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Bad Killer  作者: サニーライト
第1章 -Killer side編-

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56話 フレイムエンペラー

※ コメントについて

コメントでの誹謗中傷はおやめ下さい。まじでだれも得にならん。寧ろ損。なのでおやめ下さい。ミスの指摘は、お待ちしています。修正します。作品の評価コメントはお待ちしています。参考にさせて頂きます。応援コメントは、してください。まじでモチベ上がるから、お願い!



※記載上の注意

① -1 " +(間1行)はその人が思っていることを示します。


①-2 "+(間2行)はテレパシーを示します。用法はカギ括弧と同じで実際に口で話している(対話)か脳内で会話(テレパシー)をしているかの差になります。


② ' はその人のセリフ中に小声で何かを言う時に使われます。(言葉で表すなら、「✧✧と、呟いた」となるのかな)

また数が増えれば増えるほど声が小さくなっていきます。


③「「」」(多重鍵括弧)重なってる鍵括弧の数に応じて同時に喋ります。


④----で敷き詰められている場合大きな場面(場所と視点)切り替えとなっています。例えば自陣視点と敵陣地視点の切り替えなど。ただし「数分後」などの時間に関わるのには適応外です。


⑤3回改行は小さな場面切り替えを示します。


⑥〖〗は魔法の詠唱文を表します。


⑦『』+間2行は過去の誰かが話した内容を示します


その他は、普通の記載の方法と同じです。質問等ありましたら、遠慮なくどうぞ。出来る限りお答えします。

さて前回他人任せをさせられた推古さんだが、その状況は凄まじかった。


とりあえず初めから追うため伊藤先生がヴァプラを討伐する20分前。



「『炎系統魔術【火達磨《エングルフトインフレイム》】』」



とイフリートは天に指を刺しそういうと青い炎を纏った火球がいくつか出た。


そして手を下ろすことにより火球が推古さんの方に飛んで行った。


その攻撃に対して推古さんは、



「【-(ミヌス)】」



と言った。


すると全ての火球はその場で勢いを失い落下して行った。



「【+(ムルトス)】」



と言うと推古さんはジャンプひとつでイフリートまで近づき、横に蹴りを入れた。


一方中に浮いてるイフリートは下にスっと避けることにより避けた。



「大した技じゃないな」



というイフリート。


え、避けたあと蹴りからは衝撃波が出て壁にその衝撃波が衝突するとバーンとガラスが割れたような音を立ててたのに?


それで世界が一瞬割れただけだけど。


...ん、世界が一瞬割れた?


