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物語の続きを書こう
真理亜は、時折、自分の人生を振り返っていた。
真理亜が、見たこと、したこと、感じたこと、全てが前世に繋がっていたと、真理亜は知る。
一般的に、前世とは科学的に証明されるものではない。
しかし、真理亜は、未来では、スピリチャルサイエンスという学問が、どんどん発達していき、その一環として、前世の記憶の証明がされていくだろうと、確信に近いような感情を抱いていた。
前世、今世、来世において、考えてみる。
それらは、決して荒唐無稽な概念ではない。
それぞれの個の人生は、それぞれ違う魂の課題を背負っているのだ。
真理亜は、決して特別な人間ではない。
どうしても、やり遂げないといけない課題を背負っていた為、過去世の記憶を掘り起こし、宇宙からのサポートを受ける必要があった。
自分は、未来を変える一石を投じることが出来るのだろうか?
漠然とした感情を持つ。
曖昧な感覚のなかにいても、「自らの人生の歩みが、スピリチャルサイエンスの橋渡しになるのでは?」という特別な思いがあった。
書きかけの物語の続きを書こう。
真理亜は、思った。
例え、それが、今の時代で理解されないことだとしても
遠い未来では、当たり前の科学として認められることなのだから、
自信を持って、謎解きの物語を書こうと、自分で自分に誓った。




