうだ、お前は『爆発は貴様の目の前にしか発動させることがでない』といったな」



"まさか..."


と推古さんがそういった瞬間、何かを察したのかすぐにその場を離れようとした。



「残念ながら射程は『任意』だ。【零《ゼラフィム》】」



とイフリートのほうに掌を向けてそう言った。


そうするとイフリートのいた位置が爆発した。


イフリートは何とかもろに受けるのは回避できたものの浮遊移動の反動で足が浮いたため、足が爆発に巻き込まれて消えた。



「...貴様!!!『炎系統魔術【重燚《グランドブレイズ》】』」



と自棄《やけ》になったのか攻撃を受けた瞬間両手を推古さんのほうに向けてそういった。


そうすると炎の渦みたいなものがとても太いビームとなって推古さんのほうにゆったりときた。



「ほお、最後に面白いことをする」



となぜか鎖に拘束をされている推古さん。


実はイフリート、案外自棄になっているわけではなく今から勝つ手段がこれしかないと分かっていて速攻で高火力の攻撃を今撃っている。


しかも丁寧なことに拘束をいれつつ。


むしろ冷静じゃね。



「だが、お前に悪い知らせがある」



と砲撃が近づきながらも冷静な推古さん。


そういった瞬間鎖がたるんで落下した。



「悪い知らせだと?」



と疑問を持つイフリート。


その間に推古さんは、体を左半身が少し前に出るように回転して、顔と左手を砲撃のほうに向けた。



「このアビリティの攻撃範囲も『任意』だ。【零《ゼラフィム》】」



といった瞬間この≪世界≫すべてを巻き込むように静かな爆発が起きた。


爆発は一瞬だった。


風圧だけは起きれども音もない爆発は≪世界≫を一瞬で消し去った。


同時にイフリートも消え去った。



「ここまでアビリティを使わす悪魔も珍しいものだ」



と秘書室の目の前の廊下でそう言い、イフリート戦の幕が下りた。



Bad Killer 57話 ゼラフィム                          fin.

            次回



「そっか、、、(´・ω・`)」



          8月14日投稿予定

           お楽しみに!

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