え、そんなことあるんだ。


凄い火力...。



「そうか、お前の世界は私の大したことのない技ごときで割れる程度というか」



と皮肉を言う推古さん。


まあイフリートの言うことをそのまま言い直すとそうなるけども。



「戯言が、『炎系統魔術【赫灼槍(ブレイジングスピア)】』、『炎系統魔術【炎海《フレイムシー》】』」



と推古さんに向かって今度は炎をまとった槍をいくつか飛ばしていきつつ地面一面には炎が燃え上がってきた。


それに対しては同じように、



「【-(ミヌス)】」



と言うと槍は勢いをその場で失い落下して行った。


加えて炎の海すらパッと消えた。



「どういうことだ、貴様には火耐性でもあるのか?」



と不思議がるイフリート。


確かに今は消えているが元々炎の海が推古さんを襲っている。


普通に考えたら炎症で弔られそうだが推古さんはなかったことにしている。


この状況なら火耐性があると考えるのが普通だろうな。


でもこんな時推古さんは



「火耐性?この程度の熱さではあってないようなものではないか?」



とふざけたことを言う。



「戯言が」



うん、それは思う。


戯言も大概にしろと言いたいところだな。


まあだからといって攻撃を辞めることはないイフリート。



「『炎系統魔術【火達磨《エングルフトインフレイム》】』」



と同じように火球をいくつか用意しそれを放った。


それに対して推古さんは前回同様、



「【-(ミヌス)】」



と言って火球の勢いを消した。



「【+(ムルトス)】」



そして前回同様、そういいながらジャンプをして横向きに蹴りを入れた。


そして同じように避けるイフリート。



「『炎系統魔術【赫灼槍(ブレイジングスピア)】』」



と今度はイフリートは炎を纏った槍を放った。



「【-(ミヌス)】」



といって槍の勢いを消し、その場に落下させた。



「【+(ムルトス)】」



と推古さんは言い、イフリートに近づいた。


そしてその勢いのまま殴りこんだが、イフリートはさっと避けた。


だが今回の推古さんはいつもと違った。


避けられた後天井に着地し、天井を蹴って近づきボレーキックをお見舞いした。


少しトリッキーな攻撃だったがイフリートは冷静に少し高度を下げることにより避けた。


とこのようなトリッキーなものが混ざりつつ攻撃の応酬をかなり速めにやるということがしばらく続いていた。



「おい、これ以上の攻撃はないというのか?」



あまりにもしょぼい戦いに痺れを切らしたのか推古さんはそうイフリートに聞いた。



「それは貴様にも言える話ではないか?」



と言い返すイフリート。


たしかに推古さんも何か持っていそうなのに何もしないからな。



「ほお?ならこちらから行こう。【+(ムルトス)】」



と言って高くジャンプをして後ろの壁を蹴ってイフリートの目の前を通った時、



「【+(ムルトス)】」



といいつつ真っ直ぐ殴りを入れた。


それに対してイフリートは下に下がって避けたが、あまりの速度に頭を少し掠った。


一方推古さんは攻撃をした後足と頭の向きを反転させていたので反対側の壁に着地をしてもう一度壁を蹴ってまた近づき、



「【-(ミヌス)】」



と言って今度はイフリートに火球にしていたであろう技を与えた。


すると、



「なっ...」



とイフリートは目の前がぐらついたのか浮いていたが崩れ落ちた。


同時に推古さんは天井を蹴り一緒に落下していた。



「【+(ムルトス)】」



そしてそう言って目の前にいるイフリートに真っ直ぐ殴りをいれた。



「なんだ、この程度か?」



と言いつつ地面に着地してそのまま一歩で壁まで近づき横に蹴り飛ばした。


殴られたイフリートは壁に衝突すると同時に砂埃を立てた。


そんな中に堂々とゆっくりと近づく推古さん。


近づいている時砂埃が晴れたが、



「なに?」



とそこにはイフリートがいなかった。


その次の瞬間、



「『炎系統魔術【大炎帝《フレイムエンペラー》】』」



と後ろから声が聞こえたと思うと、推古さんは炎の竜巻に巻き込まれた。



「油断とは、強者である故の驕りだ」



とイフリートは炎の竜巻を正面に見ながら言った。


しばらくすると炎の竜巻が消えた。


その中には火傷跡はいくつかあるものの何事も無かったかのように立っている推古さんがいた。



「私の攻撃を耐えるとは面白い」



と竜巻が消えてイフリートを見ながら言う推古さん。


"火耐性はないことはわかったが何故攻撃があまり効いていない...?"


と考えるのはイフリートだ。


イフリートはこの世界を作った時から推古さんには火耐性があると考えていた。


理由としては簡単でこの世界に閉じ込められた者は自身含め約3000℃の熱さに襲われる。


イフリート自身はこの程度の暑さは大したことは無いが普通なら即蒸発案件だ。


しかし世界に入場した瞬間、これだから大臣は嫌いだと愚痴を言えるほどに余裕そうに言っていた。


本来ならこの世界に入った瞬間蒸発するが、何事も無かったようにいる推古さん。


つまり何か火属性の攻撃を無効化する何かを持っているのだろうとイフリートは考えた。


なのでそれの第一候補として火耐性、というよりこれだろうという断定のもと攻撃をしかけてみた。


しかし、蓋を開けてみると推古さんはそんなものはないと言い切った。


しかし有益なことも掴めたイフリート。


まず、【大炎帝《フレイムエンペラー》】の時火傷跡は残っていた。


このことから火属性の攻撃は完全無効ではないのだろうと把握できた。


これはかなりでかい情報だ。


なぜなら、もしこの攻撃で火傷跡がひとつもなかった場合イフリートの使う技がほとんど効かない。


つまり普通に相性最悪という悲しい現実が始まっていた。


しかしそれは何とか回避ができたので倒せる可能性が微々たるが何とか増えた。


だが悲しいこともわかった。


それは推古さんの攻撃について。


火球や槍の勢いが急になくなったこと、炎がパット消えたこと、イフリート自身がぐらついたこと。


これらには共通していることがある。


それは勢いが一気に失っていることだ。


そしてその対象が物だけではなく、生物にも効いているといったところだ。


簡単に言うと推古さんの使う技のうち火球によく使っていた技を受けるともれなく勢いを失う。


いやある一つの技を受けた瞬間隙を生まさせるとかどんな化け物だよ。



「...貴様の技はかなり厄介なようだ」



といろいろ推古さんの能力を考えたのちそういった。



「厄介?ほとんどよけてばかりのお前が何を言う」



いやまあ確かにイフリートもよけてばかりで攻撃がしずらいのも言えているが...



「しかし貴様にも弱点はあることも分かった」



と嬉しそうに言うイフリート。


こんな完璧を体現したような人にそんなものはあるのだろうか。



「話している場合か?」



第二ラウンドの開始のようだな。



Bad Killer 56話 フレイムエンペラー                       fin.

            次回

実はイフリート、案外自棄になっているわけではなく今から勝つ手段がこれしかないと分かっていて速攻で高火力の攻撃を今撃っている。


しかも丁寧なことに拘束をいれつつ。


むしろ冷静じゃね。

          8月13日投稿予定

           お楽しみに!

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